01-11
いやいや、ドーラちゃんよ何を言うかね?
面倒事に会いたくないって言ったのに何で『冒険者ギルド』とパーティーに誘ってくるかね?
二人ともかわいいから俺なんかがパーティーに入ったら絶対お近づきになろうとしていた男性冒険者に影でボコボコにされちゃうよ。
戦い方教えてくれるって言うけど、俺の戦い方はチキン戦法で良いよ。
まぁ、地球に居た頃ボクシングのジムに通ってた時期が最近一年程あったし、趣味の範囲でサバゲーと独学で模造刀での居合いを少々、中学高校の酷いゲーム小僧だった時にはゲームのカッコよさそうな戦い方のマネしてみたりとか……運動とかは中学のときに陸上部だったぐらいしかないし……。
うん、チキン戦法で良いって考えてるのに変に色々な戦い方覚えてるな俺……。
それにどう考えても厨二病だろそれって話だよ。
と、そんな考えは良いとしてどう返事するかだな。
う~む……色々な事をやってみるのは面白いだろうから『アンスール』にあるギルドは入れるところは全部入っちゃうか?
自分で素材集めて鍛冶・製薬・錬金して自分の店で販売してしまえば良いだろう。
自営業なら忙殺されることもないだろう。
最悪、店は人雇えば良いんだしそれで行こうかな?
でも、スキル数的にはそんな人いないはずだし……。
街での商売主体なら市民登録+商売に関係するギルド登録だろうし、冒険者をするなら冒険者ギルド単体で登録か冒険者ギルド+自身のスキルが関係するギルドに登録するんだろうな。
と、考えている場合ではないな早く返事をしないとな。
とりあえず、冒険者ギルドに入るだけ入るのは良いけど、このまま情報の無いままドーラちゃん達と一緒に行くのはテンプレ的には危険だな。
まずはこれを聞いておこう。
「あのドーラさん一つ聞きたいのですが、冒険者はどんな人が多いですか?」
「うん?なんやエイトはんは冒険者がどんなんかちゅうのは怖いヤツがおると思うとるん?大丈夫やで、アンスールの冒険者ギルドはギルマスがしっかりしとるからガラの悪いヤツはそないおらへんよ。」
「それならよかったです。祖父から冒険者はガラの悪いのが多いと聞いていたので気になっていたんですよ。」
「そないな風に聞いとったんなら気にするのは当たり前やね。」
「それなら少しの間ドーラさん達のお世話になります。」
「ほんまか!そらありがたいわ。ウチら二人だけやとあんまり大層な依頼は受けられへんかったんよ。エイトはんは見たところ結構強そうやしね。」
「祖父に刀を習っていた程度なのでそこそこですよ。」
「刀使いなんですか?フェオ王国でも使っている人がまったくいない武器を使われるんですね!」
ちょっと喰い気味にリーゼちゃんが話しかけてきた。
今持ってるのは地球から持ってきた模造刀だから切れないけど、作りは良いからある程度は使ってられるとして他の武器も使ってみたいよな。
俺としては武器はRPGの醍醐味だから色々調べてたし異世界での楽しみの1つではあるんだよな。
「それじゃあ、お二人に少しの間お世話になりますね。」
「えぇ返事が聞けてウチはうれしいでエイトはん。」
「は、はい!こちらこそよろしくですエイトさん!」
と、二人が返事をしてくれた。
よし、後は『アンスール』で冒険者ギルドに登録してついでに製薬・錬金術ギルドに登録しよう。
錬金術はこっちで調べないと覚えられそうにないしね。
所持品解説No.006
名称:ファイアリング
等級:特上級
価値:時価=現時点で金貨75枚以上(オークションでしか出回らないため)
効果:火魔法LV:1相当の火球を放てる
消費MP×INT×(50+(LV×5)%)=威力[属性火](火魔法攻撃に順ずる。)
説明文:指に装着してMPを消費することで火球を放つことが出来る指輪。
ただし、スキル『魔力操作』を持っていない場合は
消費MPが固定化されるため威力が上がらない。
解説文:エイトは火が着ける魔道具と考えているが実際は攻撃用の魔道具である。
現在では遺失技術のため作成不可。(作中では作成可能にする予定です。)
そのため現在では古代遺跡や地下迷宮でしか入手不可。
ただし入手はしやすいので価格はそこまで高くない。




