リーチの話 4
書き方を変えて見ました。どうです?読みやすくなったでしょう!とある友人からのアドヴァイスによって進化した作者に期待してくださいな。
やぁ、僕だ。今はあのナメクジ擬きを倒してからまた国へと向かっているわけだが。
「しっかし見たこともないような生物ばっかり出てくるなぁ。」
今まで見た生物らしき物は、手足が燃えていて、頭部には濃い赤紫の光を放つ目らしきものがついている人骨だとか、長い触手を生やした暗緑色の肉塊だとか、巨大な緑色の目玉の周りに黒い触手が取り巻いた不気味な生物だったりだとか、、、とても不気味な生物たちだった。
「はぁ、、、ここは一体どういうところなんだろうか。」
少し不機嫌になりながらも森を抜けようと進む。あ、奴らと戦った時に《恐慌無効》と《盲目無効》と《疫病無効》だとかが手に入った。ここまでくると状態異常耐性系のスキルがどれだけあるのか逆に試したくなってきたところだ。
「はぁ、そろそろ抜けて欲しいんだけどなぁ。」
そう呟いた時、森の出口らしき所が見えた。が。
「なんだ?スライム?」
目の前にタールのような質感の虹色の輝きを放つ無定形の黒い塊があった。動いているから多分生きているのだろう。それで?これってなに?
ガバァッ
突然それが飛びかかってきた。飛びかかるっていうか、押し寄せてきたの方が正しいかもしれない。
「くっ、《マグマ》」
真っ赤に燃え上がるマグマを生成。スライムなら水分が多そうだし蒸発するんじゃないかと思ったんだけど。
ジュゥゥ
どうやら全然効かないらしい。
「ならばっ《コキュートス》!」
絶対零度の風を相手に送る。凍ってくれたりは、、、、しなかった。なにこれ?
幸い動きがあまり速くない(僕が速すぎるだけなのだが。)ため、逃げるが勝ちということで撤退しよう。あれは勝てる気がしない。得意の魔法も効かないし通ったところが腐っているため、物理でいけば即死になるだろうからね。
「ふぅ、撒いたかな?」
現在、太陽的に昼過ぎ。太陽が黒いのはどうかと思うけど。気にしない。
っと、僕はここで一つ仮説を立てた。
「もしかして、ここって『ンガイの森』的な場所なんじゃね?」
今まであってきた生き物は全部クトゥルフ神話に出てくるような怪物達だ。ならばこの『果ての地』とはそういう怪物の巣窟なのではないのか。と思ったわけだ。
「やばい、超ここから速く出たい。」
さっきの出口とは全く反対の方向へ来てしまっていた。戻るにしてもあれが怖すぎる。どうにかして攻略できないものか、、と少し思案顔になって考えてみる。
「怪物、、、怪物、、、??クトゥルフって邪神だったっけ?じゃあ光属性効くんじゃないか?」
ここでボン忘れ、が発生していたようだ。いや、、、けどなぁ。あのナメクジには効かなかったんだし、、効くとは限らないのかな〜?
うんうん唸っていると突然目の前がひらけた。
「うわぁ、なにここ。」
思わず感動してしまったのは仕方がないだろう。目の前には凄く綺麗な泉があったのだからね。透明な泉。なんでこんな所にあるかは知らないが、ようやく休めそうだ。
「はぁ〜〜!疲れた〜。」
かれこれ半日以上歩いていたのだから脱力して座ってしまったのは仕方がないことだろう。、、そうだよね?
まぁ、いっぱい倒したわけだしステータスも上がっているだろうと少しワクワクしながら唱えようとした。が、
「なにあれーいやーあんなもの見たことないなー」
視界の端ににあの黒い物体があるのを見つけてしまった。いやーあれはなんだろうなーー。
さて、茶番は置いておいて。
「うわぁっ!こっち来た!」
相手がこっちに近づいて来ていた。しかも今度はすごい速い。もうさっきの動きはなんだったのってぐらいには速い。
「一か八かの勝負!《サンクチュアリィ》!」
目の前に光の柱が降り注ぐ。数十本っていうレベルで。しかしそれを受けながらもこっちへ来ていた。
今回もダメかな〜とか半端目が死んで来たけど。気がついた。
「魔法が通ってる?」
相手は受けているのだ。つまりダメージがあったということなのではないか。やったぞ!ついに攻略法を見つけた!と内心大喜びをしながらも真面目に撃ち続ける。
「弱点がわかればこっちのもの!《アマテラス》!」
今撃てる最強の光魔法を放つ。視界いっぱいに真っ白い光が降り注ぐ。
ドォォォォォン!!
最後に大爆発した。さて、倒しているかどうかだけど、、
「やったか?」
クレーターを見下ろすとなにもなかったことから倒したと判断していいだろう。レベルも上がったし。
「ん?よくみるとなにかある?」
中心になにやら刀の鞘みたいなものが刺さっていた。
「どれどれ?おお?刀?」
引っこ抜いてみるとどうやら刀らしい。長さは1m以上あるだろう。流石にドロップアイテムにしては豪華すぎる。
【呪われし宝具の取得を確認。《魔王》を限界突破させます。スキル《魔王lv--》を獲得しました。】
頭に声が聞こえたと思ったら全身に電流が走ったような痛みに襲われた。
「うぐっ、、、ぐぁぁあ!!」
【《激痛耐性lv1》を獲得。《激痛耐性lv10》になりました。《激痛無効》になりました。】
声と同時に痛みが引いて来た。《激痛無効》ってなんだよ。どう無効化しているんだよ。と突っ込みたい所だけど。別に良いやと割り切る。そうしないとこの世界についていけない気がするしね。
「さってと〜《ステータス》〜♪」
上機嫌にステータスを開く。頭を触ってみると少し角が伸びていたが気にしない。気にしてられない。
そしてステータス画面を見て、顔を引きつらせて苦笑いになったのはいうまでもなかった。
リーチ・シュベルグ
lv167
HP78000
MP40000
筋力35000(+S)
魔力43000(SS)
体力7800(B)
敏捷60000(+SS)
運3800(C)
スキル
攻撃、魔力、素早さ強化lv10
筋力、魔力、敏捷増加lv10
魔法の才lv10
魔法の天才lv10
魔法の極みlv10
魔法の極地lv5
魔導lv1
魔王lv--
麻痺無効
睡眠無効
毒無効
恐慌無効
激痛無効
即死耐性lv6
盲目無効
疫病無効
麻酔無効
混乱無効
錯乱無効
麻薬無効
幻覚無効
幻聴無効
洗脳無効
催眠無効
固有スキル
諸刃の剣
ステータス数値化
賢者
「ハハハ、、、この奇妙な上昇の原因はこの刀かな?」
ふと刀をよく見てみる。刀身が赤くなっており。とても切れ味がいいことも素振りでわかる。鞘は紐でぐるぐる巻きにされており、その下には不気味な模様が走っていた。持ち手の先には人の顔らしき模様があった。
「まぁ、、、いいかな。強くなって損はないでしょ。」
そう割り切って。とても疲れた顔をしていると思うが。出口へと進んだ。
「おぉ〜〜。太陽が眩しい、、、やっと出れたんだなぁ。」
感傷に浸りながら村らしきところが近くにあったので向かうと。
「止まれ!貴様は何者だ!」
やっぱりテンプレ通りに門番に捕まった。
「えぇっと、、そこの森から出て来たんですけど。記憶が無いんですが。どうすれば入れてもらえますか?」
と、記憶喪失だという設定にして困った顔で尋ねてみる。加えて出て来た森の方角を指で指す。
「まさか、、『地獄の森』から出てきたのか?」
門番さんが心底信じられないような顔をしていたので。
「はい、その時にいろんな化け物とも戦いましたから。休ませてもらえませんか?」
と、さりげなく要件を付け足して伝えてみる。すると。
「ちょっと待っていろ!すぐに村長に伝えてくる!」
と大急ぎで走っていったのを見て。
『あぁ、休めそうに無いなぁ。』
と諦めた顔になりながら門番を待ったのだった。
無効系スキルって後々チート化するよねーーー。




