一転攻勢3(いつもの)
いつものネタの準備を開始。
少な目に見えるかもしれません、
少ない方が見やすくて良いからですけど。
「ん?何だあれは?」
小高い丘の上で観戦をしていた時だった光の柱が見えたのは。見た目的に攻撃系統の魔法だろうが、一体誰があんな大規模なものを
俺は登っていた木から降りて草を食べていた馬を呼ぶ。
黒くてガタイの良い、体高は2mを超えているだろうそいつの名前は《黒飛車》種族名は《キング・ホース》、それの亜種らしい。もともと大型の種族だったのがさらに大きくなった種類らしい。
《キング・ホース》自体は普通の馬と色的には違いはないのだが、亜種は基本的に黒しかないらしい。
白もごく稀に生まれるらしいが。
王から『何か、移動手段が欲しい』と直接進言した甲斐があったというものだ、こいつを見つけた時は何が何でも俺のものにする。と俺の本心が言っているのを感じた。
だから必死に挑んでは落とされ、挑んでは落とされを繰り返して今から1週間前に漸く認めてもらえた。
性別は雌らしい。
しょっちゅう俺に顔を擦り付けて撫でろと催促してくるところが可愛いところか。
俺は下げてきた頭を撫でつつ命令する。
「よし、黒飛車。今からあの光の柱の方へ向かうとする。」
言いながらも期待が止まらない。
「どういう奴なのか、見たくなった。」
俺はこの沸き立つ戦闘本能の前に自制が効かないのだった。
それに対して黒飛車は「ブルルッ」と鳴いて返事をした。
どうやらこいつは人の言っていることが大体だが理解しているらしい節がある。
まあ、この俺が選んだ馬なのだから当然だろう。
そう思いつつ俺は黒飛車に乗り、目的地へと走らせるのだった。
速度は現代の車と比較できそうな、、いや、それ以上の速さだとわかる。
風が当たる感触が気持ちいい。
やはり、こいつは格別な存在だな。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「うわっ、何今の?」
俺が壁に寄りかかって休憩していた時だった。
突然視界の中央、ちょうど中央班のいるところに光の柱が出現した。
しかし、一瞬の出来事だったのかすぐ消えてしまったが、鮮明に残っている。
「あっちは、、、キョウスケ達がいる方向、、だよね?」
俺は突然の出来事に少々驚きながらも不安を覚える。
もしかして、、、の可能性を危惧する。
一応、、行った方が良いかな?
そう判断して西門前に設置してある兵士や傭兵用の簡易休憩所を後にした。
「なるべく早く着いたら良いなあ。」
俺はそう呟き、速度を上げて駆け抜けるのだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「はあ、、っ、、はぁっ、、」
心臓の動悸がおさまらない。
あれだけいた《俺》が一瞬のうち消し飛んだ、その光景が目に、脳に焼き付いている。
いくら練習の時にやっていたとはいえ、あそこまでのものを見るのは初めてだった。
ユキチの本気なのか?と自分に問いかける。
流石に本気であって欲しい、そう思っていないとどうにかなってしまいそうだ。
ふと下を見る、震えている手が、小刻みに震えている膝が、目に入った。
いくらここに来てから数ヶ月が経とうとも、ここまで明確に恐怖を感じたことは無かった。
「ねえねえ!どうしたの?早くかかって来てよ!」
ユキチが何かを話しかけているのが耳に入る。
顔を正面に向けて見ると爛々とした笑顔でこちらに砂を踏みながら近づいてくる姿があった。
俺はそれにさらなる恐怖を感じた。
相手がまだまだ余裕の態度を見せてくる。
こちらは全力なのに。
全然歯が立たない。
死。
さまざまな言葉が脳内を駆け巡る。
そして、全ての考えを停止させて、正面を向いた。
先ずは足掻いて見ないと分からないと瞳に宿して。
〜〜〜〜〜〜〜〜
先ほどまでは会話すらできなかったはずなのに、、
私はこの光景を見ながら興奮が止まらなかった。
「お主、、もしやこれを狙っておったのか?」
ルナが訝しげな顔を向けてくる。
いやーー本当にすごいわ。
「まあ、多重人格っていうのにも憧れたからね。」
私の一言にルナは呆れた表情でため息をついた。
この一挙手一投足に幼さ特有の萌えがあるんだよなあ。
うん、やっぱり幼女ってかわ、、
「お主、何か今邪なことを考えんかったか?」
ルナさんが険悪な雰囲気をまといながらこちらを睨んで来た。
「イイエ、ナニモカンガエテイマセンヨーーハハハー」
冷や汗をかきながら私はそれに苦笑いで答えるしかなかった。
○○が死んだ!
この人でなし!!
楽しみで仕方がないです。




