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第1章5話 聞き取りと第4部隊との出会い

私達は聞き取りの為にとある部屋まで案内される

その部屋に入るとすでに誰が椅子に腰掛け座っていた


短い暗い青髪に青い目をした

落ち着いた雰囲気を纏った男性がこちらの方を見て驚いた顔をする


恒一「同姓同名かと思ったがやっぱりお前だったんだな」


そう言ってれんに近づき笑いかける


れん「恒一…国防軍の構成員だったのか!?」


恒一「まあ…俺は」


ひまり「も、もしかして九条恒一隊長ですか?」


そう言ったひまりに小声で聞く


天音「有名な人なの…?」


すると小声で蒼が教えてくれる


蒼「この人は第4部隊隊長の九条恒一だよ、国防軍の情報担当で…」


その会話に口を挟むように九条隊長は話す


恒一「言っとくが全部聞こえてるからな、まあ俺は第4部隊隊長九条恒一だ」


れん「凄いな!まさか隊長まで上り詰めているとはな」


恒一「さてそんな積もる話は後で話そう、とりあえず事の経緯を説明してもらおうか紫苑」


その言葉に下を向いていた夜桜副隊長が前を向き話す


紫苑「…試験会場で魔法陣を構築…魔獣召喚と結界の役目を果たす魔法陣を立てた、最初…永遠天音さんが試験を受けてその時は異常はなかった」


恒一「なるほど…」


紫苑「突然魔法陣の色が変わって途端操作出来なくなった」


恒一「フッ、お前が魔法で出し抜かれるなんてな」


そう言って少し笑っている


ため息をついて話す


紫苑「はあ…最悪…油断した、その後…強い魔力が魔法陣に込められて多分そこで魔獣改造された、それとは別に結界を構築してた魔法陣もやられて閉じ込められた」


恒一「はあ…魔獣の改造…そんな話ひと言も聞いてないが…」


そう言って目を少し細め、ため息交じりに肘をつく


紫苑「それは私の自由、禍々しい熊型の魔獣が魔法陣から現れて4名が倒した」


恒一「そうか…で実際に戦ったやつにも聞くとして何か気づいた事はあるか」


私はある事を思い出しそれを言う事にした


天音「えっと…あります」


恒一「ほう…なんだ」


天音「その禍々しい魔獣は私達に攻撃する気はあまりないような気がしたんです…なんというか殺意がこもっていないような」


蒼「たしかに攻撃は掠るだけだったね、もし相手が本気だったら殺されてたかもしれないね」


ひまり「でも蒼の援護は助かったよ」


すると咳払いをする


恒一「とりあえず分かった、これで聞き取りは終わるとしよう、もう帰っても大丈夫だ」


そう言って少し重苦しかった空気が変わる

少し穏やかで親しげにれんに話しかける


恒一「本当に久しぶりだな、れん」


れん「ああ!元気だったか、まったく連絡もないから心配したんだぞ」


そう言ってお互いに笑っていた


恒一「あー…それはすまなかったな、色々あったんだよ、とりあえず今日は忙しくなりそうだから、時間が空いた時にでもまた話そう、それと明日は本部に10時に集合だからな」


れん「ああ、また会おうな!恒一」


そう言ってれんは手を振って部屋を出る

私達もれんを追いかけるように部屋を出る


天音「そういえば九条隊長とは仲が良かったんだね」


私がそう言うと嬉しそうに笑い


れん「恒一とは子供の頃からの友人なんだ!でもまさか隊長になっているとは」


蒼「そういえばしばらく連絡とってなかったみたいだけど何かあったのかい?」


その質問に立ち止まりしばらく黙り込んだ後


れん「うーん心当たりが全くないんだよな」


と腕を組みながら話している


ひまり「でも良かったね、久しぶりに会えたんだし」


れん「そうだな!」


天音「明日から構成員だからね、頑張らないと!」

(蒼とももっと仲良くなれるかな…)


蒼「フフッそうだね、これから頑張ろうね」


私達はこれから始まる日常に心がおどる

大事な仲間と巡り会えた

憧れだった構成員にもなれた

そういった日々を大事にしたいと思えた




天音達が出て行った部屋にて


恒一「俺の考えが…おそらく」


紫苑「はぁ…」


2人は暗い顔をしてため息をついている


恒一「とりあえず…明日は予定を変更してソフィアに新規構成員の世話を全部任せるとしよう」


紫苑「分かった、伝えておく」


恒一「ああ…頼んだ…本当にまた…」



???「…」


ずっと最初から私達は見られていた事に私達は気づく事は出来なかった


















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