ツンデレはいつだって心の栄養
「名付けしてるじゃん!もう名前つけてるじゃんー!!」
「いやなんか思いついたから勢いで...ね?」
「いや「ね?」じゃなくて私いまだに小ルラウネ呼びなんだけどーーー!!!」
ある意味一番最初の名付け...なんて言ったらぶん殴られそうだ。
でもなぁ...自分の中である程度定着しちゃったからなぁ。
あ、焼き魚ウマっ、きゅーちゃんもこっち食べなー?
「無視すんなーー!!」
「あ、こら揺らすな!焼き魚が川に帰るだろ!」
やめろーきゅーちゃんが楽しそうに頭の上で揺れて複雑なメトロノームみたいになってるから。
あ、まって前後にガクガクするのはやめて首が終わる。
「な名前ははこここんどどかかかんんがえててておくくからららら」
「絶対よ!あと撫でて!!」
分かったから指さすな、きゅーちゃんも噛みつこうとしないの。
びっくりして倒れそうになった小ルラウネをこっちに引き寄せて頭を撫でつつ、今後のことを考える。
「現状食は安定、とは言わないがまぁ何とか確保できそうだ。アルラウネ達と会ってなかったらマジで能力だよりの生活になる所だったし本当に古龍さんに感謝だな」
「あ、後で木像は持ってくるから...」
「お前自分から撫でるの要求した癖に照れるなよ...木像はどこか設置場所決めないとな。家は今はこの本拠点で足りてるが、もう少し広く安定したものをいつか建てたいな」
「広くして、誰と住むのよ...」
「いや誰と住むというか、お前らがしょっちゅう入り浸れる場所にでもしようかなと?」
娯楽とかも作りたいし古龍さんに「只の回復」も定期的にしておきたいし、
川向こうの他種族とも交流していきたいし、あぁでもそうするとまた食料というか種族間の問題とか出てくるか...この辺の野生種で食える奴の品種改良とかしてみるか?
「うぅむ...やはりやることが多いな...人手が欲しい」
「なに、また集会かけるの?」
「いや、流石にこれだけアルラウネ達に手伝ってもらってまだ頼るのは流石に申し訳ないな」
「気にしなくていいと思うけどね...まぁでも全員がいつも暇ってわけでもないし、他の種族を頼ってみるとか?」
「蟻族...そういえば小ルラウネは向こう岸に住んでた時、蟻族以外の種族とか見かけたか?」
「え?うーん...私が見かけたのはあの種族だけだけど、他の子はなんか色々見つけてるっぽいわよ?」
ふむ、午後はその辺の聞き込みでもしてみるかな...。
ツンデレ書くの難しい...。




