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仲直り

コメディを、、、、出したいッ!!(血眼)



「んで?これからどうすんだ?」


「いや、、、、いや、、、どうせ私なんて必要なかったですよね。ぶつぶつぶつ………」


体育座りで土をいじっている私にリュウトが寄ってきて訪ねてくる。


「おいっ!ユキチ!」


「へぁ!?」


ゴンッと子気味のいい音と共に後頭部に衝撃が走る。

というか、、、痛い!


「なにをするんだ!」


「いや、見た目がおじさんっぽいだけに見ているのが嫌になっただけだ。」


な、、、何という辛辣な、、、


「酷いじゃないか!」


いかにも怒っていますよとばかりに眉を顰め、ジトっとした視線を飛ばす。

その光景を見てキョウスケから追撃が仕掛けられる。


「いや、、、、、信用と信頼は大切だし、、、な?」


「ごふぅ!!」


ユキチのハートに666ダメージ。

ユキチのガラスのハートは砕け散った。

頭の中にそう浮かんだ。

あまりのダメージに吐血しながらも周りを確認する。


辺りはクレーターやなぎ倒された木々、砂漠化した部分があったりと酷い有様だった。


「ま、、まあ、私がやったことなんだし、仕方がないから直そうか。」


痛い視線を流しつつ土を払い、ピシっと身なりを整えて魔法を使う。


「《創造魔法:世界ノ記録(ワールドレコード)からデータを引用。照合完了。:不一致な部分のみに効果を発動:時は戻って元どおり、みんなハッピーなエンドで解決!:詠唱『還元(もとにもどれ)』!」


唱え終わるとなにもないところから土や木々がポンと出てきてそれがどんどん本来あった場所に帰っていくキョウスケがポカーンと阿保面をさらしているが、ここは気にしないでおこう。

もう先ほどの喧嘩なんて無かったかのようにもとに戻った平原を見てふふん、と調子が上がる。


「さてぇ、終わったし、とっとと帰ろうか!」


踵を返し王都がある方へとてくてくと向かう。


「あっ、おい!待てよ!」


キョウスケが慌てて後ろについてくる。

リュウトは、、、もう居なくなってるし、、はあ、全くどこへ行っているのやら。

内心毒付きながらも歩みは止めない。

結構な速さが出ているけどついてこれてるし気にしないでおこう。


さっさと帰るぞー!






「さて、ユキチ君?何か言う事は無いのかな?」


王城に着いて、衛兵から大広間に呼ばれていると聞いたので勢い良くでかい扉を開け放った時。

目の前のサンからそんな言葉が飛んできた。

後ろにはほかのクラスメイト(負傷者以外)が全員揃って居た。

皆怖い顔してこちらを睨んでいる。


冷や汗がタラリと流れる。

慌てて視線を動かすと大広間の壁に寄りかかってカッコつけているリュウトを確認した。

こちらの視線に気づいたのかこちらを向くとニヤリと黒い笑顔を返してきた。


や、、、やりやがったな!


「お〜い?ユキチ君?返事が無いのだが、どうなんだい?」


「ひぃ!!」


サンから無視されて苛立ったのか威圧がかけられる。

普段なら大丈夫なはずなんだけど今回は何故か物凄く感じた。

ギギギギと首を動かして視線を切り、目を合わせないようにしつつ応えた。


「い、、いやーー、ナニモシリマセンヨ?」


その言葉に反応してゴウマが近づいてくる。


「いい加減にしろよ?」


その表情は、、、とても、、、怖かったです。


これ以上は不味いと素直にぶっちゃける。


「だってさ!キョウスケ達の強さがイマイチ良く分からなかったし、確認ついでにちょっかいかけてついでに実験に付き合ってもらおうとしただけで!そんな本気でかかった訳じゃ無いですし!」


そこまで言ったところでパァン!と音が鳴り響いて私の頬を銃弾がかすめていった。

ぎこちない動きで来た方向を見ると金剛力士像の様なものが見えるオーラを背後に宿らせたオウガが立って居た。


「御託はいい、さっさとしろ。」


この一言で、あ、従わないと真面目に死ぬわ。と直感が囁いた。

敏捷値全開で正座になり、手を前に三角を作る様にして合わせ、精一杯の謝罪を込めて頭を床に叩きつける。


「誠にっ!申し訳ありませんでしたぁあぁあ!!!」


叩きつけた時に床にヒビが走ったが気にしない。気にしてはいけない。


しばらくの沈黙の後、オウガが口を開いた。


「まあ、今回はそれで許そう。」


叱りつける時の親の様な雰囲気を出しながら。


「だが、」


そこから一変して先ほどの金剛力士像の様なオーラを出して。


「次はねぇぞ?」


ニコニコと言った。


気迫溢れるその様子に私は、


「はい。」


としか言えなかった。






ほのぼのとしたのを書きたくなってきた、、、後悔はしない筈だ、、、多分、、、多分?

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