回想②
勇人が手形を使った瞬間に強烈な光に包まれて光が晴れた時には神殿のような場所に来ていた。
俺は勇人の言っていた事が本当だったことに興奮し周りを見渡していると急に女性の声が聞こえてきた。
「勇人殿お久しぶりですね。本日は他の方も連れてこられたようですがいかがいたしましたか?」
「神様、久しぶりです。今日ここに来たのは隣に居る兄貴を『ディー』に送って欲しいんですよ。」
「どうも、勇人の兄の英人です。どうぞよろしくお願いします。」
と、さっきまで居なかった前方に居る神様にペコリとお辞儀をした。
神様は女神様だったようだ。
ただ、後光が強くて顔は拝めませんでした。
「あら、勇人殿ではなくお兄様をお送りするのですね。」
「ええ、兄貴がNEETで仕事もしてないので向こうで過ごせば心境に変化があるかもと思ったので。」
「わかりました。勇人殿に対する正当な報酬ですからね。では、英人さん『ディー』に向かうにあたり何かございますか?」
「それでは名前を『エイト』に変更してもらえますか?」
「名前の変更ですね?それ位でしたら問題ありませんので変更して送らせて頂きますね。それとLVは1で送る事になりますので問題が無い場所にお送りいたしますね。」
「「ありがとうございます。」」
と弟と一緒に神様にお礼を言った。
「じゃあ、兄貴。俺は帰るから向こうで頑張って過ごしてくれな。」
そして弟は地球に帰っていきましたよ。
あっさりしてるな~。
そう思っていると神様が声をかけてきた。
「勇人殿に説明をされているかもしれませんが説明させていただきますね。」
と、神様が説明を始めた。
大雑把にまとめると
①ステータス・スキル・称号が存在する。
②スキル・称号は地球に居た時の行動や知識等を元に追加される。
③スキルのEXPは表示されないが使っていけば適性にもよるがLVが上がる。
④アイテム・スキルにはレアリティーが存在する。
⑤スキルLVがあるものは10が最大で無いものも存在する。
⑥地球に帰る場合には神殿で神様を呼んで送ってもらう。
⑦『ディー』で死んでしまうと俺は生き返ることは出来ないので死なないようにすること。
(『ディー』で生まれた人には少ないながらも蘇生方法があるらしい。)
と、大体こんな感じだった。
「では、『ディー』の大地にお送りしますね。」
「はい。よろしくお願いします。」
と、俺が返事をすると足元に魔法陣が出現し俺は『ディー』の大地に送られた。




