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殺したいほど愛してる  作者: 雪梛


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魔王が魔王に大学生みたいな感じで講義されてたんだね分かりません

流石ね、まさかあれを決めるなんて…


しかし肝心の相棒が倒れている…じゃあ私が言うしかないじゃない!



「はっはっは、すりかえておいたのさ!」


「どおりで、あの出力に、耐えられた、わけですか」



しかし梛木はイカれてるわねまさか腹に刺さった際の反射でプラズマソードを弾くなんて。


私もあんなセリフ言っているけれどもう死にかけ、無無は復活して部屋隅で体育座りだし雪は…もう戦える奴いないわね。



「なんで私のとこ3点リーダーでぼかしたのかしら!?」


「終了です。全員と全力で戦えたので十分でしょう」



いや、こんなに死んだり死にかけても殺せないの癪なんだけれど。



「っは!?あれ?私生きてんじゃん。あ、そうだ!…はっはっは、すりかえておいたのさ!」


「ごめんなさいね、私がもうやったわ」


「マジかよ…」


「まあ、終わりなら終わりでいいんじゃねぇか?どうせ語るなら口にしとけやいい」



あーもう終了の流れなのね分かったわ。


じゃあナイフ確認からなにまでって横のやつがやかましいわね…



「私だって戦いたいわ!梛木は私と戦わなくていいっていうのかしら?」


「駄々こねるとか園児ですか雪は…はあ、しょうがないですね…」


「やったぜ☆よしじゃあh」



『ショートマイゾーン』



吐血しながらも雪を一瞬できった…ふふ。



「あっはっは面白すぎるわね瞬殺じゃない!」


「でも相棒よ、あの雪がこのくらいで死ぬのか?」


「な、なんですって!?」



フラグが立ったわあと頼んだ。


「…」


「…」


「…」


「…」



…


あら?起きてこないわね、どうしたのかしら…



「ゆ、雪!お前はこんなんでくたばる玉じゃねぇだろ!!!」


「そうだろ!雪に玉はねぇだろ!」



ん?流れ変わった…のか?


よく見なくても全員ニコニコだし奇怪な状況すぎるわね…まあ、私も笑っているのだけれども。



「頼む、起きてくれ…お前がいなかったら私は、私たちはどうやって瞬時に欲望解放すればいいんだよ!」


「私切られたくないから起きろこの野郎!!!」



台無しよ…



切り取られた限定的空間内に生きるふりをしている人たち。


一つであり複数である3次元的矛盾を保有する私たち。


果たして上記の2行は誰が書いているのかな。




「やっぱり知ってたのかよ」


「まあ、こちらとしても少し驚きました」



今はリビングでコーヒー飲みながら団欒中だ。


配置は適当に、雪梛について話してはいるが謎すぎだろまじで…



「でも私たちとは少し状況が違うわよ。梛木、あなた2種類の雪梛と合っているでしょう?」


「よくわかりましたね。それなりに歪ませたんですけども」


「あのぐらいなら整形できるわよ。私が気になるのは同一の雪梛が存在できるのかということなんだけれども」



すみません、よくわかりません。 



「気配がほんのり違った気がするので恐らく別個体になるかと思いますね。可能性としては別時間軸の個体じゃないかと」


「確かに雪梛には時間を巻き戻すとかいう変なことされたわ。でも別世界線に干渉することができるとは限らないわよ」



ん?


ぽかんと相棒の顔面眺めてたら無無がつついてきた暇かよ。



「こいつら何言ってんだ?」


「安心しろ私もさっぱりわからん。お風呂上がりぐらいさっぱりだ」



まあ永久的絶命案件じゃなきゃいいかなぁ。


いやまてそういやなんか言ってたな…あ。



「別時間軸雪梛はいるじゃん。帰る前置いてくって言ってたし」


「あ」


「よくそこまで読み解いたね。いや読み返しただけかな?」



うわぁ何だこいつ当たり前みたいにイス増やしていつの間にか座ってたんだが…



「2名に異なる状況で私を見せたらどうなるのか、まあこんな結果になることは分かっていたよ」


「…何しに来たのかしら?」



魔王に続いて雪梛…てかこの雪梛は私たちの知っている雪梛なのか?



「そこは大丈夫ちゃんとメイン時間軸の雪梛だよ。今回はせっかくだから別世界で魔王やってる友達呼んできたよ。やっぱ本物見たくない?」



ほー友達かぁ…は?



「はじめまして。美雪とm」


「お前じゃないてんちょう」


「さすがにバレるかぁ」



なんか来たと思ったらてんちょうに変わった…夢って優しいんだったな。


呆れているとなんか目の前に出てきた!?



「初めまして。わたくし美雪と申します。ちょうど別の魔王からの教育方法の講座が終わったので来ました」



ふむふむ、魔王が魔王に大学生みたいな感じで講義されてたんだね分かりません。


どうなってんだよこいつら魔王がなんかいっぱいだし私たちでも遊ばれるようなバケモンしかいないし…


実際前にいる美雪も圧倒的な格上だ。


おかしいな私たちは無双に近いダークファンタジーのキャラクターじゃなかったのか!?



「変な驚き方しないでね。ちょうどいいから全員強くなっときなよ。何だっけ?硬化の変異大型だか言うやつを瞬殺できるぐらいに」


「あれを瞬殺!?はっはっは冗談きついよ…はあ…」



まああんまり呆れられるのは得策じゃないな…まてよ?


強くなれば相棒と最高に楽しく戦えるしワンちゃん雪梛殺せねぇか?


相棒のほうを見ると目で了解を示してきたよしやったるかぁ!



「じゃあ美雪、あと頼んだよ。私はトーナメント見てるから」


「どの程度強くすればよろしいのですか?魔法、呪文、魔力、剣術、基礎、シールド」


「あー…基礎と剣術だけでいいかな。他は今度魔法使い編に向かわせるとしようか」


「わかりました」



ん?私たちも近いうちに魔力とかのファンタジーできるってコトぉ!?


あ、雪梛帰っちゃった、まあいいや。



「では皆さん、よろしくお願いします。名前や情報なんかは読ませていただいているのですぐにでもやれますよ」


「いや、休ませてもらえないかしら?」



結局その日は適当な会話をして一日が終了となった。


私たちもバケモノの仲間入りだぁ。



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