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誕生日会

誕生日から3日過ぎちゃったけど、皆が私のために誕生日パーティーを開いてくれるって!


凄く嬉しい!

パーティーの為にお父様とお母様が作ってくれたドレスを着るのをすっっごく楽しみにしてたんだ♫

薄い桃色のプリンセスラインのふわふわドレス。

薄いレースが沢山波打ってて、これぞ女の子の憧れ!

しかもこれがまた私にとっても似合ってる!にこにこが止まらない。


一度中止になったのをまた突然やるのはとっても大変だろうに皆文句も言わずににこにこ笑ってやってくれてる……

皆に本当に感謝です。

私は幸せ者だな。私にも何か出来ることあるかな……。


*********************


「皆さん、今日は我が娘の誕生パーティーにようこそ。」


お父様の一言から始まる誕生パーティー!

はぁ~お父様の声ってイケボ~

私はお父様の横で来てくれた皆様にご挨拶。


「リナ、クリストファー王太子殿下だ。ご挨拶しなさい」


ふわぁぁぁーー!めちゃイケメン。

肩まであるさらさらプラチナブロンドに深い紺碧の瞳。

少し目尻が下がっているのがまた優しさをだしてる。

顔は彫刻のように整っていてお肌もすべすべ。

すごく線の細い繊細ないかにも王子様!

確か同い年だから7歳だっけ?

なのにもう落ち着いた雰囲気が……

将来が楽しみすぎる!


私はにっこり笑って

「お初に御目にかかります。シュトーレン家第三子リナティシア.シュトーレンと申します。お逢いできて光栄でございます。」

ここで淑女の礼。今までしっかりと学んできて先生にもちゃんとオッケー貰ってるし………

どや!


………ってあれ?殿下が何か驚いたような顔してる?

どうしたんだろ…私の挨拶何か不備でもあったかなぁ……


「………私は クリストファー・ディンブラ。

お誕生日おめでとう、シュトーレン令嬢。

今日の君はとても光輝いていているね。」

ふわりと優しい笑顔で挨拶してくれる。

おお!社交辞令だとしてもイケメンにこんなこと言われちゃうとドキドキしちゃう。

こんな小さいのにしっかりと女性を褒めれるってすごいわー。


「ありがとうございます、殿下。

………殿下、そちらの方のご紹介は頂けますでしょうか?」


私がにっこり笑って殿下の隣を見るとその方もビックリしてます。


「彼はアレクセイ・ブルーマウンテン。

騎士団長の息子で頑張り屋の未来の騎士なんだ。」

「まぁ、未来の騎士様!

私はリナティシア・シュトーレンと申します。

お逢いできて光栄です。どうぞよろしくお願いいたします。」


殿下の紹介素敵だなぁ。

アレクセイ様も格好いい♫イケメンだわー!

黒髪に黒目で、前世を思い出した今はとっても親しみのある色だし、鍛えてるだけあってスラッとして引き締まった身体がまた魅力的。

顔はキリッとしてて硬派なイメージ。騎士様って言うのがぴったりな方ねー。

まだ7歳なのにこれまた将来がとっても楽しみ。


「お初に御目にかかります。

私はアレクセイ・ブルーマウンテンです。

シュトーレン令嬢の産まれたこの日が光輝く日でありますように。」

そう言ってからゆっくりと騎士の礼をしてくれる。

きゃぁーーーーーーー。もう歓声があげたいくらい格好いい!

なにこのイケメン。ヤバイでしょー。

私の頭の中は大歓声だけど、顔では落ち着いて笑って

「ありがとうございます、アレクセイ様。


本日は私の誕生パーティーで公式のものではありませんし、お二人とも楽しんでいただけたら幸いです。

どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。」


ここでもう一度淑女の礼をしてそっと後ろに下がります。


はぁー眼福でした!この世界が本当に乙女ゲームの世界なら二人は間違いなく攻略対象者だろうなぁ~。


さっき叔父様達にもご挨拶したし、後は特に大丈夫かしら?

そろそろスイーツでも覗きに行こうかしら♪


「ご機嫌よう、リナティシア様。」


げっ……

後ろから声をかけられてゆっくり振り向くけど、この声は………


「ご機嫌よう、エベリン様。」


にやにや笑いながら後ろに二人の取り巻きを連れてやってきた私の大っっっ嫌いな天敵だわ。


「出来損ないのリナティシア様の誕生パーティーに王太子殿下がいらっしゃるなんて、ちょっと分不相応とは思わなくて?

この精霊信仰の深い国で、まさかの守護精霊もいないあなたが今までよく生きてこられたわね。

そんなあなたの誕生を祝う場に来られるなんて、殿下の貴重な時間を無駄にしているわ。

失礼だと思わないの?」


エベリン様は私と同じ公爵令嬢だけど、うちは筆頭だから身分的にはうちの方が上なんだけどね。

何時も私を見るとこうやって嫌味をグチグチ言いに来る。

本当に嫌!7歳ってもっと可愛いでしょ?どう育ったらこんな子になるのよ。

この子はエベリンならぬイビリンね!!


「リナティシア!!」

「ダリウスお兄様!」

お兄様が横からさっと現れて私とエベリンの間に入ってくれる。

「リナ、探していたんだよ。」

そう言って優しく私の肩を抱いてくれる。

「リナ、先程何か雑音聞こえた気がするけど特に気にならなければ私と一緒に踊らないかい?

今日は私と踊ってくれる約束だろう?」

にっこり微笑みながら言うけど、言い返さなくていいなら無視して行こうと言うことなのね。

流石お兄様!相手にするだけ無駄と言うことね。

「はい、お兄様。

お兄様と踊るの楽しみにしていたんです!」

お兄様のエスコートで歩きだす。

後ろではエベリンがお兄様の名前呼びながら違うんですとか何とかキャンキャン言ってるけど、お兄様は私の事溺愛してくれてるし貴方の事なんて相手にしませんよー。

少し長くなりそうなので2話に分けますね。

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