表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/16

回想①

地球の自宅


俺は伊勢(いせ) 英人(ひでと)30歳DTの自宅警備員NEETってやつだ。


家族はお袋に2歳上の姉と2歳下の弟の三人兄弟で親父は俺が20歳の時にガンで亡くなっている。


何でNEETになったかと言うと単純に疲れたからとしか言えないんだよな。


とりあえず、最終学歴は大学院修士でその後に事務から始まりアプリ開発、警備員、スーパーの店員、飲食店店員(基本パートだったけど)と色々やってみたけど各職場で上司や同僚に頼りにされて仕事量が増え続け、その重圧に耐えられず職を転々としてしまい今のNEETになってしまった。


まぁ、俺が精神的に弱かったのもあるけど入ったばっかりの人間にまわす量じゃなかったんだよ!


事務やアプリ開発の仕事では新人が1週間で終えるはずの仕事を勢いに任せて3日とか4日でこなしたら仕事が増える増える。


最終的には同時期に3つ4つの複数案件やることになってたよ。


そりゃ、普通だって言われるかもしれないけど入ったばっかりで大したこと知らない人間に急にやれって、結構な無茶振りな気がするんだけどどうなんだろうね?


まぁ、俺は耐えられませんでしたよ。


で、それ以外の仕事でも研修期間が他の人は2週間のところを1週間かからないで新人の枠から外されてベテランの社員と同じ扱いをされて仕事がドンドン増えていったさ。


一言で言うなら無茶!精神的、肉体的にキツイって!俺そんなに精神強くないから!


って感じで、鬱っぽい感じになってNEETまっしぐらですよ。


で、そんな期間が1年たったある日のこと。


今や立派に社会人している弟の勇人(ゆうと)が俺に言ってきたのよ。


「兄貴、家に引き篭もって仕事する気がないんだったら異世界で頑張ってみる?」


ってさ。


異世界?RPGとかラノベにあるあの異世界?


何言ってるんだ俺の弟様は?ってなったんで


「異世界って何言ってるんだ勇人?」


って、聞いたわけさ。


すると勇人は


「ほら俺が高校卒業した後に友達と旅行に行ったでしょ?あの時さ友達と別れて家に帰る時に異世界の神様に召喚されて勇者やって異世界救ってきたんだよね。それでその時の報酬を神様に貰ったんだけど何かの時に異世界行けたら良いかもって思って救った異世界に行ける通行手形みたいなアイテム貰ったんだ。」


と、言って神社にある絵馬みたいな形をした薄緑に光る金属製の板を俺に見せてきた。


「これがそのアイテムでこれを使うと、異世界の神様のところに行けるんだよ。で、後これなんだけど。」


そう言って、カードの束を出してきた。


「これは異世界で俺が持ってたアイテムを地球で問題無い様にしてくれたもので、カードに書かれている物は向こうの世界で具現化して使えるようになるんだけど、どう?兄貴、異世界で過ごしてみない?」


半信半疑だったけど俺はワクワクしてきて


「それが本当なら行きたいわ。何かこうまったく知らない場所で過ごせば何か心境が変わって色々出来そうな気がするし。」


「じゃあ、準備しようか。」


「おう!」


と、話して準備を始めた。


こっちからも物は持っていけるそうなので、勇人に色々聞きながら準備をした。

異世界の名前は『ディー』と言って、地球の中世っぽい世界で魔法があるらしい。


勇人が持ってたアイテムカードはすごい量あったけど一般人が持ってる位の物で準備をして地球から持って行っても異世界で問題にならない物を確認しながら数日かけて揃えた。




そして、異世界出発の日。


お袋と近所に住んでいる姉には勇人の紹介で住み込みの仕事をしに行くと嘘の説明をしてある。


仲の良い友人には新しい仕事で忙しくなるから連絡が取れなくなると説明をした。


そして、家を出て勇人の住んでいるアパートへ移動した。


勇人が言うには通行手形は勇人にしか使えないが、触れている人間を一緒に移動させられるんだそうだ。


異世界『ディー』の神様には多い人数でなければ連れて来るのは問題無いと言われているそうだ。


そう言う事で弟の住んでいるアパートから異世界の神様のところに移動した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ