つまり、狂った盲目の奴らしかいないってことね
「よう、変人だ」
「どんな挨拶よ」
「まあそんな適当な挨拶が私には似合っているというわけだが」
「とりあえずどういう関係者なのか教えてもらってもいいかな」
エンジニア専用の部屋…ではなく部長の部屋を勝手に使って話が始まっているわ。
可愛い部屋には似合わない連中、いや正しく表現するとこの子の可愛さを考慮すると足りなくなるため全員には似合わない部屋で話が始まっているわ。
そのぬいぐるみとかいったいどこで入手したのだろうか、先日プライズ景品として登場したばっかりじゃない…
「立ち位置的にはちょいと不思議というか複雑なんだよ。今は作者としてお前らがいるわけだが私はお前らが来るまでこの世界を書いていた作者だ」
「元っていう立ち位置になるのかしら?」
「いや、現在も作者だ。その証拠として権限がいくつか使える。多分お前らがこの世界を離れたりするとまた私が作者としてこの世界に顕現するみたいな感じだろうな」
「なるほど」
つまり作者の中でも階級があるというわけね。
そういえば私たちも雪梛が来たときは権限の使用が制限されていたはずだ。
つまりそういうことだろう。
「ちょうどいいね。作者権限の話まで来たか」
「…もうコメントもないわよ」
「別にいいよ。コメントをもらうことを期待してくるわけじゃないからね。そもそも期待という行為自体が無d…」
「いいから!解説始めないでいいから!」
「それは残念だ。私がおしゃべり好きなの知っているだろうに。まあ今回の本題は別だからね。省略ではなく割愛としておこうか」
もうしゃべりだしたら五千文字ぐらいいくんじゃないかしら…
てか最高説明文字数とかあったらそのぐらいいってそうね。
「残念ながら私の最長の説明は魔王殺害編のとある研究者にやった魔力の説明で3515字だよ。流石に危機感を感じたからやめちゃったんだよね。なんなら今回その記録を超えてみる?」
「ご遠慮かな。説明以外入らなくなるよ?」
「それもまた一興だよ」
「おい、そろそろ収集つかないぞ」
危ないつい雪梛のペースに乗せられるところだったわ。
「さて、作者権限、いや絞らなくていいか。作者について今回で明確にきっちり話しておくとしようか。ちなみに過去の記憶が曖昧だから既に説明されている内容があたかも初出かのように語られても勘弁願いたい。と言った諸注意を暑中見舞い申し上げたところでいこうか。作者、この定義は彼女らの作品において…いや、私たちの作品においてかな?まあどちらでもいいか。非常に安定している存在だよ。まずは一番の重要人物、てんちょうについて話そうか。これまで何度か言われているとおり、てんちょうはこの世界の創作者にあたる。いや、それだと少し変な表現かな、正しくはこの枠組み内部の二次元空間構築者となるかな?まあ読者には関連作品すべての作者と説明するのがわかりやすいだろうけど。話を戻そうか。世界の創作者であるてんちょうは現存する全ての世界の把握を行なっておりサポートや追加要素の作成をしている。詳しい業務内容は知らないけど全世界で一番亜空間にいる時間が長いだろうね。続いて私と香澄、朝月がくるかな。私たちは全作者の統括者だよ。まあ私と香澄はてんちょうから席を譲ってもらっただけなんだけどね。朝月は…まあいいか。全世界で一番最初に生成された世界の作者だよ。さて、ここまで話したとこで本題に行こうか。作者権限の詳しい内容について。今作だとあまり禍雪たちが使わないから有用性が低いかのように見えるかもしれないけど実際は何でもできる。やりたいならどんな事象も強制力で発生させられるし自分に対する強化も行える。死なないし腹減らないし読者で遊べる、実に特典盛りだくさんというわけだよ。まあ、あんまり暴れるやついないんだけどね。その理由に関しても話しておこうか。まず大前提として作者の連中は例外なく全員狂ってる。私から見てもアホしかいないよ。とんでもない速度バカとか力こそパワーとか見ただけで大体何でも分かるあほと変な技作るあほ。まあこれらは全員特殊部隊のメンツだから厳密にはほとんどが作者じゃないんだけどね。次いで治安維持概念だね。私が所属している防衛団、特殊部隊がヤバいやつ取り締ってる。二組織の決定的違いは戦力と世界線をまたぐか、これが挙げられるね。特殊部隊がガチでヤバイやつ。私と同等に張り合う集団組織。こちらに関しては後日、招待するとしようか。防衛団は…こちらの騎士団みたいなやつだね。あくまでも世界内部のみ、かつ戦力も街の治安維持機関としてふさわしいものだ。中には妙に強いところもあるんだけどね。まあ殲滅編に行くことがなければ関わらないだろう。これらが変な作者を存在させない機構だよ。今回はこのぐらいでいいかな。スマホで書いてるとどうも全体の文字の詰まり感が見えないからね」
「つまり、狂った盲目の奴らしかいないってことね」
「おおむねそんな感じかな。流石禍雪」
「…どういう意味かしら?」
「私の相棒香澄も解説後に一文でまとめるからさ。まあちょっと要点が抜けているけど」
キャラ被りもその辺わざと仕組んでいるのかしらね?
だが、とりあえず近々変な世界に招待されることが確定したわ。
「はぁ、疲れたって!?何でうちの部屋にいるの!?」
「ん?ああ、ここ部長ちゃんの部屋だったか」
「文字も読めないんですか?コントラスト比が消失しているなら付けましょうか?」
「白黒ってこと?」
なんだか急に帰ってきた感半端ないわね…




