22 じばく患者と死に急ぎ医師と沈黙女帝とモヤモヤ賢者
カイザル…生前は強烈な魅了眼をもつ王。
男同士の会話…神域投影の男衆においては野蛮のこと。別名「男同士の話し合い」。
ウサギたん着ぐるみ…ヒュプシュに大好評。歩くと布がつられて丸い尻尾がぴょこぴょこ動く幼児さん仕様。カイザルはまさか愛用されるとは夢にも思っていなかったので、自分で贈っておいて(…いつ見ても着てやがる)と内心で困惑してる。
女神の民は、魔力による口伝で情報を共有できる。
だから、全ての民が幼体の悲鳴を聴いた。通報も受け取った。
「森の外の様子が変わった。よく分からない何かに遭った、襲われた、なんとか逃げた」
しかし、通報したのが「善き者」だと知った瞬間、民らのほとんどが反射的にそれをデマだと判断した。
幼体の恐怖体験は軽んじられた。
賢明を自負するおとなたちが、率先して鼻であしらったのだ。
その直後、幼体は口伝を絶った。
それは女神の民にとって絶縁を意味する。通称「ぽるぽるの義務」。情報のやりとりができず、助け合いの恩恵に与れなくなる。かつてのぽるぽるの民のような状態に陥ってしまう。
勇者王の誕生により廃れたはずの迫害行為を、幼体が思いつき、自らの身に科した。尋常じゃない。
さすがに心配した者たちが呼びかけたが、幼体は誰にも応えなかった。
気まずい空気が流れる。
とりあえず、女神の民らは互いの善良さを確かめあった。仲間内で安心を得た彼らは、次に活かすことを決めた。
今度会った時にでも少し気にかけてやろう、と。
かくして幼体の悲鳴は奇声として、恐怖体験はけったいなデタラメとして、民らの認知は定まった。
賢明なおとなたちは、悪戯が通じず拗ねてしまった幼体について、おとならしく許してやることにしたのだ。
◆
「神域投影」では、季節の変わり目に必ず凪がくる。風が止まり、長雨が続く。天からまっすぐに降る雨がやめば、次の季節が訪れる。
凪を挟んで季節が移ろう、それが今までのお約束だった。
新世界になった今、季節の変わり目に凪は訪れなかった。
気温や景色に冬の気配が深まる間も常にそよ風が吹く。基本的には不安定な空模様で、どしゃぶりだったり、小雨だったり。そうして降る雨に、不可解な異変があった。
うねるのだ。空中で。あと弾ける。空中で。風向とは無関係に。
雨足が強くなると、空中でグニャリグニャリと複雑にうねりだす。ある程度まとまった水量で波のような動きをする。
窓から外を眺めた景色はまるで海面だ。垂直だが。基本的に一帯が森なので、青海原でなく緑海原だが。
雨足が弱まると、波はいっきに落ち着きを取り戻して地面に染み込む。
ポツポツやしとしとへ変化した雨は、リズムをとるようにピタッピタッと空中でいちいち止まる。そして急に弾ける。雨粒は弧を描いて跳ね上がり、またポツポツしとしとピタッピタッだ。
スペルモルとアウローラはそうした様子のおかしい雨景を眺めていた。
談話スペースのこたつから、ふたりで眺めるフリをして、首尾を報告しあっていた。
「俺の利益になる物をねだれと断られた。…そうか。アウローラでもダメだったか…」
「はい。ですが、こちらの要求は妥当なはずです。他の手を考えましょう?」
「他の手って、言ったって…」
途方に暮れてスペルモルは呟いた。
「女衆のおねだりですら無理なら…もう無理だろうが。…どう言えば伝わる? どうしたら兄上は分かってくれるんだ…?」
スペルモルは頭を抱えた。
焦燥感を紛らわせようと自分で前髪をガッとかきあげてみた。
2回、3回とやっていると、アウローラの柔らかい指がスペルモルの乱れた髪を梳いた。優しい手つきが心地よい。
スペルモルは俯いたまま、モソモソとコタツの中に両手を差し込んだ。ぬくぬく。
同じくコタツに入るアウローラは、悩める少年の髪を優しく梳き続けた。
札束風呂でひとしきり遊んだ後の話である。
ブラック社長カイザルさまぁは主張した。
かのファビュラスにロマンティックなオシャレ空間たる4階の迎賓室は「単なる病室」だと。
連子格子によりプライベートスペースは保たれているので、同室とはいえど何ひとつ連想しなくていいのだと暗に訴えた。
「多床室だ。大部屋入院だ。病院ならおかしくないな?」
ブラック社長は周囲に同意を押し売りした。
誰もがキョトンとしつつ肯定した。
さらにカイザルさまぁは強く主張した。
今後しばらくの間、治療の一環として連れ立って過ごすが、そこに何ひとつ意図はないのだと暗に訴えた。
「たまたま治療内容が被っている。同じ場所に用があるだけだ。そうだろ、アレイン?」
ブラック社長は睡眠不足で目を血走らせながら相方に同意を脅迫した。
イケオジのブラック社長じゃないほうは「応」と答えた。
「本来は最高ランクの賓客用、夫婦での短期宿泊を想定して設計されているあの耽美空間で、いい歳したムサい男がふたりきりで暮らすことになったが、新婚さんではない。
四六時中つるんで遊ぶ姿を見かけるだろうが、デートではない。
うめき声を聴くこともあるだろうが、痴話げんかではないので心配無用。
もろもろ言動も状況も紛らわしく、はたから見ると、あきらかに妖しい関係性を彷彿とするだろうが、あくまで友情である。おいちゃんらは相棒である。どうか誤解なきよう」
さすがに場にいた全員が察した。
真正の女好きブラック社長が、やたら主張を押し売りしていた理由に。
カイザルは激怒した。かのデリカシー皆無な医師を(悪い言葉)で(すごく悪い言葉)てやらねば気がすまぬと思いかけたけど、がんばって耐えた。カイザルに善良な世界観とやらは分からぬ。カイザルは倫理観が死んだ修羅の国でバイオレンスパーリィフィーバーイエェーァしてきた王さまである。短気がデフォルト。
だが今は、幾重の意味でも生まれ変わると決意した男なのである。
「ツァウヴァーンではツァウヴァーン人のようにせよ」、いじらしいカワイイ末弟のため、この理想郷で不可能に挑むことに決めたのである。
カイザルは決めたことは貫く。アレインを(すんごくいっぱい悪い言葉)したりしない。治療のためには医師が必要。ちゃんと分かっているので我慢する。
とはいえ、それはそれとして報復もする。そこはカイザルなので。
ブラック社長は愛想笑いのまま青筋をたてた。餓鬼らに見せぬやり方で、すばやく手刀をいれた。
じゃないほうはピョポンッと音をたて、ちょっと浮いた。くにゃんと地に降り立つ。
「むぅ…カイザル殿はすぐ見破る。防御魔法の改良はこれが限界。今後も男同士の会話を重ねるゆえ、やはり別の新たな防御手段を(略)」
カイザルは愛想笑いのまま紫色をどす黒くさせた。黒紫色は語っていた。「てめぇのはただの仕置きだ」と。「まだ会話ですらねぇわ」、と。
その瞬間、スペルモルは感情の圧を感じた。
発信源は隣、ハッと見れば、姉が親友と実兄を交互にじ…っと観察している。
嫌ァな予感に震えだすスペルモルの横で、リンはそっと唇を開いた。
スペルモルはとっさに姉の口を塞いだ。
姉のびっくり瞳をのぞきこみ、スペルモルは懇願した。
「ダメ。姉さま、それはマジでダメ。言うのダメ。聞きたくない。許して。なんならドングリやる。全部。だから。な?」
リンはゆっくりまばたきした。その澄んだ瞳を警戒しつつスペルモルは恐る恐る手を外す。
リンは何も言わなかった。
スペルモルは額に浮かんだ冷や汗を拭い、ホッと胸をなでおろした。
朝、4階から美声の合唱が聴こえる。
上品なバリトンと艶やかなバス、曲によっては甘いテノールに穏やかなバリトン。イケオジはふたりとも声が良く、歌も巧かった。
選曲は適当だと知ったアウローラは、「これはいかがですか?」とリクエストした。
楽譜を渡すと、イケオジらは気軽に歌ってくれた。目くばせしあってタイミングを合わせ、イイ感じのアカペラを披露してくれる。アウローラは喜んだ。
3人で歌う日が出てくると、レルムも混ざるようになった。
スペルモルを誘い、一緒に歌いだす。少年は声変わりのせいで発声が安定しない。
眉根を寄せながら口ずさむ少年を、おとなたちはほっこりと見守った。
迎賓室の扉は基本が開きっぱなしだ。盛大な音漏れにより、合唱は朝を報せるBGMとして機能しはじめた。
こっそり様子をうかがうリンの唇は開きかけて、すぐに閉じた。
ある日、アンナがひょこりと顔を出した。おうた大好きな愛妻を一緒に喜ばせてくれまいかとおねだりにきたようだ。
「音漏れに惹かれて動きたがるんよ。でも螺旋階段がさすがにムリでさ。お腹、すぐはるみたい。
だから、もし良ければなんだけど、たまに玄関ホールで歌って欲しいなって」
全員が頷首した。カイザルは言った。
「合唱する必要があるだけだ。場所にこだわりはない」
合唱は、本格的な治療に入る前のいわば術前療法のひとつだった。
その弐である「あさのおうた」は、場所を移動して行われることになった。
その壱は後述。
玄関ホールの小上がりステージにピアノが常設され、はりきった娯楽の提供者アナンによる伴奏とともに、美しい歌声が館に響きわたるようになった。
通りがかったWヴィルヘルミナも足を止め、毎朝うっとり聞き惚れる。
素敵なライブにヒュプシュは全力で喜んだが、臨月間近の妊婦には体力がなかった。はしゃいだり嬉し泣きする前にヒュプシュはバテた。毎朝ウサギたん着ぐるみでソファに溶けだしては「みんな声よすぎぃ…耳がしあわせぇ…っ」と鳴くジェル状生命体 (うさぎのすがた)と化した。
堂々と観察するリンの唇は、力がこもって真一文字になった。
療法その参「けんこうたいそう」は、イケオジが横並びになって行う息の合ったダンスのことだった。イケオジはふたりとも手足が長く、踊りにはキレがあった。
カイザルは武人なので優れた身体能力から納得できたが、アレインは普段が普段なので「おいちゃん機敏に動けるんかい」と見た誰もが衝撃を受けた。
振付は即興だと知ったアンナは、「ちなみにこういったダンスも前世にありまして」とリクエストした。
踊ってみせると、イケオジらは気軽に真似してくれた。リズムを口ずさんでタイミングを合わせ、イイ感じのシンクロを披露してくれる。アンナは喜んだ。
3人で踊りつつスペルモルを誘うと「兄上となら」と一緒に踊るようになった。
成長期のせいで節々が痛いらしく動きがぎこちない。
眉根を寄せながら踊る少年を、おとなたちはほっこり見守った。
ある日、ヴィルヘルミナが顔をだした。おどりだいすきなヒュプシュが(略)素敵なフェスにより、ジェル状女子 (うさぎのすがた)の溶け具合は増した。
寄り添う助産師は左右に揺れながら屋台のお菓子を堪能していた。
遠くから眺めるリンは、真一文字の唇にさらに力をこめた。
療法その四「落ち物パズルゲーム」は、ボードゲームのことだった。
イケオジはふたりとも頭が良く、コツを掴むのが早かった。隙あらば対戦するようになった。
4人対戦が可能と知ったレルムは、「おれたちも混ぜて」とリクエストした。
スコアチャレンジして見せると、イケオジらは気軽に接待してくれた。当然のようにメンバーと見做されたスペルモルは、口元をモニョモニョさせて喜んだ。
最後の一戦は4人でやるお約束になった。
スペルモルは12歳。いかに賢いとはいえ勝率は底辺。眉根を寄せながら策を練る少年を、おとなたちはほっこり見守った。
密かに覗くリンのほっぺたは膨らみはじめた。
療法その伍「一日に一度の身体接触」は…、まずは外交でするような握手からと条件付きで合意していた。試みた結論として、医師は「費用対効果が低い」と判断した。
ならばと腕相撲に切り替えると、こちらははっきりと効果が確認できた。指相撲は更に効果が高かった。
イケオジらの勝負は白熱した。
横でスペルモルはレルムに遊ばれ、まぁまぁの頻度で癇癪を起こした。
「力も手のサイズも違うのに勝てるわけねぇだろ! いつか負かす。お前よりデッカくなってやる。絶対に泣かせてやるからな! 覚えてろよ、レルム…!」
歯ぎしりする少年を、おとなたちはほっこり見守った。その顔は「わぁい楽しみ」と語っていた。
当然、聡いおこりんぼ少年はブチ切れる。
手合わせという建前で男の会話がはじまる。
一方的なので結果は建前通りだ。レルムは強い。カイザルも強い。アレインは頑丈。
全力を無効化され力尽きた少年は、よってたかって手荒く愛でられ歯ぎしりに終わる。
密かに覗くリンのほっぺたはさらに膨らんだ。
さて、後述とした療法その壱について。
迎賓室での打ち合わせ、アレインが治療計画を披露ついでにカイザルの地雷を踏んだ、あの休日前夜に時間は巻き戻る。
治療その壱は「添い寝」だ。毎日だ。「同じベッドで眠る」なのである。
言い出しっぺであるアレインも本音では乗る気になれない。しかし理論上では高い効果が期待できた。無視できない数値で。
よってアレインは(15センチで枕元に転がろう)と腹を括った。
しかし、カイザルはそれ以前の問題だった。
「無理だな。オレは王だった。ベッドを使えない」
目を点にするふたりに、カイザルは「餓鬼じゃ知らねぇよな」と言わんばかりの口調で諭した。
「いいか、スペルモル。
成人したら妻以外のベッドに座るなよ?
男が天蓋の模様やベッド用のクッションについて言及すれば求婚の意味になる。そのつもりがないなら基本は足元側に立て。もしくは床に座れ。跪くでもいい。
あぁ、おまえが父親になって我が子が眠らなかったり、ねだられたなら話は別だ。それは仕方ない。だが表立って話すことでもない。いいな」
スペルモルは慌てて答えた。そのマナーは知っている事、だけどそれと兄上がベッドを使えない理由の繋がりが分からない、と。
カイザルは堂々と宣った。
「言葉通りだ。使っていいわけがない。オレはイスで寝ている。物心つく前からそうしてきた。
何故もなにも。縁起が悪いらしいぞ。
王は玉座ごと埋葬されるだろう。つまりそういうことだ。死のうが横たわれない。本来は休息も赦されないはずの身だと聞かされて育った。
だからオレにベッドはない。横たわって眠るなどありえない。…父王はなにもかも違ったがな」
淡々と語りながらカイザルの目が昏くなっていく。ふたりは静かにうろたえた。
かつてカイザルは言った。「あの時代は狂っていた」と。アレインは脳内で当時の風習を探り、スペルモルは背筋が寒くなった。
カイザルは自力で心的外傷から戻ってきた。そして、ふと苦笑した。
「…あとな。餓鬼どもというのは何故か共鳴する。ひとりに応えれば全員からねだられる。
なんなら部屋を埋めるほど巨大なベッドをねだられる。
その中心で寝ろと言われ、仕方なく座れば、よってたかってしがみついてくる。妻らも面白がって雑魚寝するからな。育った寝顔を眺めているうちに夜が明ける。
…そういや、そのうち弟まで混ざってきたな。婿どもまで。なんだったんだろうな、あいつらのあれは…?」
心底不思議そうな表情で独り言ち、カイザルは顔を上げた。そして面会室側にあるベッドを見た。
「ああ…そういや未来では家族で雑魚寝は普通だな? アレインの時代では誰もがベッドで寝るようだな。お前も好きにしろ、スペルモル。ここは理想郷だ。オレもいる。
この話は以上だ。次」
カイザルは本当に椅子で寝た。窓際の椅子を暖炉の近くへ動かし、毛布にくるまって眠る。毎日だ。
医師は観察していた。
(僕の視線がうるさいかな)と気遣ったアレインに、カイザルは「気づくが気にならない」と答えた。いわく「慣れている」そうだ。生前、よく身内や部下から眠る姿を見物されていたらしい。
「オレは鑑賞に値する王だったからな。顔面がなくなった後ですら無用な謁見は多かった。
…さすがに幼馴染と言える仲間までおかしくなっちまった時は、魅了眼をつぶしたくなったがな。残念ながら防がれた。だが結局、魅了眼は関係なかったようだ。
快活な男だった。裏表のない単純なヤツだったはずだ。洗脳でないなら、オレの何がアレをもああ至らしめたのか…いまだに分からん」
カイザルの治療は順調だった。本人が自覚しないところから治療効果があらわれはじめていた。
そのひとつとして、アレインにのみ「楽しかった思い出話」以外の過去を打ち明けるようになっていた。
寝る前の数分、独り言じみたそれは脈絡がなく、本人だけが分かるジグソーパズルのピースだったが、アレインは黙って聴いた。
医師として、同じ患者として、未来ある少年をともに育む相棒として、アレインはそれらを守秘義務として扱った。
だからスペルモルはこのことを知らない。
カイザルには、末弟に己の人生の負を伝える気などさらさらない。
こたつでぬくぬくのスペルモルは、アウローラに繰り返し髪を梳かれながら考え続けていた。
少年は、実兄の変化に勘づいていた。アレインの変化にも。内容は分からずとも察せられることはある。
(…分かっている。兄上にベッドを使わせたいのは俺のエゴだ。それもきっと伝わってる。それを踏まえても、今さら不要だと兄上は判断している、それだけの話だ。
兄上もアレインも魔核の色が安定してきた。だから治療そのものは順調なはずだ。兄上は健康体だとアレインもアウローラも言った。だから本当にベッドで眠らなくても兄上は問題ない。頭では分かってる。でも…、
だいたいアレインも何だよ俺の親友のくせに兄上とばっかり…、あぁいや治療中なんだから当然だ。当然なんだけどさ…、
やっぱ俺がおかしい。すげぇモヤつく。ふたりとも回復してんだから素直に喜べばいい話だろ、なのに。なんなんだよ俺は…?)
カイザル時代、王侯貴族のベッドは正方形。座り寝が主流。こどもは別。育つと足がはみ出るので、必然的に座り寝になる…けど、カイザル王が例の「好きにしろ(オレが守るから問題ない)」で何でもかんでも許し、かつ国内の治安が安定してきたので、次世代はベッドに身体を合わせることなく身体にベッドをあわせる方向にシフト。長方形のベッドが主流に変わった。
リン(12)最恐の姉。理想郷にて職人が丹念に熟成に導いている純粋培養女児。男衆が恐れる腐り方にはなりそうにないが、そんな細かいニュアンスなんてスペルモルには分からない。伝わらない。




