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孤独な帝国 其の二

雨の中、傘(使われてやけに喜んでるAIの事)を差しながら洞窟へと向かう。

途中川の増水具合を確認しつつ、まだ生き残っていたのか頑張って上ってきたのか飛び出してきた魚型の魔物...が、アラク姐さんの糸で縛られ傘の先端部分で追撃をしたAIの攻撃で空中分解するのを眺めたりしつつ、特に何事もなく無事到着した。魚型の魔物は魚の餌になりました、共食いではないよな多分。


「あれ何で飛び出してきたんだ…この間の群れからはぐれてたとか?」


「それにしては危機感が欠けてた気がするわぁ…?」


[回答…恐らく残党かと、しかし魚が陸に襲いに単独で来る理由は不明]


雨で出来た波紋が川の水面を覆っている...何か誤認したとか?

でもここに居るのは人とアラクネと傘(自我有り)だぞ…そこに飛び出すってマジで危機感というか()()()()()というか......うん?


「アラク姐さん...川の中って見れる?」


「はっきりと見えるわけじゃないけどぉ...どうしてそんなこと聞くのかしらぁ?」


「いや...飛び出した理由が気になってさ」


いま見間違いでなければかなり大きな魚影が見えた気が...川にヌシっているのか?


「特に何かが見えたりはしないわぁ...」


「気のせいか...いやまぁ今は関係ないしいいか」


洞窟向かってるのに川で戦闘になるなんて流石に勘弁だしな。

いや戦闘になるとも限らないか...魚と会話できるのかな「花鳥風月」って?


...


...…


「そういえばアラク姐さんは洞窟の調査が目的なんだっけ?」


「そうねぇ、でもその人型の方とお話もしてみたいわぁ」


「あいつ…話せるのかな、でも案内的なシステムかもしれないし会話は可能かもしれないか」


……



改めて洞窟の前まで来て思うけど、これ本当に上空から見つからないように作られてるな。

姐さんと話ながら普通に通り過ぎそうになったわ...。


「ここは確かに見つけ辛いわねぇ…」


「古龍さんに聞いても絶対分からない地形に()()()()()()()気がするんだよね」


なんとなく、本当になんとなくだが...「もし自分がこの世界で目を覚ました時、空に古龍さんが飛んでいたら」と思うと…これを作った人の気持ちがほんの少しわかる気がする。


あくまで憶測でしかない、でもここに逃げた人はもしかしたら...()()()()()()()()()()()()んじゃないかと思ってしまう。


ネタ切れ感が凄いので投稿頻度を下げようか考え中

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