虐めてないよ
「昨日、あの副団長とヤった?」
「……や、やった?どういう意味かな?」
六花にそう言われて、答えに窮する。
バレてる?完全に個室だったし、見られていたなんてことは無いと思うが……ヤったことがバレるのは良くない……よな……。敵対視してるみたいだし……。
「あのネイテールとかいう女とセックスしたの?」
はっきりと聞かれる。
「……いや?どうしてだ?ほぼ初対面だぞ?そんなことになるわけないだろ……」
なんとか誤魔化したい。敵の女と肉体関係の男なんて、チームとして許容してもらえないだろ……。
大丈夫だ。ボロを出さなければバレることはないはず。
「ほんとに?」
「当たり前だ。……春華たちじゃあるまいし……はは……」
まったく、下半身がだらしない奴らだ。いくら世界が変わったからってそんな……
「………………」
…………?六花は俺を見ていなかった。……隣か?俺はそちらに目を向けた。
…………千秋、お前……。
耳を真っ赤にして俯いている。
「千秋ちゃん、優希は気持ち良さそうだった?」
「っ!…………」
千秋は顔をさらに赤くし、顔を逸らす。
おまえ……くそっ、そうだ千秋はあの部屋にいた。ずっと俺が襲われてたのを見てたんだ。
六花が俺に向き直った。俺は目を合わせることが出来ない。
「優希、気持ち良かった?」
「………………」
バレたな……どうするつもりだ……?俺はどうする?謝るべきか?くそ……俺は襲われた側だ、やりたくてやったわけじゃないことを説明して……信じてもらうしかないか。
「……別に怒ってないよ?」
「……へ?」
怒ってない?咎められているわけではないということか?
「ボクも優希のことエッチだなーって思ってたから。襲われたんだろうなって思っただけ」
六花はそう言って立ち上がり、俺の隣に腰掛けた。
「え……え?」
え、エッチ?俺がそう見られてるって?……ていうかなんで隣に座ったの?
「…………ふぅ……。やっぱりエッチな感じ」
スンスンと匂いを嗅いで、長い息を吐いた。太ももに手を置かれる。
俺は嫌な予感がして立ちあがろうとしたが、手に力を入れられ戻される。
「本番はしないから、安心して。ただ、ボクもそろそろ我慢できなくなってきてるから。使わせて欲しい」
六花はそう言うと俺の体を弄り始める。
「いや、ストップ。分かった……補給だな?乳首だ、乳首でどうだ?」
俺は急いでTシャツを脱ぎ、六花に乳首を見せつける。……ひ、必要なことだ。
「…………いいの?」
「あ、ああ……」
「ありがとう。ボクのも吸っていいよ」
六花は言うや否や上着を脱ぎ始めて下着姿になった。デカすぎる谷間がさらけ出される。
「え?あ、いや、大丈夫だ、俺のを吸って満足してもらえれば……俺は補給は必要ないから、六花が吸うだけでいいんだ」
「遠慮しなくていいよ。ボクのすごく大きいし……好きでしょ?男の人すごい見てくるからね」
そう言ってブラを外した。いや、でっか……。
「じゃあ、食べるね?ボクのは好きに触っていいよ…………はむ」
巨大な山脈を前に呆然としている俺をよそに、六花は俺の右脚に跨ると、吸い付いた。
「あ…………ちょ、六花…………」
俺は六花の手を押さえつける。……が、女子高生に力で敵うわけもなく、なんの抑止にもなっていない。
「んちゅ…………すご……これ……んふ…………おいし……」
お気に召したようで、動きが激しくなる。
「ちょ、六花……ストップ……」
呼びかけるが、全く止まる気配がない。
マズい……いつもこうなる……年下の女の子に迫られて抵抗できない……。
「や、やめてっ!優希をいじめないで!」
もがいていると、千秋が立ち上がり叫んだ。思わぬ所から助け舟が来た。その声で六花の俺を弄ぶ動きは止まり、唇が離れていった。
「………………」
六花はジッと千秋を見つめる。千秋は勇気を出して止めに入ってくれたが、ピークはそこまでのようで既に萎縮し始めてしまっている。
「虐めてないよ。優希も喜んでる」
「い、いや、俺は……」
「優希……気持ちいいの……?」
「へ?あ、いや、そりゃ気持ちいいけどだからって……ぐうっ…………」
「そうだよ。気持ちいいんだよ。千秋ちゃんも一緒に気持ちよくしてあげよ?」
「う…………ぐ……ちょ、まっ……」
身体を弄られる。快楽が邪魔をしてどう説得するべきか、考えがまとまらない。手が触れているだけでも魔力が吸われているのがわかる。
「ほら、千秋ちゃんはどうやって気持ちよくしてあげたい?」
「……ち、ちあきは…………ち、ちゅーしてあげる……」
千秋は少しの間を置きそう答えると、素早く俺の前に膝立ちで跨った。
……それお前がしたいだけだろうがっ。あ、待て……くそぉ……。
「優希……ちあきも……気持ちよくしてあげる……ね」
「待て千秋、よく考えろ。俺は今きもち……んむっ」
顔を押さえられ唇を奪われる。
……嬉しそうな顔しやがって。これは俺がウェリアとかいう体質であることが原因なんだろうが……こんな狂わせるほどなのか?
「じゃぁボクはこっちもらうね」
そうしてしばらくの間、俺は二人の女の子に弄ばれるのだった。
「ふぅ……」
終わった……。
六花は俺の脚にしがみつきビクビクと震えている。しがみつく六花の柔らかい体を脚に感じながら、千秋とキスをしていた。
「な、なにしてるの…………?」
脱力してくつろいでいたら、春華と賢斗が帰ってきた。
…………忘れてた。




