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一転攻勢 1 (裏切り?)

あ、ストックが切れました。1/2投稿に切り替えますので、どうかご容赦頂きたい。

インフルには注意しましょう。

やあやあ、私だよ。

今はキョウスケ達と無事に合流して地形の修復に当たっているところだよ。


「《光魔法:解析》《創造魔法:解析の結果の地質をコピーペースト:…………完了》」


穴や歪みができた周辺の地質を解析してそれを元に創造魔法で埋めたり補修していく。

MPの消費が500とかの単位で減っていくからまあまあ大変かな。


ーーーーーしばらく続きーーーー

辺りの地形もだいぶそれっぽくなって来た。

額の汗を拭う。

仕事しましたわ〜〜


と、そこにキョウスケが近づいて来た。

遠くの方で土魔法とかで作った土や岩を運んでいたはずだったが、、終わったのかな?


「なあ、ユキチ。」


案の定話しかけて来た。


「なんだい?少年よ。」


休憩中なんだよ。さっさとしてくれ。と少し機嫌を悪くしながら答える。


「クローンにクローンを作らせるっていう方法があったよな?」


ああ、あの発案した方法か。

力ではどうしても押し負けるから数でどうにかしなければ、とアドバイスをしようとした結果の産物だったはず。


「お、やって見たのかい?どうだった?実戦の感覚は。」


さっきとは転じて気になる気になる。と

目をキラキラさせて尋ねる。


「あれは、、俺にはあまり使えないかも知れない。だって自分がただひたすら死んでいくのを見るのって、辛いだろ?」


と真面目な顔で、しかし瞳にはしんみりとした感情を宿して言ってきた。

たしかにそう感じるだろうね。いくら私たちで訓練したって実戦は違うわけだし。

うんうん、と頷きながらも名案を考え出す。


ここはいっちょ戦場の厳しさを教えてやろうかな?

黒い感情が顔を覗かせる。



「じゃあ、さ、ここでもう一回私とやりあおうじゃないか?」


キョウスケが驚いた顔で固まっている。

私はそんなキョウスケにえも言わせないようにして畳み掛ける。


「君が負けたら後ろの兵士の1/4は殺す。勝ったら私が一回死ぬ。これでいいかな?」


ニヤリと笑う。

口角を上げて三日月の様な形になる。

その笑顔はきっと、当人とは真逆の感情を相手に与えただろう。


その腐った考えをぶち殺す。と私は心に決めた。

戦場で兵士の数が減った?無限に増やせるんだからんな事関係ェねェだろ。

ふつふつと感情が高まっていく。

全のために1だろ?

なに甘いことを言っているんだこのガキは。

心の中でどんどん罵倒していく。

背後で握りしめた拳から血が流れる。


「な、、何を言って、、」


「さあ、さっさと始めようか?あ、もちろんハンデはつけるよ。あと、私は別に死んでも死なないから安心して殺してね。」


笑顔にビキリと力が篭るがすぐに落ち着かせる。

まあ、初体験だし仕方がないとしておこう。


あたふたと目を右往左往させているが、私の一言で決めたのか、スキルを使ってエクスカリバーを出し、右手で持ち構える。




「じゃあ、いくよ?」


その言葉が戦いの合図となった。


「《創造魔法:絶対なる勝利の槍(ロンギヌスのやり)》」


両手で空中に作り出した槍を持ち、構える 。

長さは2~2.5mほどの長槍だ。こんな幼気な少女には持てなさそうな長さ。

けど、ステータスにものを言わせて、ブンブンと振り回して威嚇する。


「何がなんだかわからないが、とりあえず分かることは、ユキチを倒さなきゃいけないって事だな。」


ぼそりとキョウスケが呟く。

それを聞いて私は眼を爛々と輝かせながら突進を開始した。


「《夜魔法:凶戦士化(バーサーカーソウル)》!!」


その途中で試験段階のある魔法を起動させる。

視界が真っ赤に染まり、殺人衝動と破壊欲求が溢れ出てくる。

なるほど、こういう感じか、と納得しながらも理性から手を離した。


「キヒヒッ!!」


私の口から異質な笑い声が響く。


ドン!っとおおよそ5mほど跳躍する。そこから思いっきり振りかぶって槍を叩きつける。


「はっ!?」


それをキョウスケはバックステップで大きく後ろへ飛んで回避する。


ドォォン!!


そして、たった今直したばかりの大地にまたクレーターができる。


「おい!今直したばかりなんだぞ!」


それを見てキョウスケが怒鳴る。

しかし、土煙の中から突進してくる私を感知したのか、また集中して回避に入る。


「なんだ?」


1人の兵士が音に気がついて顔を音がした方向に向ける。


「お、、おい!転移者の2人がいきなり戦い始めたぞ!」


するとそこへ走りながら1人の兵士がやって来て見たことを伝えた。

それを聞き、辺りの仲間たちにも動揺が走る。


「なんだって!?」


「一体何が、、」


「まっ、まて!取り敢えず避難だ!彼らの戦いに巻き込まれたらあっさりと死にかねん!」


口々に話し合っていたが、その一言で皆話を辞めて、近くの物陰に隠れてたりして、流れ弾を凌ごうとする。



「アハハハハハ!!!」


甲高い笑い声が響く。

そしてその後に轟音が鳴り響く。


「くっ、あれからどれだけ、、、ちっ!」


またもや横に体を投げ出す様にして飛ぶ。

そのすぐ後に


ドォォオン!


また地面を抉る一撃が落ちる。

神域で観戦している当人は

(一応魔法でステータス抑えて戦っているから勝てるんじゃない?)

などとほざき、ルナと一緒にお菓子をぽりぽりパリパリと食べていた。


「くそっ!、、攻めるしかないか、、?」


ひたすら左右前後に動きながら考えを巡らせる。

結果的に止めるには時間切れかそれとも討伐か、しかないわけだが。


「クソぉぉぉお!」


跳躍し、エクスカリバーを振り上げ、クレーターの中心に向かって垂直に切り落とす。

その地点にはユキチが立っていた。

その表情は、

無邪気と邪悪、更に怒りと狂気を孕んだとてもおぞましい笑顔があった。


「キヒッ!」


唐突にユキチが槍を手放し、剣を作り出す。

そして、それで


ガァァァアン!


受け止める。

風圧であたりに舞っていた土埃が払われる。


「くそっ!」


着地してすぐに下がる。


すると先ほどまでキョウスケがいたそこに、


ザン!


あの槍が落ちてきて、地面に刺さった。


本気の一撃だろうと軽く止められる。


タラリと汗を流しながら、キョウスケはどう攻略していこうかと脳をフル回転させ始めるのだった。


バーサーカーソウル!!

1枚目!ドロー!魔法カード!

卓バン。

という事が昔にあった、、、いい思い出だなあ。

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