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拠点で準備期間

「じ、じゃあ古龍さんに聞いても分からない場所ってこと?」


「確証はないから聞きに行ってもいいけどな、きゅーちゃんは当然知らなかったみたいだけど...古龍さんの知識って基本自分の所に来た冒険者か空飛んでて見かけた景色の情報が大体だし」


「そしたらその洞窟の探索は止めちゃうのぉ?」


「いや姐さんも気になってそうですし、少し準備してから行こうかと思ってます」


流石に今回いきなりだったからな、天運(テンウン)もひとまず満足してくれたみたいだし...次は流石に最低限以上の準備が必要だな。


[回答...次は私も護衛兼補助に回りましょう]


「いい加減外付けAI(アイ)さんの呼び名も決めたいな...まぁともかくあの体なら戦闘になっても問題ないだろうしね」


脳内でドヤ顔のAI(アイ)さんが出力されている...そういえば昔読んだ本の中に、「頭の中で無限増殖するバグみたいな生命体と協力して惑星の謎を解く」という何ともジャンル分けが難しい小説があってじゃな...。


「あれ結局完結したんだっけ、打ち切りだったっけ...どことなく今のAI(アイ)さんに似てるんだよなぁ...無意識にそういう存在に自分が歪めちゃったのかな?」


[回答…睡眠時に声をかけた時点で私の自我はこの形をしていたと記憶しています。ご主人(マスター)の思考を抽出していたとしても、それを決めたのは私自身ですのでご安心を]


「手厚いことで」


ここまで会話してきて、実はその存在自体自分で歪めてましたーとかなったら流石に心に傷を負いそうだ。


「さて、いい加減目を背けるのもやめるかな」


「な、なに...何か着いてきてるとか?」


「そう...あの洞窟から...…小ルラウネ、お前の後ろにぃぃぃいいい!!」


「いやぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!!!」


あ、気絶した。流石にそんな接近してたら気づくから嘘だってわかりそうなもんだがなぁ?


「今のは結構怖かったわよぉ?」


「気づいてるのに小ルラウネに教えてあげない姐さん流石ですわ...怖かったんですか?!」


「あらぁ…私を何だと思っているのぉ?」


うーんにこやかな顔で私を拘束しようとしてくるとても強い人かなぁ?

その八脚の一脚ですら自分で持ち上げれない力があるんだから押さえつけようとするのはやめてください?


「って違う違う。ダメだな喋りながらだとすぐ脱線してしまう」


前回の時と同じで、今回もいきなりだったが予定外の"出会い"があったからな。

謎のステータスウィンドウを念じてみれば表示される自分のLvとPPの数値...やっぱり増えてる。


前回8だったLvが9に、PPも溜めておいた数値が2から3に増えていた...いや確かに未発見の洞窟探索して変な人型の奴見つけたりしたけど、この世界の経験値マジでよくわからんな。


「出会って会話しただけで増えてたしな...っていうかこの森にまだ出会ってない種族も大勢いるはずだし、もしかしてまだまだ伸びしろある?」


[解説...能力のLvで上昇したものは確認できませんでした]


「ありがとうAI(アイ)さん、そしたら新しい能力の取得も準備の一環てことで...調べるの手伝ってね」


[了解(お任せを)...可能な限りご主人の要望通りの能力を見つけて見せましょう]


「助かるー。っていうかAI(アイ)さんこのウィンドウに干渉できるの?」


おぉ勝手に能力一覧が開いてスクロールされていく...イメージしただけで開けるウィンドウだしそりゃ脳内に居るAI(アイ)さんならいくらでも動かせるか。


「よし、それじゃ新しい能力探しといきますか!」


「私は小ルラウネちゃんをおうちまで運んでおくわねぇ」


そして当然のように膝の上で丸まって寝始めるきゅーちゃん。お前ら自由だなぁ…...。


正直この能力の種類を考えるの大変な気配

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