ここは「殺したいほど愛してる」の世界ってのに私たちはどれだけ自分たちのスタイルを見せびらかしているのかな
「さて、文句も出たし心機一転といこうか」
開幕から前回最後の一小節を切り取ってきたわね。
ゲーム会場はそのまま、拘束を解かれた状態で私たちは雪梛の前にいる。
「いくら特殊な世界線だったと言えど、少々予想立てを失敗してしまったようだ。このままいくと、今回は本当に冗談抜きで30話以上かかりそうだから一時リセットといこうか」
「どういう意味かしら?私たちの世界をハードモードにでもして再構築みたいな?」
「その通りだよ。疑問を描写させる前に加えて説明すると、メンバーも変更。梛木と無無は省略といこうか」
なんか気づいたらメンツが二人も消されそうね。
となると私と相棒と雪となるわけか…
特段異議はないのだけれども疑問はある、まあそこは場を借りて指摘したいほどのことでもないのだけれどもね。
「存在が消えるという認識でよろしいのでしょうか?」
「いやいや、私だってそこまでいかれ野郎になった覚えはないよ。単純に別の地点でそれぞれの物語を紡ぐ、まあ別行動ってだけだよ」
「じゃあいいわ。説明効くのも面倒だからさっさと飛ばしてくれ」
「変わらず肝が据わっているね。まあここで意見を言うほど回転していないやつはいないか。んじゃ、またどっかで会おうね」
雪梛が指を鳴らすと同時に、五人の少女が倒れて地面に溶けていく。
頭部からぶつかり、まるで血液を流すかのように液体を身体から噴き出して徐々に浸食を行う。
「ずいぶんと思い切ったことするやないか。初の試みとちゃうん?」
「そうだよ。まあせっかくだからこういうことをしていってみてもいいと思ったんだよ。私だって日々の新体験を経験として統合しているんだから」
「そりゃ確かにそうやな。さて、現在約700文字なんやがどないするんや?最低でも1200は欲しいぞ?」
「その辺は大丈夫じゃないかしら?別にここにはあたしもいるし」
「でたな一人称ぶれぶれ女」
「知らないわよ。ちゃんと朝月の口調「~」みたいなテンプレ作成しておきなさいよ」
「面倒じゃん。大丈夫だよ語尾とか一人称がぶれても読者なら朝月を選別できる」
改善の予定はないってことねナレーションで文句言ってやるわ!
変なところに浸食している変態をよそに、少女たちは空間から存在として、事象として焼失を終えていた。
静まり返る…ことはなく残っている作者たちの会話が空気を震わせ安定感を生み出していく。
動きを失敗した少女、立ち回りがよくわかっていない少女、変態の三人の会話が、流れと裏腹に弾んでいるかのような楽しさを演出させて空間を歪ましている。
何で雪梛とてんちょうだけそれっぽいこと書いてあたしだけ一言なのよ。
それに今確認してきたらちゃんと一人称あたしであっていたわ登場人物の欄に記載しておくかメモのほうに入れときなさい〇olaとかいう便利なもの使っているんだから。
あほ!使っているツールを出すな!
「全く…ここは「殺したいほど愛してる」の世界ってのに私たちはどれだけ自分たちのスタイルを見せびらかしているのかな。じゃ、今回はここいらでおしまいだ。次回から始まる欲望が全開で描写は攻めていく予定の話がくるだろうから更新を待っててね」
ほんじゃ次もよろしく頼むで~




