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殺したいほど愛してる  作者: 雪梛


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そりゃ私が一撃以外で撃たれたら大問題よ

暗がりを示していた色素に光が入り込んできた。


そんなまぶしさに反射反応を起こして目を開けるとそこは…



「んえ!?どっからわいたお前ら?いや丁度いい早いところ仕事を終わらせるぞ」


「え?って特大モンスターじゃん」



なんで戻ってきたらこうなっているのかしら…まあやるけれども。


飛来していた岩を回避してナイフを取り出し戦闘開始。



「いいわね!上がってきたわよ!!!」



既に欲望を開放している雪についていく形で急速な接近を行い相手を見る。


負けそうな戦いではないわね…いやさっきの世界がおかしすぎただけかもしれないけれども。


笑いながら斬り込んでいったあほに繋がるよう追撃を差し込む。


あの子も調子が良さそうねっぶな。


バック左の上から飛来物を蹴って右側。


こういう動きをしているとだんだん常識が崩れてくるけれど気にしたら負けよ。


着地前に投げナイフを投げてから回転受け身。


ふう、思ったよりもという感じかしら。



「強くねお前ら?」


「あなたが弱いだけよ」


「悲しきかな」



まあ前に出たエンジニアが強すぎたのだけれどもね。



「ふっふっふ…終の舞で、この場を締める」



来たわ、見どころよ!


二本のナイフが線を描き、彩度を高めて場を彩る。


舞い散る液を受けずに踊るその姿は、私の語彙では表現ならないようだわ。


刻を止まらさずただ動く、視覚も脳もただ動く。


そんな、不思議な時間が流れていた。



「グッドゲーム」



その声と同時に音が戻って対象がバタリと倒れた。


いや、ぐしゃりと、の方がいいかしらね?



「何だこいつら強すぎだろ…」



何故かエンジニアが引いているがまあいいか。


いつもの現場とは思えないようなアートを残してイベント終了よ。



「じゃあ帰りましょうか。とりあえず疲れたわ」


「そうね。てか私に関してはぶっ飛ばされて刻まれた後なのだけれど」


「それは回復して返されたから関係なくない?」


「というかよく死なないわよね毎回」


「そりゃ私が一撃以外で撃たれたら大問題よ」


「再生力の高いボスキャラかしら?」



とりあえず、帰れそうで何よりというか。


また扉を開いたら今度は魔法使い編とか言わないわよね?



「死ななけりゃ何でもよくないかしら?」 


「そういう問題?」



もはや帰るのすら面倒なので亜空間を開いて自宅にワープを行いリビング直行、ちな靴は玄関に配置してるわ。



「だめよねー。若者は歩かないとー」


「嫌よ、仕事が多すぎ…る…え?」


「どうもー、魔法使い編作者、静樹さんよー」



なんでこうなるのかしら…




フラグが成立してしまったようだ。


それかその内容をたまたま読んだ静樹がこちらに来たかの二択だけど。



「大丈夫よー。変なことは何も起きないわー」


「すでに起きてるから?」


「そういう意味じゃないわよー。暇だから来たみたいなー」


「フットワークが軽すぎる」


「とするとあたしも当然いるわよね」


「来たねししょー。おひさー」


「もう師匠ではないわよ」



落ち着けお前ら、このままだと作者関係者集合しかねないから!


権限も制限入ったから強制送還すらできないじゃないか。



「おや、もう先客がおられましたか」


「みんなやっぱ気にするんだね」


「世無離(せなつ)と初雪(はつゆき)、決壊したダムのごとく止まらないわね」


「何が?」


「人が」


「お久しぶりって、なんか多いし会長もいるの?」


「あら光奈じゃないー」


「何でこんなに作者が集まってるのかな?」


「雪梛&香澄が来た」


「ソシャゲに出てきそうだね。それよりなんでこんなにメンツが集まっているの?」


「だって雪が普通に魔法使っているものー。気になるのは当然じゃないかしらー?」


「何を言ってるのかしら?最初から習得していたじゃない」


「え?」


「え?」


「え?」


「セリフはかぎかっこを重ねて一度になさい。気づいていたのは朝月とこの子ぐらいね」



隠してたってこと?



「朝月枠みたいなもんだから気にはしていたのよ。原初当時みたいに自分すら騙して観察眼を騙す手法が取られていたわ」


「やめなさいやめなさい!私の完璧なるミステリアスなキャラを破壊しないでちょうだい!!!」


「まあ、この世で隠し事したいなら私を騙さなければならないからね。当分諦めな」


「なんてこと…」


「あとここにいないけど…呼べばいいか」


「…ん?ああここか。状況を見るに…雪のやつばれたんだな」


「なんで私ここにいるんだ?」


「無無!?」



梛雪は予想通りだけど無無はどういうことだ!?



「失礼しますね。美雪(みゆき)です」


「連れてこられました綺雪(きせつ)です」


「まだ増えるのかしら?」


「楽しそうさかい私も来たで」


「ああもうめちゃくちゃだよ」



おいおいここは宴会会場かなにかなのか?



「私登場よ!朝月!こんな楽しそうな会あるなら呼びなさいよ」


「帰ったら書類かたしてくださいね?」


「いよいよヤバくなってきたね。収集が追いつかないレベルだ」


もう帰ってくれよ…何かの前兆か…


来客リスト


雪梛 香澄 朝月 てんちょう 静樹 光奈 世無離 初雪 美雪 綺雪 雪無(せつむ) 滅鋭(めつと) 梛雪 多分これで全員



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