Cycle1? Day7 9.8 月曜日。その後は永遠に繰り返される日々。
Cycle1? Day7 9.8 月曜日。その後は永遠に繰り返される日々。
昨日何が起きたか、君には話せない。
今日何が起きたか、君には話せない。
昨日は退屈に聞こえる。
今日は退屈に聞こえる。
昨日、僕たちは男子トイレでジャンプして、今にも落ちそうな電灯に触った。
今日、僕たちは男子トイレでジャンプして、今にも落ちそうな電灯を押し戻した。
昨日、僕たちはすでに昨日を通り過ぎた。
今日、僕たちは今日も通り過ぎていく。
昨日は273日あった。
今日は272日だ。
落ちそうな電灯が、僕たち唯一の娯楽だ。
僕たちは校舎から食堂へ走る。食堂から校舎へ走る。転ぶことが唯一の変化だ。怪我をすることが唯一の変化だ。
今日も母さんに電話していない。
終業のチャイムが鳴ると、僕は立ち上がり、男子トイレへ行き、そして次の授業のチャイムが鳴る前に戻ってくる。
赤茶色の影は霧のように目の前で薄れていく。まるで毎回、目の体操が終わった後に見る光景のようだ。その後の永遠に繰り返される日々。
彼女の姿を思い出そうとしても、もうぼんやりとして定かではない。なにせ僕たちは三度しか会っていないし、彼女は一度服を着替えている。
最初はまだ薄茶色のスーツだった。その後はアイボリーのオーバーサイズシャツで、手すりに寄りかかる時はその上に羽織ったりしていた。しかもズボンも違う。僕たちのあの大根みたいな青いジョガーパンツに比べて、彼女のあれは明らかに高い。あのきれいなカーキ色なんて、見るからに3桁はしそうだ。
ましてやハイウエストのストレートワークパンツだ。僕より背が高く見える。
あ。僕は紙の上の黒い線をぼんやり見つめる。これのどこが「ぼんやり」なんだ。
深く息を吐き出し、僕は時計を見上げる。11時15分、あと25分で食事だ。第一陣の食事順はやはり最高だ。少しうつむき、クラス内に視線を巡らせる。先生はいない。
はあ。
また顔を上げる。どうして同じものを着ているのに、あの子が着るとあんなに可愛いんだろう。
斜め前のショートカットの女の子は真剣に何かを書いている。毛先の緩くまとまった髪が、ゆらゆらと揺れている。明明僕たち同じ服を着ているのに。どうしてこの制服が僕の上だと、まるでどこかの不良品みたいに見えるんだろう。
……自分でも外貌(見た目)にコンプレックスを持つとは思わなかった。
どうしていいかわからず膠着状態に陥る。過去三日間の記憶が突然僕の名前を呼び、僕は思わず応答し、思い出の砂時計に巻き込まれていく。なぜだかわからないが、僕は必死に手を伸ばし、何かを掴もうとする。地理の解答用語、一番高い山と一番深い海、特殊な構造の岩石や土塊、あるいは1453年の帝国の滅亡、囲い込み運動とジレジアの織工の歌、決してはっきりと見ることのできない横顔、少し広がった二つの耳と赤茶色の髪。
272日。
ペンを強く握りしめ、テスト用紙にAと書く。272日後の次の日なんて想像できないし、考えたくもない。何かが急速に離れ去ろうとしていて、耳元で大きな風圧音が鳴り響く。僕は切迫して手を伸ばす。でもあの黒いショートカットの女の子は僕と列一つ分離れていて、彼女に会ってからもう400日以上経つ。でも僕は何も変えられていない。なのに蘇商辰に会ってから、また勝手にあの女の子を見てしまう。
そして実際、何の意味もない。と僕は自分に言い聞かせる。自分が十分に重要になる未来を想像する。彼女たち二人は根本的に僕とは無関係だ。今までずっと、僕が一方的に何か特別なものを得ようと徒労を繰り返してきただけだ。
本当の現実には何も起こっていない。
立ち上がると、少し腹痛がした。トイレに行こう。トイレットペーパーを数枚引きちぎり、トイレに行こう。そう自分に言い聞かせ、立ち上がり、徐承宇にどいてもらうように合図して、教室を出る。
少しめまいがする。事実、めまいは正常だ。別に熱があるわけでもないのに、毎日あんなふうに座り続けていればめまいもする。僕はゆっくりと歩く。めまいがひどくて目を細めて歩くしかない。まるで何かが僕の髪を掴んで上へ引っ張っているかのようだ。僕は歩きながら、自分の顔の感覚が少しなくなっているのを感じる。
本当にめまいがひどい。僕は少し目を閉じ、それでも歩き続ける。目を開けると、すでにかなりの距離を歩いていた。時間は過去の700日以上と同じように流れ去ったようだが、今初めてそれを感じた。めまいを抱えたまま歩き続ける――あ、ちょっと違う、給水器のそばまで来てしまった。僕は壁に手をついて少し休み、また歩き出す。もうすぐトイレだ。周囲のすべては依然として静かに存在している。僕だけが回転している。微小で巨大な運転音が聞こえてくる。無数の鋭い細い音が一つに集まったような音だ。
歩き続ける、歩き続ける。
トイレのタイルの上に足を踏み入れた。
歩き続ける、歩き続ける。
タイルに水があったので、僕は転んだ。
倒れる時は不思議と痛みはなかった。雲の上に倒れたわけでもなく、依然として固く冷たいトイレの床だ。うつ伏せに倒れたので、視界の半分が黒くなり、それから徐々に真っ暗になった。
次に目が覚めた時は、またひどくはっきりしていた。
体全体がとても軽い。
急いで顔を洗いに行く。鏡を見ると、胸元がびしょ濡れだったので、水でまた洗い流す。顔もこすってみると、顎に赤黒い血がついている。水で洗い流す。それはどうやら首の傷だった。喉の上あたり。
鏡の中の顔は何事もなかったかのように、相変わらずのあまり良くない顔面だ。まるでさっき転んでなどいないかのようだ。
お腹はもう痛くない。
トイレットペーパーで顔を拭き、服に何か付いていないか確認するために下を向く。僕は転んだのか、それとも気を失ったのか?わからない。少し眠ったような気がする。でも誰にも見つかっていない。
僕は廊下に戻る。相変わらずの沈黙だ。今は歩くのがとても軽い。さっき何が起きたのかわからない。廊下には相変わらずの日々の沈黙だけがある。僕は気分がいい。
僕は後ろのドアから教室に滑り込む。濡れた服をみんなに見られたくないからだ。火曜日のように、腰をかがめて席に戻る。徐承宇を叩くと、彼は相変わらず問題を解いている。今は静かな自習の時間だ――
「おい、どうしたんだ?服に水でもかけたのか?」
「……さっき転んだんだ。」
僕は言う。「ちょっと見て、顎。」彼に向かって顔を上げる。「地面に擦りむいたみたいだ?」
「おお、本当だ。」
「――実は気を失ったのかもしれない。」僕は少し興奮して彼に話す。「前に頭が痛いって言っただろ?」
「マジか、そりゃちょっと深刻だぞ。休まないのか?」
「でも今はすごく調子がいいんだ――」
「やめとけ、早く休暇を取って帰れよ。後で行くのか?」
「ああ、うん。」
僕は言う。低く抑えた自分の声が、空気の中で興奮に震えているのを聞く。
時計を見上げると、11時35分。どうやら僕は地面に5分ほど突っ伏していたらしい。
本当に残念だ、せっかく第一陣の順番だったのに。と思う。昼飯は食えないな。
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【注釈】
第一陣:中国の高校で、食堂の混雑を避けるためにクラスごとに分けられた食事時間。第一陣が一番早く食べられる特権的な順番。
赤茶色の影:蘇商辰の髪の色。
1453年の帝国の滅亡:オスマン帝国による東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の滅亡(コンスタンティノープルの陥落)。世界史の重要なターニングポイント。
ジレジアの織工の歌:1844年にプロイセン領ジレジアで起こった織工の蜂起を歌った詩(ハインリヒ・ハイネ作)。世界史や国語の教材として扱われる。
不良品:原文は「唐氏综合征患者(ダウン症候群)」。中国のネットスラングとしての自嘲表現だが、日本でそのまま訳すと差別用語になりかねないため、同様の「居心地の悪さ・不格好さ」を表現する言葉として「不良品」に置き換えた。




