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リーチの話 6 (二人目の姫騎士)

書き方が安定するまで少々ミスが目立つかもしれません。ご了承を。

さて、目の前の二人が固まっちゃったんだけどどういう事だろう。村長さん何て吹っ飛んだ騎士さんを見つめたまま動かない様子。


「村長さん、彼って一体何者だったんですか?」


声をかけて見るも返事なし。


「村長さん!彼は!一体何者なんですか!」


「はっ!!いやぁ、すまんのう、ショックが大きすぎて気が飛んでいたわい。それで、彼じゃな?彼はこの北部において三本の指に入る強者じゃった。」


へ、、、へぇ、、、そうだったんだぁ〜〜。(冷や汗たらたら)そんな人倒しちゃったら僕はどうなるんですかねーー。真顔をキープしているけど内心すっごい焦ってるよ。


「きっ貴様!ハルトが倒されるなんてありえん!何か不正を働いたに違いない!今すぐ決闘を侮辱した罰を与える!」


豚も再起動したようだ。すっごい目が泳いでいるけど、そのまま落ちていた彼の剣を拾ってこっちに切り掛かって来た。どうしようかな、と思っていたら。


「待ちたまえ。決闘を汚したのは貴君の方ではないかな?マルコ殿。」


突然紅い鎧を着た女の人が間に入って着て剣を受け止めていた。


「きさっ!貴様!誰にものを言っているんだ!バルソーク次期領主の言う事に口答えをするのか!」


ギリギリと剣をこすりあいながら真っ赤な顔で怒鳴り散らす豚。しっかしあの人は誰なんだろう?


「これは失礼、私の名前はグレア=アイギス=ユグドル。この国の第二王女をしているのだが、、、知らなかったのかい?」


そう女の人が言った瞬間豚の顔が一気に白くなった。いや、本当に、急にサーって。見ていた村長さんはあたふたしている。まぁ、急に王女様なんて出てきたら驚くよね。僕も驚いた。


「ま、、、まさか、、貴女は、、赤薔薇騎士団団長のアイギス様、、、素顔を全く見せなかったのに、、、まさか、、本当に、、はっ!その紋章は、、、」


豚の顔が白からさらに青く変わっていく様子は見ていて滑稽だね。プルプル震えているし。紋章ってあの肩ついている紅い薔薇のリングの中に王冠が入っている模様かな?


「いかにも、そうだな。貴君は決闘の勝者に向かって冤罪をかけた後、私に剣を許可なしにふるった。でいいのかい?そこの少年。」


ん、こっちを向いて尋ねてきた。改めて見ると綺麗だなぁ。洋風の美女っていう感じ。髪は金色、目の色は紅。とても慈愛に溢れた微笑を浮かべている様子はまるで女神のようだと思った。あ、あの幼女とは別ね。


「はい、いきなり決闘を申し込まれたものですから準備が全然できていない中での闘いでした。あれは僕の勝ちでいいんでしょうか?」


気になって問いかける。


「ああ、もちろんだとも。マルコ殿には王宮に来てもらおうか。サリー、エンジュ。頼んだぞ。」


「はい、アイギス様。お任せください。」


「わかりましたぁ。届けておきますぅ。」


「離さんか!貴様ら!くぅ!リーチよ!覚えておれよ!」


アイギスが呼ぶとどこからともなく現れた二人組。こちらも紅い鎧を着ていた。一人はキリッとした少女で。もう一人はおっとりした感じの少女。顔も綺麗だった。もしかして角生えてる人たちって美男美女揃いなのかなぁ。そんな人たちに豚が出荷された。あとあと何か起きそうで不安なんだが。


するとアイギスがこちらに振り返って聞いて来た


「さて、君はあのハルト殿を一撃で伏したのだね?」


「あ、はい。突然かかって来たものですから加減が効かなくて。」


正直に言っておこう。嘘だ。いつも通りに振ったらああなったんだ。仕方ないよね。村長さんがこっちをジト目で見ているけどスルーする。


「ほう、それは凄いな。どうだい?私と勝負しないかい?」


目を若干キラキラさせて言って来た。やめてよ。キラキラ攻撃には弱いんだ。

断れそうにないので仕方なく受ける事にした。


「わかりました。ただし、殺し合いじゃ無いんですよね?」


「もちろんだとも。さぁ、早速やろうか。」


凄い嬉しそうな顔で正面に立って剣を構えている。距離は15mほど。はあ。軽くやって負けてとっとと休もう。少しため息をつきながら思った。村長さんに頷きを送って審判を任せる。


「では、アイギス様とリーチの模擬試合を始める!両者、はじめ!」


合図とともにアイギスが駆けてくる。速いけど音があまり出ていない。相当強いと感じる。


「はぁっ!!」


もう前に来ていたようだ。持っていた剣、フラムベルジュっぽい剣で袈裟斬りをして来た。剣速が速すぎる。


ガン!


「ぐっ。」


刀で受け止める。しかし弾いただけで。また次の一撃が来る。


「ぜやぁ!」


今度は下から上に振り上げる切り方。受け止めれない一撃だ。


「ふん!」


キン!


それをうまい具合に剣の腹に打ち込んで下に撃ち落とす。これで剣を落としてくれればいいのだけれど。


「ほう!やはり只者では無いな!」


体全身を使って勢いを殺さず上段切りを仕掛けて来る。ここまでくるとステータスが可笑しいとしか言えない。


「そちらこそ!、予想していたっ、よりっ、強いですよ!」


キン!、キン!、キン!


弾いても綺麗に次の一撃に繋いでくる。まるで踊っているかのようだ。


「じゃあ、少し本気を出していこうか。《武技:纏雷》!」


突然アイギスの身体が光ったと思ったら


「もらったよ!」


背後にいた。


ブン!


前転回避して範囲外に逃げる。多分今の僕の表情は驚愕で目を見開いている事だろう。急にありえない速度を出したんだからね。


「今のを避けるか。本当に君は何者なんだい?その剣?だって見たこともない形をしている。しかも本気で撃とうが折れる様子が全くない。是非とも秘密を話してほしいところだ。」


やれやれ、と言った様子で話しかけてくる。僕は今のがなんだったんだのかわかっていないため、はてなマークで頭がいっぱいになっていた。


「次はこっちの番ですね。行きますよ!」


敏捷SSをなめてもらっちゃ困る。さっさと終わらせようとか言ったが楽しすぎて辞めたくない。爛々とした気分で走り込む。


「ぜぃ!」


突進の勢いのまま突きを繰り出す。突きだったら防御はできないはずだし、ダメージも食らうはずだ。


「っ!?」


横に滑り流される。予想以上に攻撃が速かったためか目を見開いてはいるが、今のを避けられるとはつまりこの人は敏捷SSに追いつくレベルだと言う事になる。


「今のが本気かい?さすがだね。少ししか見えなかったよ。」


本当かどうか怪しい事を投げかけて来たが集中するために無視する。魔法はこの距離で使おうものならすぐに近づかれて終わりだ。前世界の剣道の知識とラノベの知識と、あの森での地獄の日々によって多少はできているが、このままだと押し切られかねない。


「さっきのはなんだったんです?」


あの直前に言っていた《武技》の事を聞いてみた。


「ん?さっきの、、、ああ!《武技》のことかい?武技というのは一定以上のレベルになると得意武器種によって覚えられる技の事だ。物理版の魔法とでも思っていたらいい。というかそんなことも知らなかったのかい?ますます興味が湧いて来たよ。」


聴いていた村長さんも少し驚いていた。恥ずかしいからこっちみないで。


「まぁ、良いですけど。行きますよ!」


ドン!


ソニックブームらしきものが発生する。全速力で上段切りを狙う。


「はぁっ!」


途中で軽く跳ねて体重を乗せて突っ込む。


ガィィィイン!


ピシッ


真正面から受け止められた訳だけど剣にヒビが入った。漸く一歩リードできたかな。


ここからが本番っと言う時に


「団長さぁ〜ん!大変ですぅ〜〜!!」


エンジュと呼ばれていた少女が走って向かって来ていた。

エンジュ、、、Ange、、、Enj?

英語は苦手なので所々変なところが出てくる危険ががが。

補足。

サリー 委員長風のキリッとした感じ

エンジュ わがままボデ〜のおっとり系少女

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