足りない
残酷な描写が含まれています。
数年後
俺は大学生となった。
◆◆病は無事に回復し、現在は優しい友だちに囲まれている。
とても幸せな生活なはずなのだが、、、
やはりなにかが足りない。
白崎だ。
かつて幼なじみだった白崎がいない。
白崎は、俺の人生を変えてくれた。
来世で結婚をする約束をした。
その来世が俺に来るのかわからない。
俺は、
やはり白崎無しでは生きられない。
どんなにこの心の穴を誰かで埋めようとしても、無理だった。
俺には白崎しかいないんだ。
俺は20✕✕年7月◎日の夜中11時に、
自殺を決めた。
どうしても白崎じゃなきゃだめなんだ。
1人で幸せになっても何の意味もない。
白崎、、
俺は白崎と初めて出かけた場所を訪れた。
かすかに潮の匂いがする。
、、今まで地獄のような人生を送ってきた。
目を閉じると、過去の記憶が蘇ってくる。
これが走馬灯というやつなのか。
俺はもう、迷わない。
浅木「白崎、、」
白崎「僕は、浅木の苦しみを少しでも楽にしたい。だから、その苦しみを一緒に背負えたらいいなって、、、、おもったんだ。」
あの言葉にどれだけ救われたか。
浅木「、、今行くからな。」
俺は目を閉じたまま、海の中へ飛び込んだ。
自分が水の底へ沈んでいく感覚がする。
しばらくすると今までで感じたことのないほどの頭痛に襲われる。
すると自分の意思とは関係なく水を吸い込んでしまった。
浅木「ゴホッ、ゲホッ、、」
あぁ、俺、死ぬんだ。
俺は意識を失うまで、アイビーの栞を力強く握った。
まぶたがゆっくりと落ちる。
そして、俺はついに意識を失った。
アイビーの花言葉 ビオラの花言葉
「死んでも離さない」 「純愛」
最後まで読んでいただきありがとうございます。今回はゆかと浅木がお互いに渡した植物の意味を対照的にしてお互いの愛や熱量の違いを表現したくて執筆いたしました。
まだまだ拙い小説ですが次回作もご期待ください。




