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殺したいほど愛してる  作者: 雪梛


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言ってくれるねぇ。それでこそ戦いがいがあるってもんよ!

「美味しかったわ♡ちょっと甘すぎたかもしれないけれども」



目の前で目を回してぶっ倒れている相棒を見ながら写真を撮った。


周りからドン引きされている気がするが多分気のせいよね。


そういえばコーヒーを入れる予定だったから甘いものの後だしちょうどいいわね。


お湯を沸かして豆を挽いてってなんでこっち見てんのかしら?



「これからこんなイベントがいっぱい出てくるのか…」


「しょうがないわ依存同士だもの…」


「…」


「ひどい言われようね。そんなに言うならあなたたちもやればいいじゃない」


「「やるかあほ!」」



じゃあいいわ逆にもっと見せつけてこれを日常と化させれば…ちょうどお湯沸いたわね。



「私のも淹れてー」


「わかったわ」



相棒が倒れているしちょうどいいわね。


二杯分注いで机のほうに持って行き雪梛の前に座った。



「じゃあこれ飲んだら続きというかをやろうか」


「ASMRかしら?」


「いや違うでしょ…別のことすると言ってたけど何するのかしら?」


「ああ、バトミントンでもしようかと」


「「?」」



そういえば地上のころ繁栄していたスポーツね。


確かラケットという打つものとハネという弾を使って指定範囲内に撃ち込むものね…



「その通りと言いたいんだけど一般的な漢字とは違うとおもうな」


「はっ!?一体何が!?」



あ、起きた。



「おはよう。雪眼の分のコーヒーもらったからね。じゃあ行こうか」


「え?あ、ちょ、どういうこと!?」



困惑している相棒をよそになんか物を持って雪梛は部屋を退出していった。


とりあえずそれに続いて続々出ていき私が相棒を担いでいくわよ。


なぜか顔を赤くしている相棒をよそにガッチリ担いでいるわよ!ガッチリとね!!!



「…カ」



え?なんて言ったのかしら?






相棒に担がれるがままさっきの鍛錬部屋に着いた。


ちょっと待て私何も内容知らないしなんかみんなの雰囲気的に奥義のやつじゃないよね一体何が始まるというんだ!


ようやく顔が冷めてくれたのでこれで堂々と前を向けます。



「じゃあ多分よくわからないだろうから説明をするよ。これがラケットでこれがハネ。この後ネットを張るんだけどルールは簡単。ハネを相手側に落としたら勝ち。一回で返す。以上!」



コートなくね?まあいいか…


雪梛が一瞬でネットを張って準備ができたようだ、というかあのネットなんか違和感半端ないんだけど…下が空いてないとか…



「じゃあ打ち合いでもして慣れてて。十分後はじめるから」



というわけでようやく下ろしてもらえた私と相棒、雪と王だったなにかで撃ち合いがはじまった。


ポーンと気の抜けそうな音が鳴りながらハネが相手側に飛んでいき午前中とは全く違う雰囲気のものとなっている。



「いつぶりかしら?3年ぶりぐらい?」


「そうじゃない?誰に教えてもらったんだっけ?」



確かこいつじゃなくて…エンジニア?


その瞬間に変な予感がよぎったが気にしないことにしようそうしよう。


時間が経つにつれ徐々に速度感が高まっていき鋭い弾が飛び交っていった。


へっへっへ…きめちゃるけぇな!



「何語よ…不可思議な言葉を使わないでちょうだい…」


「やばいこんなのに気を取られてミスった!」


「誰がこんなのよ!!!」


「いただいていく」


「ぺ⚪︎ソナー!!!」



鋭すぎる一打が陣地の端っこではなく雪の小指の先を捉えて勝負ありとなった。



「いったぁい!!!ああああああ!!!!」


「弱点にヒット!流石だなぁ」


「何してんの…」



呆れながらこっちを見てきた雪梛は手にいつのまにか持っていたボードを見せてきた。


なるほどトーナメント表というわけかシード枠が雪で第一回戦は私と王…よし!



「よしじゃないわよ勝つ前提じゃないそれ」


「私は負ける気ないからな。せいぜい足元すくわれないよう気をつけとけ」


「言ってくれるねぇ。それでこそ戦いがいがあるってもんよ!」



というわけで対面しますよろしくお願いします。


枠内に入っていき王と私が互いの目を見合う。


バチバチと擬音が聞こえてきそうな雰囲気になり張り詰めたような空気が空間を支配した。


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