表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
殺したいほど愛してる  作者: 雪梛


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

66/71

…一枚

前右足、後ろ左足、頭部、胴体、左肩…


こんだけ相手がいるのに新たなる生命体を作成してはいけないのだろうか、いやない!


できれば心臓とか肝臓とか臓器類も揃えて大動脈静脈系も揃えたいなぁ。


黒い髪がところどころ見えているこの状況…よい、実に良い。


いつの間にか使用可能になっていた心肺停止術を多用しながら欲望を満たしているためナイフはまだ一本しか失っていないようだ。


基礎体により最適化どころか無意識的に動いては肉を貫いて解剖をするというまさにパラダイス状態。


気づいたら背後をとっていたからコイツも背中を開いてみようなんなら三枚おろしすりおろしでも可だよ!



「ようやく…ようやくわかるようになってきたぞ…」


「いい動きだね。其方に教えるものはもうない。免許皆伝じゃ」


「いなくならないでくれ師匠…お前がいないと私が即死する…」



なんか切実すぎる願いが聞こえているがどうでもいいか。


あれ?なんか皮まで完全に剥いでいるんだけどどうなってんだこれ?


あまりにもテンションが上がりすぎて全く知らんうちに作業が終わっているしそれによる感情値の異常上昇が起こり続けているからあまりにも気分がよすぎる。


迫りくる投擲物を身体で受け流しを行いそのまま背後から襲ってきていた魔物にぶち当てる。


かすかに脳内に何かの声が響いた気がしたが気にせずとりあえず心臓部をめがけてナイフをぶち込む。


微妙に個体ごとに変化する浸食の感触を楽しみがら目的地に到達して即座にナイフを引き抜いて回転蹴りを発生させる。


何でお前が吹っ飛んでくるんだよ…



「わかってんなら受け止めなさいよ!?」


「おうおうちまみれじゃぁないか」



この程度で雪が負けるわけないしなにかあるな。



「前方のあいつよ。戦闘中に変異してきやがって一発もらったって感じ」


「はっ。まあ私に任せとけ」


「一枚借りということにしといてあげるわ」


「そうか、じゃあ今度返してもらわないとなぁ」



めっちゃ小説で出て来そうな展開とか激熱だろ!!!


芝居を終了して基礎体で移動を開始。


背後に回って掌を合わせて心停止をねらう!


こういう相手は初手から殺す気で行かないとどうなるかわからないからな…?


ああ、反射してきたのか。


背後に吹っ飛びながら高速回転を行い木に激突してとりあえずストップだな。



「大丈夫かしら?」


「問題ないよ。とりあえず周りの雑魚をまかせていいかな?」


「あなたの望みなら何でも遂行するわ」



髪をなびかせながら相棒がバッタバッタと周囲の魔物を殺してくれているいやマジかっこいいし最高だな。


雪梛は別の場所で無無と一緒に、雪は血まみれになりながらなんか元気に動いているし問題ないな…いくか。


脳内に響く声が一層強くなりその内容を口に出してみる。



「…一枚」



その瞬間に身体が動き出して変異個体に突撃してすれ違いながら拳を相手の身体に当てる。



「あなたに花を咲かせましょう」




『我流拳術:桜花乱れ咲き』




通り過ぎてそのまま上空を見上げると血の雨が降り注いでいた。


いっつっっっっつっったぁあぁぁあぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!


幸い?臓器には達していないがなんだこれ私の半身ぶっこわれたぞ!?



「雪眼!!!!」



相棒がものすごい勢いでこちらにきて支えてくれたようだ。


あっぶねぇ下手したら死んでたぞマジで…


とりあえず残党狩りは雪梛に任せて私はダウンだぜ…


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ