表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界のルシャトリエ  作者: 電くらげ
55/73

第一章 08-05

 食料や薬草などを手分けして革製のリュックとウエストポーチに詰め込み、コヤネとウズメはコートをマヤはケープを羽織った。


「あ、お金も持って行こう。」


 銀貨の袋5つをコヤネとウズメが2個ずつ、マヤが1個ウエストポーチに入れた。どれだけの価値があるのかわからないが、旅にはそれなりに必要だろう。


 カーテンやテーブルクロスで少しかわいくなった山小屋をあとにするのは、少し残念だった。せめて兄と一緒に夕飯くらい食べたかったなと3人は思いながら、暗くなった森へ入っていった。


 地図から推測すると、パレードを行っていた広場から東の方角に、大きな門があるようだ。すごく大雑把な地図だが、そこから一本道でそのまま東に向かうと小さな街がある。その先は何も書かれていない。


「勇者が向かったってことは、どこかに泊ると思うの。この街に行ってみよう。」


 と、コヤネ。


「そうねぇ、野宿しそうにないもんね、あの人たち。」


「ユウ兄は絶対野宿しそうだね。」


 食事をして少し休んだのがよかったのか3人とも元気だったので、わりと早く森を抜けて城の広場の東端までやってきた。

 木々に隠れてはいるが、大きな門がかなり先の方にあるのが見える。今日の夜空は雲が少なく、月明かりが周囲を静かに照らしている。


 ウズメがふと立ち止まった。


「あの門って国境みたいなものよね。門番みたいなのがいるんじゃないかな。そんなに簡単に出れないと思うよ。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ