第一話 ルヴィナ村
#第一話 ルヴィナ村
隊長バルドを筆頭に総勢三十九名にもなる討伐隊がルヴィナ村へと向かった。
勇者ロイ、聖女エルセ。
核を壊す精鋭部隊の核伐隊五名。
後方から援護する守備隊三十名
そして闇の場所へ導くナビ。
闇は核の大きさが能力の高さ、知能の高さを表す。
砕けば核が再び集まり修復するまでの間は無力化する。
女神から与えられた権能の光で聖女は闇を滅する事が出来る。
闇に近付くまで聖女を守るのが勇者。
勇者は人一倍聖女の癒しの恩恵を受ける事が出来、小さな傷も疲れもなくただひたすらに闘う事が出来た。
聖女と勇者を守るのが核伐隊。
兵士の中でも適格適性審判を合格したものだけが選ばれる。
そして、闇と聖女と勇者の力が分かるナビ。
ナビは闇の場所も分かり討伐隊を導く役目を持つ。
討伐隊の中で最初に出た犠牲者はナビだった。
目的地の方角も距離さえ分からなくなり山の中を四方八方から来る闇の攻撃を防ぎながら進んだ。
闘いに慣れない聖女は権能で闇を滅するがそれ以上の勢いで闇が現れると数で押され始めた。
守備隊が一人減り二人減り、勇者ロイ、聖女エルセ、隊長バルド、そして核伐隊五名となってようやく開けた野原に着いた。
大きな核の前に人型の闇が立つ。
聖女エルセはかろうじて踏ん張っていたがとうとう力尽き、その場に倒れ込んだ。




