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奪う者と頼る者 其の五

ぶっちゃけ何時ぐらいに投稿するのが皆読みやすいんだろうか?

撃って気付いた、ヤバいこれ死ぬ!?

いやアラクネの里で撃ったときは反動なかったじゃん、っていうか試し撃ちした時点でこんな反動なかったぞ!


(まずいまずいまずい!この速度ならどこにぶつかっても大けがする!)


[緊急伝達!遠心力に注意!]


遠心力に注意って何!?

と思考する暇もなく背中に張り付いたアラク姐さんの糸で急カーブさせられた体が悲鳴を上げる。

主に三半規管が。


「ありがとう姐さん...でもちょっと脳が回ってる...おぇ」


「お礼は後でまとめてでいいわよぉ?それより貴方が凄いの撃ち込んだお陰でぇ、あの子剥がれそうよぉ?」


「あの子って?」


「獣人?ちゃんのお父さんに張り付いてたぁ「粘性の何か」の事よぉ?」


「獣人は自分が勝手に呼んでるだけだから、あとあの粘性体は異常スライムで当たりらしい」


「あらぁ...さっきから私達で引き剥がそうとはしてるけどぉ、過剰に増えた腕みたいな部位が体にしがみついてるみたいなのよねぇ...そんな自意識ってスライムにあったかしらぁ?」


あぁ姐さんの研究思考が今動き始めちゃった...いやでも考察してもらうのも助かるな。

一旦助けてもらったお礼もしたし、戦線に復帰はまだ厳しいから周囲のアラクネかアルラウネ達と情報共有をしたいな。


「ってわけでそっち視点でどんな感じだったか教えてくれなーちゃん」


「え!?わ、わたしでいいんですか!?」


いいよ近場にいたし、遠くから小ルラウネが凄い目でこっちを見ながら異常スライムに木の根這わせてるけど...あいつなんであんな難しそうなこと出来るくせに普段ヘタレてるんだよ...?


「えっと、とりあえず炎の玉みたいなのが着弾して!一瞬全身をその炎が覆ったんですけど、すぐ消えちゃいました」


[推察...環境適応の可能性]


「成程、他には何かあった?」


「えーっと...あ、そういえば内側の男の人は乗っ取られてたみたいですけど、あの衝撃で起きたみたいで、動きがちぐはぐになってますね!」


[重ねて推察...対象者に対して行っていた行動が捕食ではなく操作、操縦、支配に近い形であり、現状外部からの被害によってその対応が追い付かなくなっている模様]


「つまり過剰に思考負荷が掛かってるから押さえつけられなくなってる?」


「えっと、見た感じはそういう風に見えました!」


[回答...内部の獣人から反発するような魔力を確認。それを抑え込む対処効率は現在43%程度まで低下しています]


「んー適応されてるっぽいから「魔弾(バレット)」と「ファイア」の合わせ技も駄目だろうしなぁ…」


「え、もうさっきの凄いの効かないんですか!?」


「うん多分効かないし、効いたとしてもこっちがまた吹っ飛ぶからやらない」


安全性皆無の絶叫アトラクションなんぞ、そう何度も体験したくないわ。

しかし外部と内部の対応で効率が下がってるのか...邪魔すればなおのこといいってわけね。


「よし、なーちゃんアルラウネ達全員に伝達宜しく!」


「な、何をですか!?」


「んーそうだなぁ...「ちょっとあのスライムと話してくるから援護、というか護衛よろしく」って伝えて?」


「はぁ.........はい!?」


綺麗な二度見だなぁ、可愛い子がやると様になるね…。





それじゃ、楽しい楽しいお話と行きますかぁ…上位種のスライム君?ちゃん?


[質疑...自我の確立はまだでは?]


「いいんだよ、会話中に突然性別が確定するかもしれないし。それに...」


[思考(ほう)...それに?]




脳みそパンクさせるために話しかけるんだ、自我どころか()()()()()ぐらいさせてやろうぜ?


今主人公たちがやろうとしてること。

アラクネ達:獣人の父親とスライムを分離させよう!でもそれはそれとしてあれ変異種っぽいし観察。

アルラウネ達:遠距離から植物を操作して攻撃と防御、あと思考伝達で情報共有。アラクネと一緒に動かないとすぐ死にそうだけどアラクネが後ろにいるのもちょっぴり怖い。

主人公:きゅーちゃんはアラク姐さんの所に置いてきた。実際吹っ飛ばされたから正解だったと思ってる。

なーちゃんから俯瞰視点での情報をもらいつつAIさんと相談してスライムの思考をパンクさせる方向にシフトした。何か策でもあるのか?

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