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幸せにしたいのは主人公じゃない!  作者: いたちのしっぽ
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「本日よりこの特別クラスを受け持つシンだ」

牛乳瓶の底の様な眼鏡。

しかし発する魔力の圧は凄まじく、生徒は一様に緊張の面持ちだ。

「同じく、本日より短期留学生として皆様と勉学を共に致します、シュターナと申します。よろしくお願いします」

シンのすぐ横に立っていた金髪碧眼の少女は、シンから発せられる魔力の圧にはビクともしていない様子である。

それもそのはず。この魔力の圧はシンが生徒達に向けて“シュンにちょっかい出すなよ”と言うメッセージな訳で(勿論そんな事誰も気づいていない)シュン以外に圧をかけるためのものなのだ。

しかし、シンの思惑など知る由もなく、シュターナは瞬く間に“怖いもの知らず”と位置付けられることになる。

シュンがなぜシュターナと再び名を変えているかと言うと、黒の一団シュンの名前はあまりにも有名になりすぎた。

これだけ新しい教師や警備が追加されたのだ。

賢い者は直ぐに「シュン」が黒の一団の団長であると気づくはずだ。

取り敢えず名前を変えておいた方が良いだろうと判断したのだ。

特別クラスは文字通り、特別な才能のある者達のことだ。

ずば抜けた魔力がその基準となる。

つまり、フェリエーラ・エトランゼ第一王子にクリス、リリア、そして四角関係の中心、エミリア子爵令嬢も在籍している。

年齢問わずであるがゆえにシュターナは最年少ということになる。

他にもこのクラスの人間は皆、ターゲット候補の集まりと言っても過言ではない為、シンとシュンの二人が受け持つことになったのだ。

余談であるが、シンが眼鏡を掛けている理由は、フレイザーより「学生達が気の迷いを起こさぬ様に変装しろ」と言うものであった。

それはそれで見てみたいし、寧ろエミリアがシンのみをターゲットにしてくれれば“そっち”は解決するとシュンは考えたが、却下された。

フレイザーに「シンの気持ちも考えろ」と言われ、あんな残念な子に好かれてもシンも困るかと納得した。

フレイザーとしては、シンのシュンへの思いを考えろと言ったつもりであったが、当然シュンは理解しておらず、フレイザーは肩を落とした。

と、まぁ、そう言った経緯のもとシンは眼鏡をかける事になったのだ。

しかし、ただの眼鏡ではない。

なんと、掛けた者の視界には魔法を使わずとも相手の魔力が映るのだ。

魔力の流れも見る事が出来るので、相手が魔法を使おうとすれば一瞬で分かる優れものなのだ!

ひとまず魔力の圧のせいで全く授業にならなかった最初の授業は終わり、シンは退室した。

生徒たちは一気に脱力し、あの男は何者なんだと噂しそしてあの圧の中で何ともなかったシュターナへとその矛先が向かおうとした瞬間、シュターナの前に二人の少女が現れた。

「クリス・アーリッシュと申します」

「リリア・リザドールです!」

「よろしくお願いしますね。早速校舎を案内致しますわ」

「え、あ、あの」

有無を言わさず二人はシュターナの手を取りスタコラサッサと教室を後にした。

足速に、しかし、走る事はなく人気のない場所へと連れてこられたシュターナにクリスとリリアは詰め寄った。

「シュンとシンがいらっしゃったと言う事は例の事件をお調べなのですね!?」

「勿論お手伝いいたします!」

「…初見でバレるなんて」

クリスは既に、祖父であるフレイザーに話を聞いていた為知っていたし、リリアもそのクリスから話を聞いていたのだ。

あの夜会の一件以来二人は仲がいいようだ。

「それに、シュンの側が一番安全でしょう?」

クリスの言葉にうんうんと頷くリリアに、シュターナは苦笑いで返した。

「安全かどうかは分からないけど、守るつもりだよ。それから私のことはシュターナとお呼び下さい」

これが私の今のキャラだと主張するように言葉遣いを変えれば、二人は快く頷いた。

「何をしているの?」

「!?」

突如響いた聞き覚えのない声にシュターナは振り返った。

(エミリア子爵令嬢…)

四角関係の中心人物、エミリアがおどおどとしたように声をかけてきた。

途端にクリスとリリアの雰囲気が一気に変わった。

「?」

二人はエミリアに余り良い印象を持っていないようだ。

まぁ、平気で二股どころか三股かける女だ、良いイメージなど無いだろう。

「な、何をなさっているのですかと聞いているんです!」

怖いけど勇気を出して、力を振り絞ってます的な声で、大声を上げるエミリア。

次第に人が集まりだし、クリスに至っては心なしかうんざりとした表情をしていた。

騒ぎを聞きつけた第一王子、フェリエーラも駆けつけてきて、野次馬の中にはシンやレイル達の姿もある。

「なんの騒ぎだ」

「あ、フェリエーラ様!あの方が…」

人影のないところで令嬢二人が今日やってきたばかりの留学生を挟み込んでいると言う図に、嫌な想像をしたのだろう。

フェリエーラは表情を険しくした。

「クリス、エミリアの次はその留学生か!?」

「!?一体なんのっ」

なんのことだと問おうとしたクリスの言葉は最後まで綴られることなく、フェリエーラに遮られた。

「エミリアに散々嫌がらせをしているだろう!?」

と。

「!??」

シュターナにとっては一体どういう事か、さっぱり分からなかった。

クリスほどの正義感の塊がイジメを行うなどあり得ない。

寧ろ止める方だ。

それがなぜそんな事になっているのか。

いや、それよりも今は自分がそのターゲットになっていると思われているようなので、誤解を解く方が先決である。

「お待ち下さいませ」

クリスとリリアの前にずいっと身を乗り出し、二人を庇うようにフェリエーラとエミリアの前に立った。

「フェリエーラ殿下、私にも発言の許可を」

淑女の礼をとり、頭を下げればフェリエーラは簡単に発言の許可を与えてくれた。

「良いだろう。正直に話せ」

「恐れ入ります。教室でもご覧になられていたと思いますがクリス様とリリア様は私に校舎の案内をして下さっていました。にも拘わらず私がはしゃいでしまい一人で先走った挙句、迷子になった所を迎えにきてくださったのです。嫌がらせなどとんでもないことでございます!お二人は良くしてくださっています」

そう言い、にこりと微笑めば野次馬の何人かは頬を赤らめた。

直後シンの魔力の圧が加わる。

「…本当だな?」

念を押すようにフェリエーラが問えば、シュターナは笑みを浮かべたまま、

「王族の方への嘘は不敬罪。この命に代えても嘘は申し上げません」

と恭しく頭を下げた。

嘘であるがバレなければ問題ない。

そこまで言われて仕舞えばフェリエーラは納得せざるをえない。

自分の命をかけて初対面の令嬢を守るとは考えないからだ。

「エミリア様とおっしゃられましたか?」

「え?えぇ…そうです」

今度はエミリアへと向き直ると、微笑みではなく満面の笑みで以て瞳を輝かせた。

「平民である私の事を心配して下さったのですね!なんと心優しく勇気のある方でしょう!心よりお礼申し上げます」

「そんな、私は当たり前のことをしただけです!」

顔を赤面させ胸の前で両手をヒラヒラと振る姿は、健気とも謙虚とも取れるが中身が三股ビッチだと思うと笑いがこみ上げてきそうであった。

勿論我慢した。

「フェリエーラ殿下にお話し致しましたように、お二人はとても良くして下さっています。ご心配は無用ですよ」

「えぇ、そうみたい!私の方こそ早とちりしてごめんね?」

「とんでもないことでございます!お心遣い感謝致します」

エミリアがフェリエーラに肩を抱かれて去るまで、エミリアを立てる発言で貫き通し、気持ちよく退場して頂いたあと

「…はぁー頭すっからかんぽいお嬢さんだね」

と言うシュターナの一言にクリスとリリアが噴き出した。

「にしても、フェリエーラ殿下はヴァレル国王とラテファリア王妃様のご子息でしょ?随分と似てないね、中身が」

見た目はそれはそれは凛としていてラテファリア王妃にそっくりだが中身がどうも伴っていない様子だ。

以前王城で見かけた時はそんな事なかったはずである、とシュターナは記憶してる。

「あのエミリア様と関わるようになってから殿下は変わられてしまいました」

「以前はあの様な方ではなかったのですが…」

「成る程。恋は人格まで変えたって事か…。それにしてもさっきの言い掛かりなに?まるでクリスがエミリアを虐めてるみたいな発言。元婚約者だったんだし、お互いに付き合いがあるんだから、クリスがそんな人間じゃない事くらい分かるだろうに」

「…それも全てエミリア様が有る事無い事フェリエーラ殿下に話されているようで…」

「殿下は私が婚約破棄をされた腹いせにエミリア様を攻撃してると思っているようです。エミリア様の仰る事は全て鵜呑みにしている有様です…」

「…oh…一番ダメなパターンじゃん…。そもそも婚約破棄されたのはフェリエーラ殿下のほうじゃん」

これは本格的に第一王位継承権を第二王子に譲った方がいいんじゃないか?と思ってしまう。

あんなのが次期国王と王妃とか、国の将来に関わる。

「リリアは平気?あのエミリアに何もされてない?」

クリスと共にいるならば何か被害があるやもしれないと問えば、苦笑いで返された。

「私は慣れていますので」

「!?」

“慣れている”それはつまり何かあるのだ。

リリアはそのアルビノの容姿のせいで幼い頃から誹謗中傷を受けていた。

なので今更エミリアに何か言われたとしても、なんとも思わないと言う事なのだ。

直ぐにそういう事だと分かったシュターナは眉間にグッと力を入れた。

「慣れるなんてあるわけないでしょう?傷つかないわけないんだから!二人を護衛する目的もあるし、今後は私が二人の側に居るから!また何か言われたら私がさっきみたいに言い返すよ。だから我慢はしないで!」

「でも、エミリア様に言い返すとフェリエーラ殿下が…」

「大丈夫!さっきみたいに二人が納得できれば問題ないし、いざとなればとっておきがあるから」

とっておき?と首をかしげる二人に、シュターナは内緒だとウインクをして見せ、そろそろ次の授業が始まると教室へ向かった。



(おかしいわ…ゲームじゃ事件のせいで警備が増えたり教師が代わったりはあったけど、途中で留学生が来るなんて無かったし、フェリエーラとクリスが婚約破棄するなんて…。二人の王妃が生きている事と言い…誰かがゲームの流れを変えてるんじゃ…)

となると、あの留学生のシュターナが怪しい。

なぜならクリスをあそこまで完璧に庇うなんてただのモブではあり得ないからだ。

(あのシュターナが私と同じ転生者なら分かる。でも悪役令嬢を庇うなんて、何が目的なのかしら?)

今のところ三人の対象は順調に攻略できているが問題もある。

四人目の攻略対象である第二王子、セリブレートが全く自分に好意を示さないのだ。

確かにイベントは発生してクリアしているはずなのに。

しかも、ゲームでは兄のフェリエーラ同様特別クラスに通っていたはずがなぜか、今年に入って騎士科へと編入してしまったのだ。

一体何がどうなっているのかさっぱり分からない。

(でもまぁ、私の目的は逆ハーだけじゃなくて、“兄弟サンド”!隠しキャラのシンとアスベルに挟まれるルートを目指すんだから!)

アスベルとの隠しルートは一応こなしているが、なぜか毎回護衛のクーにより阻まれている。

邪魔だなとは思うが、障害があってこそ燃える愛もある!とポジティブに発想転換したエミリアにはまるでめげる気配はない。

(さて、今夜にはシンとの初イベント!事件の捜査が進展せず新しい教師がきて、心配になったシンがアスベルの様子を見に来る日!そして私はこう言うの!“貴方は誰!?今回の事件の関係者!?”ふふ!セリフもバッチリ!さぁ!待ちに待ったシンとの初イベント!きっちりこなさなきゃ!!)

夜の為にお昼寝だ、と机に突っ伏すエミリア。

坦々と授業をこなすシンの視界にはその様子は全く映らなかった。

どうでもいいと言う意識の表れで、寧ろシュンが自分の声に真剣に耳を傾けていることの方が重要であった。


授業が終わると王都に住む者達は自宅へと帰るが、他所の領地から来ている者達はわざわざ行ったり来たりする事は余りにも大変なので寮が設けられている。

シュンは寮に寝泊まりし、寮の生徒達を守る役割も担っており、他のメンバーは交代で夜も見回りをしている。

勿論シンも例外ではない。

一人上空から怪しい者がいないか見ていた時だ。

一つの影がコソコソと中庭へと現れた。

暗く姿は見えない為、そっと隠れながら地上へと降り立った。

「…あいつは…」

シュンが問題児だと言っていたエミリアがそこに居た。

彼女も魔力が強く狙われる確率の高い人物だ。

勿論そうだと忠告もされているにも拘わらずこんな所で一人でウロつくとは、相当オツムが弱いのか、とシンは息を吐いた。

「誰かいるの?!」

「!?」

完全に気配は消していた。

ため息が聞こえる程近い距離でもない。

しかしエミリアはしっかりとシンのいる方に視線を向け、言葉を紡いだ。

「誰!?」

「!!?」(完全にバレてる!?この女…何者だ)

仕方なく黒の一団の黒いコートに身を包んだシンは、姿を見せた。

うっすらと見えたシルエットにエミリアが息を飲んだのが分かった。

「あ、貴方は誰!?今回の事件の関係者!?」

もしそうであってもハイそうですなどと言うわけがない。

シンは噂以上のエミリアの頭の残念さに驚いた。

「そう言うお前はこんな所で何をしている?その魔力じゃ狙われてもおかしくないだろ?」

「だ、だから!私を餌に悪いやつを捕まえようと!」

いや、無理だろと即座に思ったが相手にするのもバカバカしく思い、戻れと指示をした。

エミリアは「嫌だ、犯人を捕まえて学校のみんなを安心させたいんだ」と駄々をこねはじめた。

心底めんどくせえと思いながら指を鳴らし、エミリアを移動魔法で強制的に警備員の控え室へと飛ばした。

インカムで事情を伝えると、警備員達はエミリアを家まで送る事になった。

シンの報告では「犯人を捕まえる」と意気込んでいたらしいが、警備員が送ると言えばすんなりと承諾した。

しかも、それはそれは上機嫌で。

訳がわからないとシンは首を傾げ、シュンの部屋へと移動した。


「寝るか」

「自分の部屋へ行きなよ」

突如戻ってきたシンは、我が物顔でシュンのベッドに横になった。

勿論教師用の寮にシンの部屋もある。

学校全体に仕掛けた録画水晶に不審な点がないかチェックしていたシュンは、邪魔だと言わんばかりにシンをジト目で見た。

「お前、最近俺に冷たいぞ」

「気のせいだよ。そう言うシンこそ最近スキンシップ多いね。私が居なくて寂しいのかなぁー?」

茶化すようにふざけた物言いで言えば、いつもなら少し怒ったように「誰が」と言い返してくるはずなのだが、シンはベッドに横になった状態でじっとシュンを見つめ何も言わない。

不思議に思い首を傾げれば、実に不服そうに

「俺をほっとくからだろ」

といい捨て、ゴロンと向きを変えシュンに背中を向けた。

「………」(な、何この可愛い生き物!!)

僅かに見える耳が少し赤くなっていることを見逃さなかったシュンは、録画水晶を仕舞うとベッドへと上がった。

「よしよし、お兄ちゃんは寂しがりやだねー」

と頭を撫でれば、すかさずその手を取られてしまい引き寄せられた。

「子供扱いするな。俺の方が歳上だ」

シュンを抱き枕にする様に抱き込みながら拗ねた声が漏れてきた。

甘えるように、シュンの頭に頬を寄せる姿は年上には見えない。

「ふふ、はいはい」

「また子供扱いしてる!」

「してないしてない」

「そう言うところがしてるって言ってんだよ」

「ごめんね」

全く申し訳なさなど感じ取れない謝罪であるが、今が幸せな為シンももう何も言わずそのまま目を閉じた。

落ち着いた鼓動を感じながら、シュンも目を閉じる。

(来年は忙しい一年になるな…。原作ではルーズランス国が戦火に飲まれ、シンが両親を殺す年…シンは大丈夫だと思うけど、未だにルーズランス国を狙っている相手が分からない。フレイザー閣下の話じゃ武器商人の動きが活発になってきているからもう直分かるはずって事だけど…)

底知れぬ不安がシュンを襲う。

思わずギュッとシンの服を握ってしまった。

「どうした?」

声がかけられ、すぐ上にあるシンを見れば思いのほか近くにシンの整った顔があった。

直ぐ様元の位置に視線を戻すと極めて冷静に「なんでもない」と返す。

(うっわっ!近い!!見慣れてるはずだけどこんな近くで見たことあったっけ!?やっぱイケメン!!)

内心大慌てであるが表情はお得意のポーカーフェイスだ。

シンに悟られることは無い、が。

「…シン?」

「な、なんだよ」

シュンの耳元にはシンの胸板がある。

突如早くなったシンの心音に不審に思いながらもう一度シンを見れば、真っ赤な顔で睨みつけてきた。

(いやいや、そんなまさか…)

なんと言えばいいか分からず、シュンはみたび視線を戻し「何でもない」と返した。

(いや、だって…その表情…まるで私の事が好きみたいな……いやいやいや、ないないないない。私見た目子供だし。どれだけ自惚れてんの?)

その時、ふと思い出したフレイザーの言葉。

“シンの気持ちも考えろ”

あれはもしや、そう言う意味だったのか?と勘ぐってしまう。

好きな女に“他の女を落としてこい”などと言われたら誰だって傷つく。

勿論本気で言ったわけではないとしても。

あの時のシンの表情を考えればまさかと思ってしまう。

“シンは私が好きなの?”

そう問おうと思っても、もし勘違いなら恥ずかしすぎる。

ここは一つ、見なかった事にしようとシュンはそっと目を閉じたのだった。


その頃…

(心臓うるせぇ!!止めるぞゴラァ!!)

唇がくっついてしまいそうな距離で一瞬見つめられたシンの内心は大荒れであった。

自分の心音に気づいているだろうシュンが何も言わないことに、安堵と落胆が混ざっている。

シンがシュンに思いを告げるのはシュンが十五歳になってからと決めている。

十五歳ならロリコンではない、と言い聞かせながら。

現代日本では完全にアウトだ。

それまでに自分がシュンに好意を寄せていることを猛アピールする事にしている。

スキンシップが増えたのもその一環だ。

うるさい心臓が治まってきた頃、シュンから規則正しい寝息が聞こえ出し、自分が全く意識されていないことに落胆するまであと数分…。






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