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ヒスティマ~ゼロ~  作者: 長谷川 レン
第二章 旅の始まりと最初の国
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寝ぼすけ!!

よく晴れた天気の下で眠る少女。

正確にはかなりふかふかなベットで寝ている少女。

その付近に近づく小さな少女。


「カナ様。カナ様。もう朝なのです」

「ううん……。もうちょっとだけぇ……」

「ダメなのです。マヒ様が朝ごはんができたと言っていたのです。早くいかないと迷惑なのです」


幼さの残る少女の肩を一生懸命揺する少女は困惑した顔。

どうしても起きてくれない少女を起こすべく、揺する以外にもくすぐったり、頬をつねったりしてみたが起きない少女。


「もう少し……。むにゃむにゃ……」

「はぁ。仕方ないののです。こうなったら……」


少女は意を決し、起きない少女を仰向けにしてからベットから少し離れ、ベットに向かってちょっとダッシュし――、


「起きろなのです! この寝ぼすけ!!」


――思いっきり腹に肘入れタックルをかました。


「うぐッ!?」


苦痛に顔を歪め、お腹を抱えてプルプル震え始めた少女。


「き、今日のは……。か、かなり強め……なんだね……」


かなり良いところに入ったらしくなかなか震えが止まらない。

顔を見ると、きっと涙混じりの目になっているのだろう。


そんな中で、少女をやっと起こした少女は誇らしげに腰に手を当て、得意気にしている。


「ふふん♪ 今日は辺りどころが良かったのです。さぁカナ様。ご飯なのです。すぐに支度するのです」

「はぁい。……この起こしかた、どうにかならないかなぁ?」

「どうやっても起きないカナ様が悪いのです」


そうして寝起き少女、カナは部屋を出ていった少女、ティマが出ていくと、また再びベットにもぐ――


ガチャ――


「さ、さーて、着替えようかな♪」


致し方なく私は顔を洗って髪をとかし、着替えてから部屋を出て、朝食を食べるべく食堂に向かったのだった……。


ちなみに洗面器やらは全部部屋にありましたとさ。

もう屋敷じゃなくてホテルだよね?


知らないけど。



朝食はカラフルな料理が並ばれていて、その中でも、マイナーだが、スクランブルエッグが一番美味しかった。

口の中でとろけるような感触と、それに和をかけるようにして、ほんわりとする甘い味がしてとても美味しかった。

誤字、脱字、修正点があれば指摘を。

感想や質問も待ってます。

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