隣の洞窟は床下浸水
映画を見に行こうとして失敗したのでより力を入れて書きたいな(願望)
森の天気は移ろうもので、あれ山だっけ?
まぁともかく天気が変わったわけで、嫌な予感が当たって雨が降ってきた。
そしてさらに最悪なのがきゅーちゃんと小ルラウネが入ってきた洞窟に続く穴を塞いでないことに今気づくという。
「やらかしたなぁ...完全に忘れてた」
[危惧...問題は無いと思いますが、僅かな浸水の可能性はあります]
「というか洞窟なら土の下だし浸水はしてそうよねぇ…」
アラク姐さんの言う通りだ、今までこの森で一度も雨が降らなかったなんてことは無いだろうし、そもそも川の近くの地下洞窟だったからな…浸水対策してるだろう、濡れてなかったし多分そうだと思う。
「ただ崩落の危険とか色々考えると探索は後日に回して一旦様子見だけ行くか」
[提案...私の外付けなら生き埋めになっても戻ってこれます]
成程、スライムボディなら確かに埋まろうが潰れようが戻ってこれるな…生き埋めの可能性ある洞窟に行ってくれって、今や自分の半身でもあるAIさんに命令したくはないが...。
「お願いしたくはないけど、内部の確認を頼んでもいい?」
[「回答…私達にお任せを」]
おぉ脳内だけでなく目の前でドヤ顔スライムされた…。
自分の脳内から何を読み取ってるのかちゃんと可愛い見た目なんだよないつも...統一されてるとは言えないが、作画が安定しないのは長期作品あるあるだしまぁ気にするだけ無駄かな。
「そしたら...アラク姐さんって雨平気?」
「気にしないわよぉ」
元々森の中で暮らしてはいたけれど、糸で丸めた巣に暮らしてたし、雨を避けるかなとは思ってたけど...一応道を覚えてもらうって意味で着いてきてもらうか。
「そしたら姐さんも一緒に来てください…あとAIさん何故傘の形になってるんです?」
突然目の前の女性が崩れて傘になったら驚くって…いやありがたいけどね、雨対策が今の所家の中にいるぐらいしかなかったし。
「スライムボディの利点だな、形が自由って」
[回答...ご主人の傘にも盾にも剣にもなりましょう。剣はすでにお持ちだとは思いますか]
そうだね、でも二刀流の夢は見れるかもね...使いこなせるかは別として。
...
......
.........
「さて、洞窟の前まで来たわけだが...浸水はしてなさそうかな?」
「そうねぇ...崩落の危険性もなさそうねぇ」
洞窟の入り口から見えるだけでも、想像以上に固められた大地が崩落の危険性を感じさせない。
というか明らかに木の根だけで抑えられてないだろこれ。
「やっぱあの地下の技術力で固定されてるっぽいな」
「水を弾いてるというよりもぉ、そもそも存在しない状態を維持してるって感じみたいよぉ?」
概念的な能力か?それとも技術力なのか…いやその手の力が技術で使えたらヤバすぎるだろ。
この世界、能力は個人が使用できるもので且つ独立した形の力っぽいけど、
もし技術でそんな出鱈目な力があるのならだれでも使える可能性が出てくるだろ。
「この地下探るのはもしかしたら急務かもしれないな、っていうか封印案件かも?」
「戻ってきたわよぉ?」
「回答…共有した記憶通り分岐地点まで捜索、浸水や崩落は確認できませんでした」
[共有…スライム側の記憶映像をご主人に出力]
おぉぉお!?いきなり洞窟を探索した記憶を植え付けるなぁ!?
「告知と同時に実行するな!焦るわ!」
一先ず雨が止むまでは保留にしておくか…寧ろ雨降ってる間に田んぼの方に力入れた方がいいのでは?




