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魔災について

やっと魔災についての説明が出ます。

でも書いてみたら終わらなかったです(汗)

「精霊王との約束って聞いてもいいのかな?」

言えないこともあるって言ってたけど、取り敢えず気になるから聞いてみよう。


「……うん。

でも、その前に1つ話があるんだ。」

ビエントが凄く辛そうに話し出す。どうしたんだろ?

辛い話なのかな?

「リナ、ごめんね。

これから僕は………僕達は、リナに辛い思いを沢山させるかもしれない。

僕達に出来ることなら何でもしてあげたい。

リナがこの先どんな選択をしようと、僕達は全力でリナをサポートするよ。最後までリナの味方だからね!」

ビエントが真剣に私を見ながら言ってくれる。

えっ…話ってなんだろ?そんなにヤバイ話なのかな?

「うん……ありがとうビエント。」


「うん、じゃぁまずは魔災について話すね‼️

この世界にはね千年に1度魔災が起こるんだ。」

「まさい?」

「うん、魔の災害と書いて魔災と呼ぶ!!」

ビエントがなんかどや顔になってる。

………魔災。災害って言うんだから魔王降臨とかとは違うのかな?

この世界魔法もあるし精霊も居るから魔王も出てくるのかと思いきや………災害かぁ。



「魔災ってどんな事なの?」


「………最悪の災害だよ。

この世界に千年に1度、魔の瘴気が濃くなる時期があるんだ。」


瘴気。空気が汚れるって事かな?

「濃くなるとどうなるの?」


「僕達精霊の力が届きにくくなるんだ。

さっき箱の話をしたでしょ?魔力は不純物だって。

汚れみたいに色んなところに魔が溢れてくると僕達の力がしっかり届かなくなる。

この世界は僕達精霊の力で生きているんだ。」


うーーーーん?


「例えばね、花もね水と栄養だけでは育たないんだ。

緑の妖精が花に力を注ぐから花は育って綺麗な花を咲かせるんだ。」

「そーなんだ!」

「リナ、もし精霊の力が届かなくなって植物が育たなくなったらどうなるか解る?」


「植物が育たなくなったら………

あ、野菜が育たなくなる。」

妖精さんは太陽みたいなものって事なのかな?

じゃぁ妖精の力が届かなくなったら干ばつとかそーゆーのになって食べ物がなくなる!?


「勿論植物だけじゃなくて、水の精霊の力が届かなくなると水が汚れて疫病が流行ったり、干ばつが起きたり…

火、水、風、地、緑の妖精は顕著に人間の生活に影響を及ぼすよ………」


それってかなりの災害だ!そんなのが長く続けば生きていけなくなっちゃう。

「因みに、魔災は期間ってあるの?」


「うん、あるよ。

千年に1度、その中の百年だよ。」


百年!?それって凄く長いよね!

メチャメチャヤバイじゃん(汗)

「………百年も続いたら誰も生きていけなくなっちゃうよ。」


「そうだね、それに人の心の中にも魔は入っていくんだ……」

「魔が心に入る………そうなるとどうなっちゃうの?」


「………うーーーーん?

強いて言うなら理性が働かなくなる感じ?

精霊にはない感情だから説明が難しいなぁ」

ビエントが凄く悩んでる。

うーん……とにかく自分の欲望のままに人に迷惑かけちゃうとか??

「まぁ、とにかくね百年も魔災が続いたら精霊がいくら頑張っても、人の悪意でこの星は壊れてなくなっちゃうってこと!」

「壊れちゃう……?」


「リナ。

地球でもし今世界大戦が起きて、地球上すべての核爆弾を全部使っちゃったらどうなる?」


「………壊れちゃう。」

「そんな感じ!

人の悪意って凄いよね!皆自分の事しか考えず奪い合って、争いあって、その先には何にも無くなるのに…」

にこっと笑いながら凄いこと言うね。

いやいや、そうじゃなくて

どうしてビエントが地球の話を知ってるの?それに私前世の記憶があるとか地球の話なんて誰にも話してないわ。

「ビエント、どうして私に地球の事を話すの?」


「えっ?だってリナの前に生きた世界の話だから通じるかなって思って。」


………えーーーーーー?!

「ビエント、私が前世の記憶があるってこと知ってるの?

なんで?」


「あーーーーーー……」

ビエントがしまったって顔してる。

「もう少し後で言うつもりだったんだけど、リナに前世の記憶を思い出させたのは精霊王なんだ。」

ええ?前世の記憶は偶然思い出したとかじゃなくて、故意で思い出したの?

「なんで………」


「………うーん。まぁ取り敢えず順番で話していくからもうチョット待って。

まずは魔災について話そう。」


なんか、頭がごちゃごちゃになってきた。

「取り敢えず、千年に1度百年間の魔災がくるのね?

で、それが来るとこの世界は壊れちゃうのね?」

ビエントが目を見開いて驚いてる。

「うん!そーなんだーー!

リナ、凄いよ。

ちゃんと僕の言いたいことを理解してくれて嬉しい!リナは天才だね!

僕ついついお喋り過ぎちゃうんだよね。」


「………それで魔災を止める方法もあるのね?」

ビエントの話しはあくまで起きたらだった。それに本当に起きてたら千年前にこの星は終わってる。だから救う方法があるはず。

「うん!あるよ。

簡潔に話すとリナになら魔災からこの星を救えるんだ。


言い方を変えると、リナにしか魔災は停められないんだ。」


ここまで読んでくださってありがとうございます。

もう少し魔災についての説明が続きますが、説明が解りづらかったらごめんなさい。


前回読んで、いいねを付けてくださった方ありがとうございます。

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