第八十四話 ロゼリアの右腕 〜立花翔真編〜
〜立花翔真の視点〜
――――古代迷宮、50階層付近
ニーヒャ討伐を目指し、順調に階層を降りて行っている翔真達は、やがてニーヒャが生息されていると言われている『地下50階層』にへと足を踏み入れようとしていた…….
「さてと……。 そろそろ、地下50階層に辿り着きそうですが……。 皆さん、どうですか? 『戦いの準備』は出来ていますか?」
傭兵メルナは、そう翔真達に向かって問い掛けると、翔真はすかさず返答した……。
「あぁ、勿論準備万端だぜ……ッ! 遂に、討伐対象であるニーヒャとの御対面か……ッ!」
翔真達は、腰に掛けている袋から『閃光玉』を取り出してニーヒャとの戦いに備えた。
そして、意を決してゆっくりと地下50階層への階段を静かに、なるべく足音を出さない様に慎重に降りて行った……。
すると、長い間の沈黙を経た後に、何やらアケミが前方を指差しながら囁き声で翔真達に話し掛けた……。
「おい、彼処を見ろよショウマ……! この先に、明らかに今迄とは違う雰囲気を醸し出している『謎の大きな空間』が在るぞ……! もしかしたら、彼処にニーヒャが潜んで居るのかも知れねぇな……!」
「あぁ、そうみたいだな……。 何だか、緊張感がヤベェな……」
ゴクリと翔真は生唾を呑み込みながら、自身の手汗に塗れた頼みの綱である閃光玉を力強く握り締める……。
やがて、ニーヒャが潜んで居るであろう謎の大きな空間に辿り着くと、傭兵メルナが翔真達に向かって忠告した。
「どうやら、地下50階に辿り着いた様ですね。 一先ず、傭兵として雇われたこの私が、責任を持ってこの先を見て来ます。 なので翔真さん達は、私が戻って来るまでの間、此処で待っていて下さい……」
「いや、待って下さいっ! この際ですから全員で、一緒に行きましょうよメルナさんッ!」
「……この先には『罠』が有るのかも知れないのですよ? 全員で向かうのは些か無謀ではありませんか? 少なくとも、二人ぐらいの人数は、この場で待機するべきだと思いますが……?」
「おいおい、御二人方? こんな所で言い争ってる場合かよ? じゃあ、こう言うのはどうだい?」
「急に何ですかバルタイルさん? 何か、提案が有るみたいですが……?」
すると、翔真とメルナとの会話に割って入って来たバルタイルが、二人にとある提案を持ち掛けた。
「この中で、最もダンジョンの『探索経験』が有るのは恐らく、この私だろう。 だから私が、この先に罠が設置されているのかいないのかを、しっかりと調べようと思うんだ」
「然し、それではメルナさんの役割がバルタイルさんに置き換わるだけなのでは……?」
「大丈夫だ。 翔真とメルナ達には、私の『バックアップ』を頼みたいんだ。 これが、メルナが提案している内容との相違点だ。 これで『全員で協力』する事が出来る上に、最小限のリスクに抑えられるんだ。 どうだい? これなら、メルナと翔真との利害が一致するんじゃないか?」
「う~ん……。 俺は、良いですけど、メルナさんもそれで良いですか?」
「ふむ……。 まぁ、良いでしょう。 確かに、バルタイルさんなら私よりも遥かに経験が豊富でしょうから、この私が先頭に立つよりも貴方に任せた方が賢明と言えますね……」
「ふぅ、何とか納得してくれたみたいで良かった……。 じゃあ、早速確認しに行って来るよ……」
そう言うとバルタイルは、慎重に歩みを進めながら周囲に警戒を張り巡らすと、冷静な手付きで近くに罠が設置されていないかの確認を取り始めた……。
そして、バルタイルが安全を確認した後に、翔真達もゆっくりとした足取りで付いて行った。
すると、ふとバルタイルが翔真達に話し掛けた……。
「ふむふむ? どうやら、今の所は特に罠が張ってある様子は無いが、何やら『何者かの気配』はしているな……? おい、試しに誰かこの辺りに閃光玉を投げてみてくれないか?」
「え、良いんですか? そんな事をしたら、ニーヒャの事を刺激しちゃうんじゃ……?」
「良いから投げてみろ。 仕方無いな、翔真が投げる気がないのなら他の誰かでも良い。 早く投げてくれないか?」
バルタイルは、翔真達に閃光玉を投げる事を強要すると、直ぐにロゼリアが手に待っている閃光玉を適当に投げ始めた。
「それでしたら、この私に任せて下さる? えいっ!」
「おぉ、助かるよロゼリア」
ロゼリアは、バルタイルに言われた通りに閃光玉を遠くの方へとポイッと投げた。
すると、地面に叩きつけられた閃光玉は、やがて眩い光を辺りに発した。
「うっ、眩しい……っ!」
余りもの眩しさに、翔真達は思わず目を背ける……。
「だ、大丈夫ですか翔真さんっ!?」
「あぁ、大丈夫だ! リセスは平気か……っ!」
「私は平気ですよっ!」
そして、徐々に閃光玉から発せられた光が弱まっていくと、バルタイルが翔真達に語り掛けながら、ある一点に向かって指を差し始めた……。
「所で、御二人さん。 呑気にも談笑をするのは止めにして『アレ』を見てくれよ」
「えっ、……アレって?」
翔真とリセスは、バルタイルに言われた方向を見てみると、其処にはピクピクッと痙攣を起こしているコウモリ型のモンスターが地面に横たわっているのが目に入った……!
「ま、まさか……ッ!? アレがニーヒャなのか!?」
「あぁ、そのまさかだ。 どうやら、ずっと姿を隠して俺達の事を見張ってたらしいな……。 よしっ、このまま一気に畳み掛けるぞ!」
どうやらバルタイルは、暗闇に身を隠していたニーヒャの存在に、このフロアに足を踏み入れた時から勘付いていたらしく、ニーヒャの不意打ちを突く為にも、翔真達に閃光玉を投げてくれと御願いしたとの事だ。
「流石です。 良く気が付きましたねバルタイルさん。 私達はニーヒャは今頃眠っている最中だと勘違いしていましたが、どうやらニーヒャはとっくに起床して、私達の事を見張っていたのですね……?」
「そう言う事だ。 皆は、閃光玉を投げる事によって、眠っている筈のニーヒャの事を起こして仕舞うのではないか? ……と思っていたみたいだが、実際には『その逆』だったって訳だ。 そして閃光玉の御陰で、思わず目を眩ましたニーヒャが伸びてしまったんだよ」
ニヤリと微笑みながらバルタイルは、倒れているニーヒャの下へと近寄って行く……。
「よっしゃあーッ! んじゃあ、アタシがポンポンと閃光玉をニーヒャに投げ付けとくから、その隙に誰かがニーヒャに『トドメ』を刺すんだぜッ!」
アケミはそう言うと、どんどんと閃光玉をニーヒャに向かって投げ付けていく。
アケミが投げた閃光玉をモロに食らったニーヒャは、段々と身体が眩い光に包まれていくと、『光に弱い』ニーヒャは1ミリたりとも動けなくなる程に身体が硬直し始めてゆく……。
行動を完全に封じられたニーヒャは、もはや抵抗の手段を無くしていて、この状況は翔真達にとっては正に絶好のチャンスではあったのだが……。
周囲に発せられている、閃光玉の『余りもの明るさ』の所為により、翔真達はニーヒャの姿を完全に見失って仕舞ったのだった……!
「うぅ……っ! ま、眩し過ぎますぅ……っ!」
「リセス御嬢様。 今の内に貴女のスキル【絶対防御】を発動しておくべきですよ? 『もしもの時』に備えてね?」
「えっ! その声は『カートス』さんですか? はい、分かりました! 【絶対防御】発動っ!」
リセスは、カートスに促されるままにスキル【絶対防御】を発動させた。
これにより、リセスは数分の間だけ無敵状態になった。
「ナイス判断だ、カートス! リセス御嬢様の事だけは、命に変えてでも絶対に護らなければいけませんからねっ!」
「それよりも、この状況をどうしますかねぇバルタイル? 御互いの姿すら見えない状態で武器を振り回すのはリスクが高過ぎますよ?」
「そうだな……。 一旦誰かしらの姿が見えるまで、この場で待機する事にするか。 ニーヒャの動きも封じた事だしな……。 皆も、それで良いな?」
「分かりましたバルタイルさんっ! って事で、頼むからアケミも閃光玉を投げるのは一旦止めてくれないかッ!?」
翔真から注意されたアケミは、調子に乗って投げ続けていた閃光玉を持つ手をピタッと止めた……。
「お、了解したぜショウマ! 確かに、目の前が真っ白でニーヒャの位置が分かんねぇやっ! あははっ!」
「あはは、じゃないだろアケミ……? まぁ、別に良いけどさ……。 閃光玉の効果が切れたら、遂にニーヒャの討伐開始だからな……」
すると、アケミが不意に、『謎の呻き声』が聴こえてくる事に気が付いた……。
うぁぁ……ッ。 あぁぁああ……ッ。
「あぁ……? なんだか、さっきから苦しそうな『女の声』が聴こえて来ねぇか……? この場には、アタシ達とニーヒャ以外には居なかった筈だよな……?」
「確かに、この謎の声は気になりますね……? 皆さん、なるべく周囲の警戒を怠らぬ様に、心掛けて下さいね……?」
「あぁ、分かったよ。 心得たぜ、メルナ……」
翔真達は、メルナに言われた通りにその場で待機してニーヒャとの戦いに備える事にした。
そしてやがて、徐々に閃光玉から発せられた光が消え掛かった頃合いだった………!
「ぅ……ッ! うぁぁ……ッ」
何やら、ロゼリアが苦悶の表情を浮かべながら、右肩を痛そうに抑えた状態で蹲ってる姿が、翔真達の目の前に現れ始めたのだった……!
「ハッ!? ろ、ロゼリアッ!?」
「くっ……うぅぅ……」
「ど、どうしたんだよロゼリアッ!? 今の、一瞬の間に一体何が起こったんだよッ!?」
すると、バルタイルが冷や汗を掻きながら、ボソッと言葉を漏らした……。
「不味い事になった……。 『この場に倒れていた筈のニーヒャの姿が何処にも見当たらない』だと……? くっ、それよりもロゼリアの容態はどうだ?」
翔真達は右肩を抑えているロゼリアに近寄ると、何故彼女が苦しそうにしているのかを瞬時に悟った……。
「ロゼリア……!? お前、『右腕』はどうしたんだよ……!?」
ロゼリアの周りには、赤黒い血溜まりが出来ていた……。
そして、翔真は気が付いた……。
『動けない筈のニーヒャ』の手によって、無惨にも切断されて仕舞ったロゼリアの右腕が、翔真の足元に落ちている事を……。
「あ、あぁぁああッッッ!? そんな……ッ! 嘘……だろ?」
「これは……何とも痛ましい。 どうやらニーヒャの攻撃を受けた事によって、その攻撃の衝撃に耐えられなかった右腕が身体から千切れて仕舞った様ですねぇ……。 これは今直ぐに止血しなくては、何れ出血多量で、ロゼリアさんは死に至って仕舞いますねぇ……」
「そ、そんな……ッ!?」
すると、カートスはビリっと自分自身が羽織っているコートを破り、即席の止血用の布を作った。
そしてカートスは、素早い手付きで、その止血用の布を優しくロゼリアの右肩に巻いて上げた……。
「ふぅ、一先ずこれで一応の止血は出来た筈ですが、かと言って安心は出来ません。 仕方ありませんねぇ……。 私はロゼリアさんを担いで地上へと戻ります」
「カートスさん……。 本当に貴方一人で地下50階から地上にまで戻れるんですか……? それもロゼリアさんを担ぎながらなんて無謀ですよ……」
傭兵メルナは、諦めたかの様な口調でカートスに問い掛けた……。
「いえいえ、この位余裕ですよ。 兎にも角にも、ロゼリアさんの傷口を早く手当てしなければいけません。 翔真さん、貴方が持っている『回復薬DX』を御借りしても宜しいですね?」
「あ、あぁッ! 勿論良いぜ! ほら、ロゼリアッ! 早くこの回復薬DXを飲んで、少しでも気を楽にするんだ……ッ!」
「お、お兄……様。 申し訳……無いですわね……っ。 私、皆の足を引っ張っちゃって……ッ」
「説教は後で幾らでもしてやるからッ! だから今は兎に角、この回復薬DXを飲んでくれないかッ!」
「は、はいっ! んっ……ゴクゴク……ッ!」
ロゼリアは翔真に急かされるままに、手渡された回復薬DXを一気に飲み干した。
やがて、傷口の痛みは僅かに和らいだものの、立ち上がろうとするとフラフラと足元が覚束ない様な気がした……。
「無闇に立ち上がろうとするなロゼリアッ! それでは、カートスさんっ! ロゼリアの事を、頼みましたよ……ッ!」
「了解です翔真さん。 それでは、私とロゼリアさんは一目散に地上へと戻り、そのまま近くの街に在る病院に向かい、ロゼリアさんの怪我の治療をして貰います。 あ、因みにお金の事は気にしなくて結構ですよ。 念の為にバルタイルから『金貨20枚』程を貰っとくのでね」
カートスは、チラっとバルタイルに向かって目配せをする……。
「あぁ、分かったよカートス。 ほら、金貨20枚だ。 お前が既に持っている金貨と合わせれば『30枚』にもなる。 これだけの金貨があれば、ロゼリアの怪我の治療費が足り無いと言った様な悲惨な事態には陥らない事だろう」
「と言う訳です。 それでは、翔真さん達は引き続き、消えたニーヒャの捜索を行って下さいね。 それでは、行きましょうかロゼリアさん」
「えぇ、行きましょうカートスさん……。 御迷惑を御掛けして本当に申し訳ないですわね……」
カートスは、ゆっくりとロゼリアの身体を抱き上げると、足早に地上へと向かった。
然し、何故かそのカートスの行動に対して、ロゼリアは赤面している……。
「カ、カートスさんっ!? な、何で『お姫様抱っこ』なんですの!?」
「これの方がスピードが出るんですよねぇ。 それでは、更に加速しますよぉ〜……ッ!」
「うぅ……凄い風圧ですわ……ッ!」
ロゼリアを担いだカートスは、途轍もないスピードで階段を駆け上って行ったのだった。
残された翔真達は、切断されたロゼリアの右腕と、彼女が落とした武器の『使命の剣と盾』を見ながら無言になっていた……。
すると、無言に耐え兼ねたリセスが、咄嗟に口を開いた……。
「一先ず、ロゼリアの右腕と剣と盾は私が持っていますね……」
「あぁ、確かにリセスが持っている方が良いかもな。 それじゃ、その事についてはリセスに任せるか……。 それで、肝心のニーヒャは何処に隠れたんだ……?」
翔真は、キョロキョロと辺りを見回しながら、目を凝らして見失ったニーヒャの事を探し始める……。
「仕方ねぇ。 取り敢えず、アタシがもう一回閃光玉を投げてみるよ。 そりゃ!」
アケミが投げた閃光玉は地面に落ちた瞬間に眩い光を発したが、今度はニーヒャの姿は一向に現れなかった……。
すると、翔真が傭兵メルナの異変に気が付いた……。
「メルナさん……? 何だか顔色が悪い様ですが大丈夫ですか……?」
すると傭兵メルナは、その翔真からの問い掛けに対して、声を震わせながら返答した……。
「いえ、只々申し訳ない気持ちで一杯なんですよ……。 私の依頼主であるロゼリアさんの事を守れなかったのが、悔しくて仕方がないんです……」
「メルナさん……。 そんなに、自分自身の事を責めなくても……」
「いえ、私は私自身を責めざるを得ないんです……。 何故なら、私は此処に辿り着く迄の間にロゼリアさんに対して、幾度と無く『とても酷い事を』言って仕舞ったんです……。 なので、この戦いが終わったらロゼリアさんに対して正式な謝罪をしたいと思います……」
メルナは、自身に対して好意を抱いているロゼリアの事に対して、内心気味悪がっていた事を後悔し始めていた……。
「メルナさん……。 そうだな、俺もニーヒャを無事に討伐し終えたらロゼリアに対してキチンと謝らないとな……。 守ってやれなくてごめん……って」
「翔真さん……。 必ず、生きて帰ってロゼリアさんに謝りましょうね……?」
「あぁ、勿論だ」
かくして、翔真達はロゼリアの為にもニーヒャを討つ決意を更に固めてゆくのであった……。
【現在位置】
【古代の迷宮地下50階層】
【現在の日時】
【4月8日 10時24分 春】
【立花翔真】
【状態】:悔しい
【装備】:旅人の服 頑丈な剣 小さな袋 大きな袋
【道具】:閃光玉10個 回復薬10個 回復薬DX4個 金貨1枚 銀貨5枚
【スキル】:不意の転倒
【思考】
1:くそっ! 一体俺は何やってんだ……ッ!
2:大事な仲間を守る事が出来なかった……ッ!
3:許してくれ……ロゼリア……ッ!
【基本方針】:ロゼリアの為にも絶対にニーヒャを討つ。
【リセス・トワ・イラル】
【状態】:覚悟
【装備】:ピンクのドレス 金色のティアラ 使命の剣と盾 腕時計 大きな袋 豪華な革袋
【道具】:閃光玉10個 ロゼリアの右腕 金貨179枚 レインボーカード
【スキル】:絶対防御
【思考】
1:私は今、スキルの効果で無敵です……。
2:だから、私が皆の盾にならないと……ッ!
3:私が皆を守らなきゃ……ッ!
【基本方針】:皆を庇う。囮になる。
【アケミ】
【状態】:やる気満々
【装備】:紅色の和服 撃滅の斧 大きな袋
【道具】:閃光玉2個
【スキル】:火炎演舞
【思考】
1:オラァッ!
2:隠れてねぇで出て来いやッ!
3:アタシが直々に殺してやるよ……ニーヒャ!
【基本方針】:ニーヒャを殺す。
【傭兵メルナ】
【状態】:落ち込み
【装備】:銀色と蒼色の傭兵の鎧 正義の剣と盾 特大の袋
【道具】:閃光玉20個 回復薬DX20個 毒薬10個 火炎瓶10個 痺れ粉5個 眠り粉5個
【スキル】:負けない正義
【思考】
1:私は、依頼主を守る事さえ出来ないのか……?
2:それどころか、依頼主のロゼリアさんの事を変態扱いまでして仕舞う始末……。
3:最近の私は気が緩み過ぎていたのでは無いか……?
【基本方針】:依頼主を守る。ロゼリアに対して行った今迄の無礼を誠心誠意謝罪したい。
【バルタイル】
【状態】:焦り
【装備】:緑のコート 英傑の剣と盾 袋
【道具】:回復瓶10個
【スキル】:剣術の天才
【思考】
1:不味いな……。
2:この個体のニーヒャは従来の物とは違うな……。
3:ハッ! まさか『変異体』か……ッ!?
【基本方針】:周囲を警戒する。
※交戦中のニーヒャが変異体だと言う事に気が付きました。
【古代迷宮地下34階層】
【追跡者カートス】
【状態】:冷静
【装備】:サングラス 一部破れた黒のコート サイレンサー銃 袋
【道具】:金貨30枚 弾薬50発 睡眠玉2個 石化玉4個
【スキル】:記憶消去
【思考】
1:さぁ、もう地下34階に着きましたよ。
2:このまま、ノンストップで駆け上がって行きましょうかねぇ……ッ!
3:しっかり、私の胸倉に掴まってて下さいよ……ロゼリアさん!
【基本方針】:ロゼリアを病院に連れて行く。
【ロゼリア】
【状態】:右腕切断 赤面
【装備】:街娘の服 大きな袋
【道具】:閃光玉9個
【スキル】:元奴隷根性
【思考】
1:うぅ……。 何だか恥ずかしいですわよぉ……っ。
2:しかも、お姫様抱っこだから、気を抜いたら落ちちゃいそう……。
3:何とか、力を振り絞って左手でカートスさんの胸倉を掴んでるけど、それでも怖いですわよぉ……。
【基本方針】:落ちない様にカートスの胸倉を掴む。病院に向かって怪我を治療する。
※変異体ニーヒャの襲撃を受けた事によって、右腕を切断されました。




