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気づいたら 鬱 ど真ん中にいました  作者: すずしろ たえ


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自立支援医療制度、申請してみた②

 病院の診断書を手にした私の、次の目的地は市役所。

 そんじゃあ早速――というわけにはいきません。

 病院の受付で


「市役所窓口では、自立支援医療費の支給認定申請書などが必要になりますので」


 と教えていただいていたのです。

 支給認定申請書とな。

 それはどうすれば手に入るのか。直接窓口に行けばいいのか。

 何一つ、わかりません。


 そこで市役所に電話をして、問い合わせてみることにしました。


「あのぅ、自立支援医療制度を受けたいのですが」


『申請者さま、ご本人さまですか?』


「はい、そうです」


 なんて具合に、会話が進んでいきます。


『まず、はかかりつけ医で診断書をいただいてください』


「既に発行してもらいました」


『ほかには支給認定申請書が必要なのですが、こちら郵送もできますし、窓口で書いていただくことも可能です』


 どーすっかな。

 郵送だと、また待ち時間が生じるか。それに書き方がわからず、悩む可能性もある。

 せっかちな鬱病患者である私、窓口に赴いて、その場で書くことを選択しました。

 そのほうが手っ取り早そうだったし。


『あとは資格確認書類が必要となります。健康保険の被保険者であることの証明書ですね』


「証明書……」


『マイナンバーカードをお持ちでしたら、それで大丈夫ですよ』


 マイナンバーなら持ってます。


「印鑑とかは必要ないんですか?」


『必要ありませんよ』


 そんな会話を交わして、電話を終えました。

 じゃあ今度こそ、申請しに市役所に行ってくるぜ!


 というわけで、フッ軽鬱病患者の私、早速市役所に行ってきました。


「と、その前に」


 市役所というのは、何がどう必要になるかわかりません(今までの経験上)。

 万が一、何か聞かれた際にと


 ・お薬手帳

 ・国保の資格認定書


 の二つもバッグに忍ばせて出発しました。



 そして市役所に到着。

 窓口で


「自立支援医療制度の申請に来ました」


 と言うと、窓口担当の方が二種類の書類を出してくれました。

 一つは自立支援医療費支給認定申請書類。

 もう一つは市民税額等確認のための同意書です。


 まずは申請書から。

 指名、生年月日、住所、電話番号、被保険者証の記号番号、保険者名を記入します。


「それとですね、受診している医療機関と薬局の名称、住所を書いてください」


 何ぃー!

 医療機関名と薬局名はわかりますよ。だけど住所って! 病院ならともかく、薬局の住所って!!

 ググるしかないよね……なんてことを考えたのですが。


「あ」


 そうだ。私にはお薬手帳がある。あそこに薬局の名称、住所、電話番号も載ってる!


 というわけで、ググる必要もなく、サクッと記入が終了。

 やっぱ、何かあったときのためにーってお薬手帳を持ってきてよかった。


 申請書を書き終えると、次は同意書。

 こちらもサラサラーっと記入終了。


 私が記入をするのと同時に、窓口担当の方も何かをサラサラと記入し


「はい、これで手続きは終了です」


 と言われました。


 え、早っ。もう?

 市役所来てから、待ち時間含めて十五分も経ってないよ?

 あまりの手続きの早さに、ちょっと驚きです。


「ではこちら」


 と言って、窓口担当の方は三枚の書類を手渡してくれました。


・自立支援医療についての説明書

・支給認定申請書の本人控え

・自立支援医療(精神通院)申請受理書


 の三枚です。


「受給者証の発行には、二~三ヶ月ほどかかります。それまでは、受診時にこちらの書類を窓口に提出してください。なお指定医療機関でのみ、利用が可能となります」


 指定医療機関とは、上記で書いた受診している医療機関と薬局のことです。

 また自立支援医療制度の有効期限は一年に一度。翌年もまた利用したい場合は更新する必要があります。忘れないか、とても心配……。


 というわけで、無事申請が終わり、ホッとしました。

 できることなら次回更新の必要がなくなればいいんですが……(つまり寛解してほしい)。

 ただこればっかりは、如何ともし難いわけで。

 自分のことながら、もどかしいね。

 まぁ、焦らず根気よく、これからも治療を続けていきたいと思います。

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