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運を天に丸投げ

寝てたら予約投稿していないことに気づきました、やっちゃったぜ

何やら黒っぽいような紫っぽいような、奇妙な色の煙っぽいものが溢れ出た木刀を指さしながら若干あとずさりする小ルラウネをこう...生暖かい目で見守りつつ、一旦腰から外して地面へと突き立てる。


天運(テンウン)って名づけて前回が初陣だったけど、最初に叩き付けたのがスライムで怒ってるのか?」


「わからないけど...別に怒ってなさそうよ?」


「それなら何故そんな後ろに下がる?」


明らかに自分を盾に何かしらを回避するつもりだろお前。

あと怒ってないならこの謎のオーラは何?


「な、なんというか...不完全燃焼って感じがする...かも?」


「あぁ結局スライムを麻痺させるだけの役割だったから物足りないってことか...」


[解析...固有名:天運(テンウン)の製造に関わった者の意図的な意思を感じます]


「成程、姐さんの仕業か」


ただ何となく予想は付く…あれでしょ、所謂討伐数に応じて変質する妖刀ってことでしょ?

あとさりげなくこの木刀に意思が宿ってることが判明したね、頼んだっけか?


AI(アイ)、お前これの中にも入れるんじゃね?」


[推測…恐らくは可能かと]


うーん、自立起動する妖刀…恐ろしい超兵器の予感。

というか空飛ぶ木刀って時点でぶっ壊れ武器だな。


「うーむ、話しかけたりした方がいいか?」


「返事...してくれるの?」


「ふっふっふ...小ルラウネよ、さっきまで喋っていたのは何も突然自分だけの世界に入り込んだわけではないのだよ!」


「ずっと一人で喋ってただけじゃないの?」


[質疑…私のことを説明しては?]


「外付けの方が戻ってきたらまとめて説明するわ、まぁそれはいい...さっきの間に自分の能力は進化したのだ!」


そう、小ルラウネ達と喋るのもAI(アイ)さんと喋るのもこれが無ければ成り立たない能力。

「翻訳」から分岐進化した新たな能力「花鳥風月」の力を見せてやろう!


「言語を取得していない物とも会話が可能な能力...ってことで天運(テンウン)、聞こえてる?」


『むしろこちらの声は届いていますか...?』


「おぉ聞こえた!」


「また独り言が増えるのね...」


確かに、脳内で会話できるAI(アイ)以外に他には聞こえない天運(テンウン)とも喋れるようになったら...はたから見たら凄い危ない人になりそうだな。


『とりあえず暴れ足りないので何か狩りに行きませんか?』


「凄い暴徒だなお前」


「な、なんて言ってるの?」


「暴れ足りないからなんか狩りに行きたいってさ...小ルラウネ、この辺にそういう相手居たりする?」


「うーん...川を下った方に何かいたかも?」


しかしなぁ...現状食料はアラク姐さんの人造生肉と「五穀豊穣」の米や豆で事足りてる状況だからなぁ。

ここにさらに獣人達からの寄付も入るわけで...。


「因みに小ルラウネ、川下に居るのって何?」


「なんか、毒にも薬にもならないし川の生態を荒らしちゃう、食べるのに不向きな魚型の魔物って言ってたかな...?」


「討伐じゃ行くぞぉ!!!!」


『了解』


「え、そんなになるほどダメな生態なの!?」


当たり前じゃ!マジで何も利益にならないどころか食べるのに不向きって...どうしろと!?

あと魚はここで生きていくのに大変お世話になったので仇討ちさせていただきます。

魚型の魔物:魚人とかではなく、あくまで魚の魔物。

川に向かって木刀を叩き付ける危ない人が居たとか居ないとか...?

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