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殺したいほど愛してる  作者: 雪梛


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おつかれちゃん。一回死ね

いきなりなんだかよくわかんないけど死なないなら全力で遊べんじゃん!!!


いつもの基礎体移動ではなく平行移動を意識した反作用をほとんど起こさないロスの少ない移動方法を採用。


脚に痛みを感じたけどぶっ壊してもいいだろ!


雪梛にすれ違いざまに表面のみ切り裂く斬撃を放ってそのまま通り過ぎr?


予期せぬ金属音が発生したのでとりあえず回転運動をおこしながらすれちがう。



「なるほど。ショートマイゾーン程度の速度か」


「は?見えるのかよ…」


「違うよ。観えているんだよ」



観察が終了しているというわけか?いやおかしいだろこれやったの人生初だぞ…


とりあえず止まってても仕方ないし身体が勝手に雪梛の背後から足元を切ろうとしていた。


もはや予想通りの回避を行われているが今は空中にいる、これは避けられないだろ!!!


縦にしたから切り裂くように股部分を狙ってナイフを切り上げる。


そして回避されたときのリカバリーとして自身も跳躍してもう片手のナイフで前方に突き出すようですね最高です。



「良い動きだね、でもちょっと甘いかな」


「は?」



下からくるナイフは足で平部分をけって反らして正面からの突きは何でか突き刺してんのに刺さんないんだけど…


それどころか回転運動…あ、これカウンターだ…



「ふざけんじゃねぇ!?」


一本なくす前提で左手のナイフを全力でひねりながら刃合わせを行う。


着地で立てnおっも!?


まるでボールのように吹っ飛ばされててか壁ないから止まらないんだけど!?


飛距離がありえないぐらい伸びていき20m程度のところで着地できたようだ。


回転を挟もうとしたが体が受け身から飛びあがりを選択していた。


何事かと思ったら投げナイフ飛んできてたわ怖すぎだろ…



「ほら、このままじゃダメージどころか一方的に終わるよ?」


「終わってんのはそのでたらめな強さだわ!」



ちくしょう一矢報いてぇなぁ…そうだ、あれがあんじゃん。


おそらく小細工は通用しないので堂々とプラズマソードを起動。


バチバチと音をばらしながら刃が出てきて私はナイフをそれ以外しまって歩いて近づく。



「私にそれをやるとはいい度胸だね。受けてたとうか」


「はっ、後悔すんなよ」


「生まれてこの方後悔というものをしたことがないもんでね」


「さいでっか」



11、8、5、徐々に詰めてここで足が勝手に止まった。


そして姿勢を低くしてナイフを構える。


一方の雪梛は一見棒立ちのように見えるが隙が無い。


まるでそこに存在しているのが当たり前というか、空間内に酸素があるように雪梛が存在しているかのような気持ち悪さを感じられた。


今回は肉体を思いっきりぶっ壊す勢いで行くからちょっとぐらいあたんだろ。


脳内を統一してから一本の線を流してあれの準備を開始する。


肉体の波長を一定にする感覚を得ながらも静寂を破るかのように響いてきた言葉を口にした。



「…一枚」



その瞬間に私の足元からちょっとした光が見えた気がするが目の前の光景は処理落ちするレベルで高速で動いている。


だがもはや視覚的に見えなくても問題ない、私が見えなくても観えているから。


観測済みのデータをもとに基礎体がすべての制御を行ってプラズマ刃を動かし始める。


その瞬間に刃ではない何かに当たる衝撃が全身を襲って私を世界に引き戻してきた。



「おつかれちゃん。一回死ね」


「え?」



気づいたときには既に心臓まで刃が侵食していていつもの目の前の光景が下から起こっていた。

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