処女喪失
第五章:堕落への口上
福井はすぐに事を始めようとはしなかった。彼は、弓果のプライドが内側から崩壊していく様を鑑賞することを何よりの愉しみとしていた。
「おい、お前から頼めよ。俺が無理やり襲ったんじゃねえ、お前が選んだんだからな」
「そ、そんな……っ。わたしと……セックスして、ください……」
弓果は顔を伏せ、途切れ途切れに言葉を紡いだ。しかし、福井はその程度の言葉では満足しない。
「甘えな。もっと直接的に言え。どこに何を入れろってんだ?」
「……っ。わたしの、あそこに……あなたの、ペニスを入れてください……」
消え入るような声。羞恥心という刃で心を切り刻まれながら、弓果は死ぬ思いで言葉を絞り出した。だが、福井は下卑た笑いを浮かべ、さらに彼女を追い詰める。
「お高く留まってんじゃねえよ! 美貌を守るためなら、もっと本音が出るだろ? 下品に言え。言わねえなら、その綺麗な面を切り刻んでやる」
ナイフの冷たさが再び頬に触れる。弓果は極限の恐怖と羞恥の果てに、名門大学の才女としては生涯口にすることなどあり得なかった卑猥な言葉を、震える唇から吐き出させられた。
「わたしの……っ、わたしの、ま〇こに……あなたの、チンポを入れてください……っ!」
その瞬間、弓果の中で何かが音を立てて壊れた。福井は「よく言えたな」と汚い手で彼女の髪をなでると、バラの刺繍が施されたパンティの両脇を掴み、一気に引きずり下ろした。
逆三角形に整えられた、やや濃いめの陰毛が露わになる。福井は獣のような咆哮を上げると、準備もそこそこに、弓果の処女の秘所を貫いた。
「あ、ああああああっ!」
シャワー室に、弓果の悲鳴が響き渡った。
第六章:汚された純潔
行為そのものは、弓果にとってただの苦痛でしかなかった。
福井の荒々しくがさつなピストンが繰り返されるたび、弓果の細い体は床の上で跳ね、後ろ手に縛られた腕が痛みに軋んだ。気品ある彼女の乳房は無様に揺れ、大きなピンク色の乳首が福井の胸板に擦れて赤く腫れ上がる。
「どうだ、お嬢様。俺の太いのは。最高だろ!」
福井の野卑な声が、耳鳴りのように頭の中に響く。やがて福井が欲望を吐き出し、重い体が離れたとき、弓果は虚脱した状態で床に横たわっていた。
呆然と天井を見つめる彼女の視界に、不意に機械的な電子音が入り込んだ。
「ひひっ、いい絵だ。この絶望した顔、たまんねえな」
福井がスマホを手にし、全裸で横たわる弓果の姿を執拗に撮影し始めたのだ。
「やめて……。撮らないで……っ」
弓果の弱々しい拒絶は、福井には届かない。福井は這いつくばる弓果の腰を足で蹴り、角度を変えさせながら、あらゆる部位を記録していく。
バラバラに脱ぎ捨てられたレースのブラジャー。床に転がったパンティ。
そして、福井は弓果の股間へスマホを向けた。
「おい、見てみろよ。処女の証がしっかり写ってるぜ」
そこには、処女喪失の証である鮮血が、白く長い脚の間から滲んでいた。その生々しい赤と、縮れた陰毛、そして汚された秘所のアップが、デジタルデータとして固定されていく。
「これで、お前はもう俺から逃げられねえんだよ」
弓果の目から、大粒の涙が止まることなく溢れ、タイルの上に水溜まりを作った。自分が何者かに、回復不能なほど汚されてしまった事実が、鮮血の画像と共に彼女の意識に深く刻み込まれた。




