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全物創主  作者: omochi
竜泉王国潜入篇
33/34

二十九話 旅

 ギドはベッドの上でぱちくり目を覚める。

「馬鹿が。」

とリオス。

「違うわ。短気(ガブリエル)が殴りかかってきたんだよ。」

「そういやそうだな。」

「まあいい。お前等には今から竜泉王国へ行ってもらう。」



 「お~すごいね。」

ギドが城壁に囲まれた街を見ながら言った。周りには木々が生い茂り、新緑の色が目を圧倒する。

「ここが、竜泉王国だ!」


「竜泉王国は外国との交流が盛んで様々な商品が売ってある。ほらな。」

ギドはそういうとツボを指さした。

「幸せになれるツボだ。一つ三百万だ。」

「詐欺?」

「詐欺。」


「さて、それでは言いたいことがある。」

「愛の告白?」

「クレイジー。はなしもどすぞ。お前さ、宮殿の中入ったら敬語使えよ。」

「え、無理。」

「は?」

「チャームポイントだから。」

「死ね。」

「はいはい、分かった。じゃあ敬語にする能力作る。」

「OK。」


「レア能力の「貴敬者」か・・・てかなんでお前寝てんの?」

「能力創造により大量のエネルギーを消費したので。」

「きも。」

「酷いですよ。」

「きも。」

リオスは地面にうつぶせである。ギドが左足で蹴った。


「ほんじゃ、ご病気のお姫様助けに行こうか。」

「タイミングはどうします?」

「お姫様たとえばAでいいや。Aが一人で歩いてる時がねらい目だな。A操れへん?」

「無理ですよ。」

「そうだな。催眠術師でも呼ぶか?」

「幻覚作用のある能力を持つ者を探しましょう。」

「そういえば、レンの能力でいけるんじゃね?」

「エア。統括医師に幻覚能力はありますか?」

「何やってんの?」

「これは、単核知能所謂AIです。」

「いつゲットしたん?」

「この前レンと契ったときですよ。」

そんな話をしているとリオスの脳内に声が響いた。

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