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殺したいほど愛してる  作者: 雪梛


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いい描写ありがとね。おかげで新鮮な反応が記録できた

あ、相棒が死んだ…死んだ、死んだ死んだ 死んだ 死んだ 死んだ 死んだ 死んだ 死んだ 死んだ死 死 死 死 死 死 死 死 死 死…


体内を形成していた物質が一気に変化して道のりを一本上書きした。


復活しようと何かろうと死んだという事実は変わらない。



「やっぱりそうなるか。まあとりあえずきていいよ」


「あっは、殺してあげるわ」



片膝を地面につけてナイフの先端を地面に当てる。


そして角度をつけて太ももに圧縮させた筋力を解放しながらナイフという媒体を使用して粉砕しながら前方に踏み出した。


あらかじめナイフの留め具を一か所緩めていたのでそこから飛び出たナイフで補充をして雪梛の首を取りにかかる。


刃が当たるかと思ったタイミングでナイフが空を切ったようだが今大切なのはそこではない。



「ついてこれるかな」



どういうことよ何で既に背後から斬撃が来ているのかしら?


欲望が勝手に行動してくれているおかげで死ぬことはないが完全に遊ばれている。


いや、おそらくかなりの制限をかけて全力で戦っているのね。


徐々に増えていく自身の赤を認識しながら頭に一瞬よぎった映像を実現させた。


次の斬撃方向はこっちね。


背後から迫る左わき腹を狙った刀に対してナイフの持ち手を合わせて刃を侵食させた。


隙が発生するだろうからホルスターからナイフを射出して即座に首を斬り飛ばすわよ。


みぞおちに向かって進むナイフと私の右手が雪梛の生命を取りにかかる。


雪梛のシャツを切っていく感触が私の脳内に刻み込まれていくわ。



「おっと、これは予想外だね」



完全に突き刺さる前に回避されたようだけれども皮膚を切った感触があったわよ。


その瞬間に欲望の浸食が大幅にはやまり気が付いたら既に雪梛の背後に回っていた。


感覚が一段階崩壊したのかギリギリ動きを認識できるようね。


首をとったと思った瞬間に見えない何かによって攻撃が防がれた?



「正直舐めてたよまさかここまでとは思わなかった」


「もう本当に変なことしかしてこないわね…」



おそらく目に見えない何かで防いだのね…ずるすぎじゃないかしら?


それよりも欲望が認識できなかったほうが気になるわね、いつもこういうのはオードで回避してくれるのに。



「さて、投稿感覚があいて読者が暇しているだろうしここいらで編集点的なものでも作ろうか」


「あら?この創作物はどこかに投稿されているのかしら?」


「そりゃもちろんだよ。作品は一人で宣伝できないから作者が責任もって広めるんだよ」



なんか私と相棒の生活が読み物にされるなんて信じられないわね…面白くないんじゃないかしら?


そんなことを思った瞬間に身体にとてつもない衝撃が走った。


ナイフの持ち手を地面と干渉させて勢いを急激に落としながら雪梛のほうを確認。


なんか手のひらをこっちに向けているわね…え?


目の前に突如として炎が表れてこっちに来てんだけど!?


とりあえずわけわからないから回避をしてこの度は上から氷柱!?


どうなってんのよ魔法とやらが存在するとでも言いたいのかしら!


キレながら迫りくる超常現象を五分ほど破壊すると急に雪梛が止まった。



「今度は何かしら…」


「うん。いい描写ありがとね。おかげで新鮮な反応が記録できた」



あ。遊ばれてたらしい。


ここまで来たら足掻いてやるとか思ってナイフを握りなおした瞬間に雪梛が刀を振ってきた。


距離は十分あり斬撃が届いていいはずがない距離だわ…いやこれフラグね。


見事回収するかの如く私の腹が瞬く間に切断されて吹っ飛ばされていく下半身、臓物を見ていたら意識が失われた。


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