ちゃんとした自己紹介……な、ハズ……。
と、まぁいろいろあって。
改めて、ちゃんとした自己紹介をする事となった。
「私は篠桜真陽っていいますぅ。型は装備型ですぅ」
「俺は禅幣ルーガ。型はさっき見たとおり、装備型だ」
「ふむふむ。どっちも装備か~♪」
納得したように、首を縦に振る。
そして、定番の言葉を言う。
「しっつも~ん♪」
「却下ですぅ」
「答えるわけねぇ」
瞬く間に断られた……。
「えぇ……まだ質問しか言ってないのに……」
「絶対変な質問くるですぅ」
うんうんと、ルーガは首を何度も縦に振る。
ひどいな~。
マヒちゃんのスリーサイズを聞こうとしただけなのにぃ♪
「それを普通は変な質問って言うのです」
なんでティマちゃんはそんなこと言うのかな~。
ちなみにルーガちゃんのはスリーサイズを知っているから問題ないね♪
でもあれね♪
考えが読めないようになる魔道具が必要ね……。
「そんな魔具使っても私には意味がないのです」
「じゃあ世界中探せばあるのね♪」
「防ぐだけなのです」
「頑張って探してみようかなぁ♪」
「探すなら深海を探してみないといけないのです」
「問題ないわね♪」
「「ないの!?」」
っと、話が脱線しちゃった♪
閑話休題♪
「で? マヒちゃんのスリーサイズは?」
「話を進めるのです!!」
スパァァンッ! と魔法で作られたハリセンはいい音が鳴った。
マヒちゃんとルーガちゃんは微妙な顔をしていたけど、ティマちゃんが何度も頭を下げると、たちまち呆れ顔になった。
そしてティマちゃんはこちらに振り向くと……。
「これ以上ふざけると、カナ様であろうと容赦はしないのです」
「り、りょうか~い……」
ハリセンを構え、怖い顔で脅すティマちゃんについそう言ってしまった。
これじゃあ面白くない!
ティマちゃんがハリセンを構える。
「え、えっと……何の話だっけ?」
「自己紹介ですよぅ。なんだかんだあっても、私たちはまだ知り合い程度ですぅ」
「カナの自己紹介でほとんど時間削れたけどな……」
そういえばそうだった。
「そんなことよりカナは何型なんだ? あれだけ長かったのに聞いて無いんだけど……」
「え? ちゃんと紹介したじゃない♪」
「誰を……ですぅ?」
まったく気付かなかったってこと?
今も隣にハリセンを構えて佇んでるのに……。
……そこまで神の認知は低いんだ……。
しょうがない。
私がちゃんと広めてあげるか♪
「私は神型。神と契約して戦う神使いなの♪」
「はぁ?」
「えっと……まださっきの冗談を続ける気ですかぁ?」
「ちなみに神と契約できるのは最大で2人よ♪」
「聞いているのですかぁ!?」
マヒちゃんが抗議するが、残念。
そんなもの聞かない。
ティマちゃんの認知を少しでも上げないと、世界は完全に悪魔に支配されてしまうのだから……。
と、そのとき――
――オオオオオオオォォォォォォォゥゥゥゥ!!!!
「「!?」」
重苦しい、鈍重の雄叫びが、この屋敷を包んだ。
誤字、脱字、修正点があれば指摘を。
感想や質問も待ってます。




