里、機能不全
モンエナの白を久しぶりに飲んだらスポーツ飲料的な味わいだった...。無印の方が好きです。
アラクネさんのおうちで一晩を明かそう~!
今回お泊りするメンバーを紹介するぜ!
自分!火種が最大火力の護衛手段だぜ!
きゅーちゃん!ブレス(着火剤:なし)が特技だ、最近は噛みつくのが好きみたいだ!あと木を切り倒すぐらいのひっかく(空気切断?)が使えるぜ!
アラク姐さん!喰われそうだし喰いそう。研究肌な姉御で生肉(命冥加)を生み出したのに一枚噛んでるらしいぜ!マジで怖いし逆らえる気がしないぜ!
アラクネさん達!なんかありがたく晩御飯にお肉食べてたら近づいてきて頭撫でられたぜ!?人間の中でも私は平気って判断をされていたらしい…いつフラグ立ったこれ?
以上だ!
「誰に紹介しているのぉ?」
「どっちかというとこの後アルラウネ達にどう説明するかの練習かな?」
「だとしたら私の説明はどういうことかしらぁ?」
「ナンノコトデショー?」
あははうふふと笑いあう二人を遠目で眺めるアラクネ達の図、頭の上に飽きたのか胡坐の中で丸まったきゅーちゃん。何このカオス。
「それじゃあそろそろ行っちゃうのかしらぁ?」
「流石に探索目的で来たのに一晩泊めてもらっちゃったからね、そろそろ帰りますよ」
「「「また来てくださいねー」」」
「また来ます...肉も皆さんも普通に恋しいので」
アラクネの見た目、蜘蛛が苦手な人なら「二度と来るか!」と言い出すだろうが、生憎益虫だと把握してから恐怖は格段に減った...いや「異形種ハーレム冒険譚」読んでた影響もあるだろうけど。
あの作品挿絵がなぁ...R-18なのもあったけど、異種族の描写が生々しすぎたから、変にねじ曲がった感性を得た気がする…。
「まぁ、アラクネ達の見た目も気にしないごく普通の人間なので...どうか仲良くしてくれ?」
「んふふ、貴重だものねぇ...もちろん仲良くするつもりよぉ」
――――――――――
アラクネの里からの帰り道...アント族の巣を通り過ぎるときに謎に感謝の声をかけてもらったりもしたがまぁそれはそれとして。
川を渡るときにあまり苦労しなかったりもしたがまぁその説明も置いておいて...。
「なぜ普通についてきた?」
「何故かしらねぇ?」
アラク姐さん...。あんたアラクネの里の長じゃなかったのか...?
いや思ったよ?里を出るときアラクネ達は手を振って見送ってるのにやたら出口までついてくるなぁって。見送りが近いなぁって。
そしたら普通にアント族たちと話した時も隣にいたし...川渡る所まで来てくれるのかな?って思ったりもしたよ。
アルラウネ達に顔見せるのかなぁとか...そしたら川を渡るように木々に糸張って橋架けて私ときゅーちゃん担いでそのまま渡るんだもん。
「え、いいの?あの里、機能不全になったりしない?」
「大丈夫よぉ...ちゃんと後任は育成してきたつもりだしぃ...いつでも帰れるしねぇ?」
「いやまぁそれはそうだけども...」
「それにぃ...貴方を気に入ったって、言ったでしょう?」
「そういやそうでしたね」
これはもう諦めた方が早そうだ。というか川渡るの手伝ってもらったのが地味にありがたかったし元々仲良くしたいと提案したのもこっちだし、悪い事ではないのか...な?
さて、怯えて逃げながら隠れるのに失敗しまくってるアルラウネ達にどう説明したものか...。
小ルラウネ強制連行だな、きゅーちゃんゴー!
プロットが複雑骨折した挙句逃亡したのでアラク姐さんが付いてくることになりました...いや本当に何故?




