OB!朝月よ!
「今日は来客ありだよ。悪いね急に」
「ええで、おおかた面白くなってきたやろうし」
「助かるよ」
んむ、ここがどこだか分かるかねワトソン君。
なんか凄そうな場所に来たとしか分からない場所だなぁ(小並感)
「引き伸ばし過ぎて解像度が悪くなっていたからね。特殊部隊にようこそ」
「私もいるわよ」香澄
「私も」ルド
「私も」梛雪
「私も」詩奈
「私も」瑠奈
すごいな、ぴょこぴょこと小娘が大量に出てきたぞ。
私たちを小娘呼ばわりとはいい度胸だな。
なんでこっちを読むだけでなく返せるんだよ…
日常、だからでしょうか。
やかましいわ。
「とりあえず部屋行こうか。立ち話も大変だろうしね」
「クーラーかけてあるわよ」
「天才か?」
何人いるか数えなければ分からん大所帯が部屋に侵入を開始した。
涼しー、冷え冷えだなぁ。
「よう、揃いも揃って仕事か?」
おや、すでに先客がいたようだ。
どいつもこいつも腰ほどまで伸ばしているが暑くないのかね?
そりゃお前さんも言えんやろ。
確かに。
「違うよ、客を案内してるんだよ」
「その後ろのやつらか。私は雪花だ。よろしく」
「よろしく〜。あれ?そういや挨拶されてない人いない?」
「忘れてた。まあ何せいま学校が終わり帰りの電車で書いてるからね」
そこの関係性は知らないけども。
「それに丁度いい。雪花、この子きってあげて」
「ん?…ああ、わかった」
「な、何事?」
何か私標的にされてんだけど…
重心を低く構え、柄を握ると共に紫色の線が放電されたかのようにバチバチとなっている。
かっけぇ、ん?かっけぇ?
「白き雪の中咲く花にこの紫に輝く紫電をプレゼントしよう」
がはっ…あっ…
「雪眼!!!」
「大丈夫だよ、内傷外傷含め無いから。むしろ回復術式のような作用を起こすだろうね」
「ああ、びびった。数瞬遅れたら死んでた気がするわ」
「あの一瞬でナイフ抜いて構えてきやがった。怖すぎだろ…」
「ふーん、まあ雪花が死のうとどうでもいいけどね。そこよりわざわざ私から引用したほうが驚きだよ」
「だってかっこいいじゃん」
「んにゃ!?」
「猫?」
「違うよ!?」
「えっ、下着姿の」
「猫耳女子高生でもないんだよ」
起きてよかったわ、この場の全員どころか一人も相手どれないもの。
「え!?すげぇ!感情が帰ってきたぁ!!!」
「えぇ!?」
「おそらく世界の再構築時に処理ミスが生じた結果かな。遅くなって悪かったね」
「ありがてぇ、デバッカー」
「いや、私は雪花だ」
「さて、一大イベントがあったらしいとこ悪いんやが自己紹介や。やらな進まへんで〜」
「じゃあ言い出しから行こうか」
「はいよ、私は本部長や。てんちょうとは昔からの仲さかいしゃべりが混じっとるが気にするな」
「じゃあ私が。私は特殊部隊技担当の瑠奈だ。変な技ばっか使うからよろしくね」
「知担当梛雪だ。流れ的にやるしかなかろうよ。せつとは同期で瑠奈とは情報交換をたまにやる。よろしくな」
「速担当のルドだよ。登場の度に口調が忘れられるキャラだからあんまり喋り方気にしないでね。よろしく」
「力担当の詩奈よ。力だけで何でもやるタイプ。あんまり技量はないわ。よろしく」
「分析担当の…いや、なんか立場を渡された香澄よ。この子のが分析できるわよ。よろしく」
「OB!朝月よ!」
「うわぁ!?どっからわいたんや?」
「あれ?なんで私ここにいるんや?」
「OBの雪梛、設立者のてんちょう。よろしくね」
怒涛すぎてやばいわ…何ここ。
世界最高戦力が密集しすぎてる、とでも言いたいのよね。
セリフを先取りしないでほしいわ…
さあ、お前らも挨拶せんかい。
そうよ、千回せんかい!
「わかったわ!」
「やめろ誰かこいつの口塞げ!」
「任せなさい」
「もごご!ご、ご…ゴゴゴゴゴ!!!」
どうなってるのかしらこいつ!?
「また楽しそうなやつらだな」
「ね。賑やかになりそう」
「既に賑やかさは足りていると思うのだけれど」
その後、何故か雪だけ血まみれにされてから自己紹介が終わった…私だけ事故紹介かしらはっはっは!
…
…
…
誰の反応もなし!?




