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森の食物連鎖、人は大抵最下層



...目が覚めて自分がいなかったことに怒ったきゅーちゃんが匂いで追ってきた結果、

古竜さんの話を聞く前に頭をかじられることになりましたとさ。


「それで、経験を積む方法がほかにあるってことでいいんですかね?」


『うむ、それはそれとして...痛くはないのか?』


「甘噛みなので」


うーむガジガジ齧られている、だが痛くはない。

でもこのままブレス吐かれたらギャグでなく本当に黒焦げになってしまう、流石に

そんなことはしないと思うが...というかきゅーちゃん着火苦手だしそもそも齧りながら着火はできないし。


「というわけなので続けてください」


『う、うむ...まぁそう難しい話でもない。

簡単に言えば自身を強くする経験とは、自身の弱さを越えねばならんということだ』


どうしようちょっと何言ってるかわかんないぞ?


『...わしもここに来た者の話を完全に理解しているわけではない。

だがまぁ恐らく、その自身のLvより習得が困難なものや戦闘であれば、得られる経験値も変動しないということらしいぞ』


「なるほど…?」


えーっとつまり?

自分より格上の生物との戦闘で貰える経験値は減ったりしないってことか。

んで、習得難易度の高い物事で得られる経験値も一定を保つと...おや?


「じゃあ伐採みたいな単純作業より、工程が複雑な作業をこなし続ければ継続的に経験値になる?」


『有無、恐らくそういうことであろう...見たことはないが人里ではその手の手段が確立されていると聞く』


「マジすか…」


どうも古竜さんに挑んだ人や訪ねてきた奴ら曰く、一部人里では手ごわい外敵を

遠隔で狩る手段を確立しているらしい...。

それで一体何の経験が得られるんだと疑問に思うが、どうも無限湧きなので対処法を確立したこと自体が

かなり奇跡に近い偉業らしい。っていうか無限湧きの敵とか今であったら勝ち目ないぞ?


「指から火種出せるだけの人間にはどうしようもなさそうですね...」


『一応川を渡った先には他種族もいる、人型の奴らであれば小竜がわしとの目印となるだろう』


「きゅーちゃん連れて歩いてれば、古竜さんとの関係が理解されて襲われないってことですね」


この森の支配者ポジションジャンやっぱり...弱ってても竜だな。


『だが同族を傷つけられれば当然牙を剥く、無駄に襲ったりするなよ?』


「指からライターでどう戦えと...」


いやまぁきゅーちゃんのブレスとの合わせ技で多少は戦えるかもだけど、

別にこっちに敵対しない生き物まで狩ろうとは思えないし別にいいかな。

いわゆる中立的な奴らってことだろうし。


『人型でないものも、川の向こうにはおるが…奴らは恐らく襲ってくるだろうな』


ふーむ、人型でない者…か。

作品によっては見ただけで発狂するやつとかもいるけど、森の中だと

ナーガ(いわゆる上半身が人、下半身が蛇)とかアラクネ(いわゆる上半身が人、下半身が蜘蛛)とかかな?


「まぁそこらへんは臨機応変にします」


『簡単に死んでくれるなよ?折角の話し相手が減るのは悲しいからな』


あ、きゅーちゃんの心配してないあたりやっぱ竜って強いのね?

主人公の装備品は、

・最初から着ていた服(そろそろ着替えたい)

・きゅーちゃん(基本体に巻き付いて頭の上、たまに甘噛み)

・石斧(そこそこ平らで先を削った石+φみたいに真ん中が少し割けた木の枝)

拠点に置いているものは、

・竈(石で囲んだ炉の上にへこんだでかい石)

・皿:器:蓋:湯呑(古竜さんの鱗)

・その他建材のあまり(主に木材、あと古竜さんの鱗やらなんやら)

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