18 相性が悪すぎる王たちのブルース
魔力装甲…基本の防御魔法。鎖帷子のように魔力を編み込んで着る。ハルバードでシバかれても無事ですむ。いくら神聖王国でも王子でも妃に相談なく妻を増やせばそれは浮気。
はじまりの女神から「善き者」と呼称された一種族がいる。それが、はりはりの民。女神からの寵愛を誇りとし、勇者王が現れるまでは頻繁に王を担っていた。
しかし、善き者であるはずのはりはりの民は、悍ましい手段で涙の女神を害した。それにより、幼体を遺して族滅した。
絶対強者の女神の怒りは凄まじく、他の種族も巻き込んで天罰が下された。全ての種族が滅びを覚悟したが、勇者王が選んだ後継による命をかけた嘆願が実り、女神との和解が成立した。
後継の王は、女神から「賢王」という個人名を賜り、民らは揃って森に住まうことを再び許されたのだった。
しかし味わった恐怖は、森を追われた絶望は、そう容易く忘れられるものではない。
勇者王の規範は裏目に出た。というより、大半の民の価値観は、まだその境地に至っていなかった。
種族に罪を問えば分かりやすい。馴染む。代々ずっとそうすることで心の平穏を保ってきたからだ。
しかし、勇者王は否定した。「同じ目に遭っていいはずがない」と言っていた。意味はよくわからないが、要はダメということだ。恥ずべき行いをするわけにはいかない。しかし溜飲を下げたい。下げずには心穏やかでいられない。
そうした不完全燃焼の感情が、生き残りに注がれていた。
「善き者」はりはりの民は、日陰に潜んで生き、日陰の中で死ぬべき民である…にも関わらず、善良なる我らが温情を掛けねばならぬ、お荷物の民。
かつての「悪しき者」と似て非なる立ち位置だ。
幼体のみの「善き者」はりはりの民は、今や見えない棄民と化していた。
◆
館の4階に、カイザルの牢はある。
この階だけは使用人用の通路や出入口が存在しない。玄関ホールに設置された螺旋階段でのみ行き来ができる。
警備控室や収納室の奥に3つの居室が並び、その中央の部屋が迎賓室だ。広い。設備や内装が豪奢。支柱の狭間を衝立で仕切れば完全な私室を作れる。浴槽を搬入して入浴もできる。部屋専用の魔法暖炉があるため、スープ鍋やパンの保温もできる。
おもてなし空間として完成されている迎賓室だが、住人の意向により2回リノベーションされていた。
まずは1回目、暮らすにあたってカイザルは「囚人の居場所は牢だろ」という主張により、豪華なプレジデンシャルスイートルームを無骨な鉄格子で真っ二つに等分した。空間の調和を度外視した無粋な面会室と牢へ至らしめていた。
来客がない想定だったのだ。
ところが暮らし始めてみると、弟妹だけでなく女神たちも来る。毎日のように顔を見せる。酒好き玩具も来る。王家の姫は使用人のように飲料水を届けにくるし、平民娘たちからは「カイザルさんもごはんしよ!」などと気軽に呼び出される。
(じゃあ配慮がいるな)とカイザルは考えた。
そうして2回目、実用性重視の鉄格子は、エレガントな連子格子へ生まれ変わった。
華奢で美しい自由曲線はツル草を模し、繊細な彫金細工は童話の挿絵を思わせる。飛び交う小鳥や豊満な果実、巣には卵や雛がひしめきあう愛らしいデザインだ。
年頃の餓鬼どもの視界に配慮したことで、迎賓室は面会室と牢の機能を備えたまま、ふたたびロマンティックに蘇った。
二つ名が「匠」になったとは、この時点のカイザルはまだ知らない。
カイザルは己を囚人として扱っているが、双子はとっくに不器用な長兄を受け入れている。
ツンギレ妹はしぶとくツンギレているが、それは危機感を抱いているせいだ。片割れの尊敬と親愛が分散しかけている気配を察知し「モルなんて知らないもん」と、スネついでに嫉妬で兄への当たりが強いだけで、本音ではとっくに絆されている。
誇り高い女帝は汚染を洗い流したことで怨敵を許している解釈違いな己に気付いちゃったために「ふぇえ…」と断末魔をあげたわけだが、それはそれとして。
カイザル自身は赦されるつもりがないので、彼は囚人を自称し、己の居場所を牢と定めている。
異世界「神域投影」では、集団における己の役割を誰からも強いられない。己で選択した、己がこうありたい姿を主張すれば、皆はそれを尊重し、受容しあって今に至る。
女神たちは「そっかぁ」とカイザルをそのまま受け入れた。
「自分からは部屋を出ようとしないだけで、用が終わったらすぐ部屋に帰っちゃうだけで、呼んだら普通に出て来てくれるけど。
そもカイザルさんって基本やったらやりっぱなしだから、かなり前から鍵どころか格子扉も開けっ放しなんだけど。
牢と呼ぶのは無理がある状態だけど、本人がそうみなしてるなら…牢ってことでいっかぁ」
実情として誰もカイザルを囚人だと思っていない。日曜大工好きの愉快な思い出語りイケオジだと思っている。精神は86歳のおじいちゃんだと知る若人たちは「そっかぁ」だけで受け入れていた。
水垢離ついでに玩具と遊んだ自称囚人は、湯殿を出た足で教え子の様子を見に行った。
そして部屋を出た後は、牢を目指しながら考えていた。
(アンナの汚染は自傷型か。恐らくレディ・ヴィルヘルミナもそうだ。自滅の誘惑は抗いがたい。凪鎧を仕込むつもりだったが…やめておくか。
当面は魔力装甲の常時発動だな。二次被害を防げる)
今のカイザルは生者として思考できる。それまでどこか他人事だった理想郷や女神たちについて、頭が回るようになっていた。
(湯たんぽちゃんやレディ・ヒュプシュ、レルムあたりは分かりやすい。ああした攻撃欲求に逸るタイプを基本型として鑑みると、レディ・アウローラは誘導型といえる。
傾向が見えてきたな。これをどう捉えるか)
全ては弟のおねだりを叶えるためだ。
カイザルが知るかつての末弟は、片割れに依存し、他の全てを捨てて未練に苦しんでいた。そんな健気な弟から「手を貸してくれ」と言われたカイザルは、それはもう喜びはりきっていた。
(オレはおせっかいをやめる。だが頼られたなら話は別だな? スペルモルの憂いを晴らしてやる。そうすりゃ年相応に遊び出すだろう。やりたいことも見つかるはずだ)
ふと湯殿での会話を思い出し、鋭い目つきに穏やかな光が宿る。
(オレを目指す…か。幼いな。
だが、いずれ必ずレルムの突出した自制心に気付くだろう。己を知れば、臨機応変に切り替えるはずだ。
それまではオレが幻想をみせてやらないとなぁ?)
カイザルは得意の「風」魔法で浮上した。
館の玄関ホールは吹き抜けだ。重厚な石造りのヴォールト天井は変わらない。だが、高窓には透明度の高い硝子が嵌めこまれている。館中が開閉可能な窓に変わっている。
(建物そのものは同じだが)
浮いたまま、明るく開放感に満ちたアトリウムを見下ろす。
らせん階段の端に、様々な木の模型が飾られていた。談話スペースのテーブルには冠水瓶とクッキージャー、ソファには手作りのキルトカバー。
(俺の知る館ではない。持ち主によってこうも変わるか。…変わらねば、な)
カイザルは、ふうぅと長く息を吐いた。苦痛を逃がすような所作だった。
迎賓室に乗り込んだカイザルは、中にいた2人に命じた。
「スペルモル、おねだりを箇条書きでよこせ。後で追加してもかまわん、好きなだけ書け。
アレイン、治療計画書はどうした。経過は全て記録に残す。例の鎮痛薬はいつ出来る? やれることからとっととはじめるぞ。今、すぐだ」
そうして始まった前代未聞の魔核治療は、ドショッパナから前途多難なスタートを切った。
「(以下略)である。こうした魔法干渉による励起(省略)。大前提としてカイザル殿は(略)。となると生と死の反転ではなく輪廻(略)、ゆえに僕が記憶保持流転と仮称する現象を利用し(略)、よって疑似的な永劫回帰を(略)。そもそも(略)。すなわち(略)」
アレイン医師の天真爛漫な解説は続く。
カイザルの真顔は段々と崩れていく。
魔王は早急な結論がお好みなのである。「鬱陶しい汚染問題の最中に、まどろっこしい講釈垂れなんざお呼びじゃねぇよ」なのである。
カイザルの気性を知るスペルモルは内心でハラハラしていた。
(ヤバい。暴れ出す手前の空気だしてる。
やはり俺が原稿を作って…いや無理だ。メカニズムが複雑で、俺じゃほとんど理解できていない。兄上もさすがに医療は専門外のはず。
さすがに、これは…いくらなんでも)
スペルモルが口をはさむ隙をうかがうが、読み上げ機能オンの機械人種に隙はなかった。
専門用語を連発しつつ用語解説をはぶく、「その功績なしには語れない」と基礎研究の年表を諳んじ、その重要性を熱弁し…あげく散々に脱線しているが、止まらない。語る。語る。
とうとうカイザルの口元が微笑みはじめた。今すぐぶちのめせない敵に対してとりあえず向ける表情だった。額の青筋がくっきり立ち、発する紫色が黒ずんだ滅紫色へ変わってきた。
(マズい…修理で即時に完治できる機械人種でも、ひどく破壊されたらさすがに…、どうする? レルムを呼ぶか?)
スペルモルはとっさに扉を見る。
ほぼ同時にカイザルが指を鳴らした。とたん、彼の頭上に大量の地下水が降りかかった。
「!?」
唐突な水垢離に、スペルモルは息を呑んだ。
全身びしょ濡れになったカイザルは、ゆっくりと濡れた前髪をかきあげた。あらわれた御尊顔には邪悪極まる苛立ち、しかしその瞳には確固とした理性が。
(…! あの兄上が…耐えた…だと!?)
スペルモルは驚愕した。尊敬とともに「何故にアレインにだけそんな特別なの??」という困惑の眼差しを兄に向けた。
弟の胸に湧いた疑問を知るよしもない魔王さまは、ぶちギレ一歩手前の優しい声音で唸った。
「結論、だけで、かまわん。オレが、何を、するか、それだけを、言え。死にたくなければ、今すぐ、だ。このオレに、生者の思考がある、今のうちに。…な?」
未来なき死者は未来のことを考えられない。
通常のカイザルならば、ニカ!の良い笑顔でバイオレンスパーリィーフィーバーウェーィ(意味深)。
しかし今のカイザルは違う。生者の特権を持っている。要は後先を考えられる。未来を見据えて考慮することができる。
生者の思考があるカイザルは耐えた。将来ある弟の無垢な幻想を守らんと努めていた。衝動的行動という醜態を晒さずにすんだのだ。
カッコつけ男は「結論はよ」と単刀直入に迫り、お喋り玩具は迷いなく応と答えた。あれだけ脱線しておきながら特に焦らす気はなかったらしい。
アレイン医師は優雅にボウアンドスクレープを決め、そのまま顔だけを上げると、こう言いだした。
「結論として、まず3ヶ月間はふたりで密着生活である! 生者の思考を維持するため常にどこかしら身体接触が前提!
毎朝ともに歌をうたい、その後はミラーリングを用いた健康体操! 随時、症状緩和が期待できる落ち物パズルゲームを頓用! スコアチャレンジもいいし、対戦モードもあるよ。
なお、一日一度はより親密な身体接触が必要となる! 僕の右手を繋ぐのが効果的だが、貴殿は戦士であり、利き手は左と聞いているため、そこは応相談。
なんにせよ24時間一緒に過ご」
ピョポンッ音とともに、アレインは喋れなくなった。顔面を鷲掴みされていた。そのまま持ち上げられたので、長い手脚がブランと垂れる。
カイザルは無言だが、代わりに紫色が訴えていた。
雰囲気で感情表現、すなわちヴィルヘルミナ・システム。カイザルも出来るらしい。
アレインはヴィルヘルミナとニコイチなので察したようだった。(だよね)と表情で語り、口以外の発声器官から声を発した。機械人種なので出来るらしい。
「ふむ。やはり不満がでたようだ。インフォームドコンセントは重要である。
では、他を検討しよう。どれが耐え難い?」
「論外だ。代替策あんならソレを言え。全てだ。伴うリスクとデメリットもな」
「うむ。デメリットは長期化。リスクは主に他の感染症。結論として食事療法となる」
いったん言葉を止めたアレインはボソッと呟いた。「ベッドで添い寝。ゆくゆくは女装」早口の後はすぐに通常の声量に戻った。
「毎朝、互いの水筒を交換して直口で飲む。食事はいわゆる「あーん」の食べさせ合いっこ。感染症、すなわち虫歯などのリスクが懸念されるが、救いがあるとすればどちらもはじめの一口だけですむので数に含めない。いわゆる間接キッスにはあたらなイタタタタタタ」
アレインがジタバタ身を捩った。足先は空を掻き、両手がくねる。
聞き間違いかと呆然としていたスペルモルは、響いたピョボバキィ…ッ!で、ハッと我に返った。
アレインの魔力装甲が破壊されていた。さらに、えげつない精度の妨害魔法で防御魔法無効化も。
スペルモルは慌てて兄の腕にすがった。
「待って兄上、マズい、それ以上は壊れる! アレイン論文、違っ、計画書! だせ! 早く!」
カイザルは無言だ。唇の隙間から処理能力の限界を超えた怒りが漏れている。まるで黒いモヤのように立ち上っている…気がする。
(あれコレどっかで見たな!? そんなトコまで似るの!? いや、そ)
「れどこじゃねぇし壊れるし! 本気で壊れるヤバい嫌だ! 兄上、お願い、アレイン壊さないで、頼むよ、ねぇカイザル兄上!」
末弟の嘆願はこうかばつぐん。カイザルはほんの少しだけ指の力を緩めてくれた。
しかし怒りまでは収まらない。殺気立った重低音を喉の奥から絞り出した。
「…てめぇも未来を知ってんだよな? だったらセクシャルハラスメントっつー概念は分かるよな…?」
英雄、色を好む享楽王は叫んだ。
「妻子に孫まで恵まれたこのオレがだな! スリーサイズがどうの水着実装がなんだのガチャで狂戦士モードだの放置で胸が揺れる確率がどうのと死者に口なしだからって未来で好き勝手に弄ばれていてもだな! オレは男を辞める気はねぇ! 妻以外とイチャつくなんざまっっっぴらごめんなんだよ!」
悲痛な響きを伴う重低音だった。発する黒ずんだ滅紫色に哀愁が重なったことで一周回って深紫になった。至極色。いつもの色。
スペルモルは訳が分からず混乱した。
「なんて?? なに?! 兄上、なんの話?! ってかアレインぼーっとすんな、早く! ほら! 治療計画書だよ、早く渡せって! 頼む!」
アレインも哀愁を漂わせていた。彼は自称「重要な場面で必ず間違える人間」である。今回も間違えたことを悟り、「…む」と力なき声を漏らした。
侘び寂びの空気で謝罪と哀悼を表現しながらウニョンと胸の大穴に手を差し込む。分厚い紙束を取り出す。
「カイザル殿。詳細はこちらに。治療は当人が納得の上で行う、それは原則である。検討を望む」
カイザルは計画書を受け取った。アレインを放し、そのまま背を向けてソファへ向かう。
玩具はくにゃんと地に落ちた。スペルモルは慌てて怪我の具合を確かめた。
こめかみに指先の形の凹みがあった。アゴから首筋に線のようにヒビが入っている。
(良かった。これぐらいなら…)
ホッとしたスペルモルは、アレインの胸の大穴から機械人種専用キズ薬を取り出した。
ラベルには目の下に涙マークが描かれたおいちゃんのイラストがある。
ドジっ子アレインはよく「これぐらい」の怪我をしがちなので、心配した女神らが持たせているのだ。
スペルモルがせっせと傷や凹みに軟膏を塗りたくる中、カイザルはソファにドカッと腰をおろし、無言のまま読みだした。
静かだった。不穏。しかし、読み進めるにつれ鬼の形相が真顔に戻っていく。
カイザルのニヤニヤ嗤いは愛想笑いだ。楽にしている時や集中している時ほど真顔になる。
それを知るスペルモルはホッと胸をなでおろした。
(良かった。だよな。アレイン、論文はちゃんとしているもんな、すっげぇ読みやすい。なのに、何で喋らせるとああなるんだ?)
口下手だからである。
おとなだろうと天才だろうと苦手分野は存在する。できないものはできない。お喋りを頑張ることと上手く出来ることはまた別の話なのだ。
スペルモルは、かつて親友がさらりと聞かせてくれた彼の人生を思い出した。
そして、「努力が許されない環境がある」ことや、人によっては「努力に至るために不可欠ないくつかの要素にとぼしい、得られない、または失うことがある」ことに思い至った。
(そういや俺も転移前は。
…そうだよな。根治できても、都合の良い人格になるわけじゃない)
治療の到達点はモドキの除去である。そのためには、これまでの軋轢で再起不能に陥っている魔核を自己回復できる状態に戻す必要があった。
適性者たちがどう定まるか、どう導き、いかに応えてもらうかなどのうんぬんは、もっと先、治療完了後の話となる。
(じゃあ…うん。俺がフォローしよ。良かった。俺、それくらいなら出来る)
スペルモルは「それくらい」と本気で思っている。思っているから自然にやっている。その地味な思いやりが、とてつもなく重要な功績なのだと気付くことなく。
哀しきおとなたちは少年の無自覚な才能に気付いている。
死に急ぎ医師も哀愁暴君も、どちらの患者も思いはひとつ。
((12歳に苦労をかけるわけにはいかない。治療がんばろう))
思いやり賢者スペルモルは、本人が知らないだけで既に「相性の悪すぎる兄と親友」の治療を裏から支える鎹なのである。
その後、熱弁とバイオレンスを反復横跳びした末、忍耐スキルのレベルを上げた双方はなんとか妥協が成立した。
アレインの怪我の数は6本ですんだ。舌は噛んだ。喋りすぎである。
三者三様に休日に思いを馳せ、彼らは各々のブルースの波を乗り切った。
カイザル王(王朝中期。ツァウヴァーン神聖王国後期)…「侵略王」「享楽王」「無双の王」など二つ名に事欠かない歴史上の有名人物。
侵略の歴史とその物語性の強い人生から他国にも知名度が高い…なにより、とある厄介な国からTarget Lock-on!されてしまったことが敗因。
母国が「コイツ嫌い。目をつぶるから好きにしな」と人身御供にしたことで創作界隈の大人気キャラクターになった。彼をモチーフにした作品が多数存在する。
脳筋でマヌケな敵役としてコミカルに描かれたり、ゆるキャラとして日常を空想されたり…時代によっては美少女化の作品で一世風靡のあげく、派生作品に登場する「男性化カイザル」なる謎のキャラクターの活躍が一定層の感性に突き刺さってしまいBでLなサンドイッチの左右論争を巻き起こした。
故人「左右がどうだ、キャラクター性がどうだ、全て好きにしろ(鼻で笑い)。勇者にしてやられたのは事実だからな。
だが女体化は許さん。オレはツァウヴァーンの男という自負がある。妻との百合だけならまだ目を瞑れなくもないが、男を捨てた上で他とイチャつくなんざ最大の不名誉だ…などと言ったところでどうにもならん…とっとと忘れたい…(哀愁)」
アレイン王(王朝後期。ツァウヴァーン王国〜ツァウヴァーン議会制統治王国)…当初の二つ名は「愚王」。崩御後に「失われた賢王」、または「悲劇の天才少年王」。
同じように、Lock-o…されかけたが、母国が即座に「アレイン王は聖域。イジリ禁止。ヤメて。マジで(真顔)」と正式に警告を発したことで「公式が言うなら」と難を逃れた。
故人「禁止? 聖域? 生前に派手なイジリに遭ってるけど? その反省を踏まえてって言うなら当時の資料を国費で買い漁って廃棄するのやめよ? なかったことにするのダメじゃない? 僕個人としてはプロパガンダだったと分かるし、なにより千里眼で曖昧な感じで未来が見えていたから、容赦なくても想定範囲内。
それはそうと、姪を性格キツめの美少女としてプロパガンダしてるのあれ何? 僕としては(以下略)」




