↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
殺したいほど愛してる  作者: 雪梛


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

122/150

もうこいつ出禁だろまじで

「もらったぁ!」


「あぶな!?」



こいつ強すぎないかしら?


横に回避しながら次なる攻撃の予測線を視界内に表示して脳を回転させる。


どれかしら…上、左、右、バック、ななうえ…


攻撃のペースは決して早くはない、はずなのだがあまりにも連撃の流れが流れすぎて後手一方よ。



「む、思ったより強くないな…」


「舐めないほうがいいわよ」



しびれ覚悟で刀をはじきその瞬間に投げナイフを投げる。


そして手持ちのナイフを軽く上に投げて手の平を合わせる…ふっ!



「うわぁ!?」


「ふっふっふ」



空気を切りながらナイフが侵食を行いエンジニアの肩を少しだけ切っていた。


すごいわねまさかこれも避けてしまうなんて。



「いってぇ、ならこっちも対抗だ」



そういいながらってちょっと待ちなさい何かしらそのハイテクそうな拳銃は…



「見してやるよ。科学の力ってすげーんだぞ!」


「かっこよ!いや落ち着きなさいそんなもの食らったら私死ぬわよ!」



バチバチと音を鳴らしながら電気の塊みたいなものが形成されていく。


くそっ、こうなったら…!


あの子に目配せをしてから視点を少しエンジニアの後方に渡す。



「今よ。やりなさい雪!」


「そんなはったりで騙されるわけ」


「わかったわ!」


「え?」



チャンス!いまだ食らいなさい!!!


エンジニアの視点がこちらから外れた瞬間に空気の射出準備は済ませておいた。




『空破弾(くうはだん)』




「ぐわぁっ…」


「ふっ、紙一重だったわね」



ああ、負けるかと思ったわ…



「ばくちが過ぎるでしょ。まあうまくいったからよかったけどさぁ」


「流石ね。私もあそこまでうまいと思わなかったわ」



ありえないと判断した状況下では些細な類似的事象でもだましをすることが可能であると証明されたわね。


雪の声真似にまんまと引っかかったエンジニアは目を回してダウンしていた…あれなんか銃口がこっち向いていr…




「怖すぎだろレバーが冷え切ったんだけど…」


前に隕石が落ちてきたときはかなりやばいと思ったけど今回の電気エネルギー弾はそれを凌駕してきた。


とっさに相棒を回収したけど食らっていたらどうなっていたっ!?


何事って…え?


いや、は、んえ?


落ち着いて聞いてくれ、急激に地盤が揺れたと思ったら視界が青白く塗り上げられて、晴れたら一区画がきり取られたように無くなっていた…私自身何言ってんのかよくわからないが。


は?まじでどうなってんの?



「いてて、助かったわ。現状はどうな、て…え?」


「もうこいつ出禁だろまじで」



相棒のぽかんとしている顔を入手しながら…どうしようか。


「くっそ、まさか空気を射出してくるとは思わなかったぞ」


「あら、お早い目覚めね。ところで、あれが何か説明してくれないかしら?」


「ああ、さっきのは電子を一点に集中させて飽和値まで溜め込み射出する武器だ。いわゆるレーザー銃だな。確かに見ての通りの威力を出すことが可能なんだが反動が」


「そうじゃないわ。へこんだ地形はどうすんだって話よ」


「別に良くないか?プレートまで侵食してないし実質無傷みたいなもんだ」


「そんなもんなの?」


「ああ。それに私がいた世界の方はこんなんじゃ済まなかったぞ。戦闘の度に世界の面積が減っていき最終的に危険区域を通り過ぎだわけだ」



どうやら生きる世界が違うだけで価値観が多量に変容するらしい。


まあ、それが常識というものなんだけどね。



「それより資材集めだ。今日も木材回収するぞ」


「近いうちになくなるんじゃないの?」


「安心しろ。前に気になったから全自動伐採木を作成して可動させたが一日100以上折っても間に合わなかったから」


「もう突っ込まないよ?」



やっば過酷世界出身者はエグいな。


私たちみたいな無双世界のやさいせいかつしゃとのレベル差がすごい。


でも雪梛の世界も平和よりじゃなかったか?



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。