チータラでチート
パーフェクトブリーダーェ
さて、この勇者をどうすれば良いんだろうか。
ユキチ「陛下。こいつをどうしますか?」
陛下「うーむ、、これにはインドラ共和国と会議ものじゃからなぁ。とりあえず牢屋にでも放り込んでおいてくれ。はぁ、面倒なことをやってくれたわい。」
ユキチ「あー、じゃあ。これで私はおいとましますね〜。」
陛下「次はなにも起こさないで欲しいのじゃがなぁ。」
ユキチ「いやぁ、善処しますね。」
〜〜〜〜〜〜
モエ「あははは!コロン、くすぐったいよぅ。」
コロン「がぅ!がぅ!」
な、、、なにが起きているんだ?と、、とりあえずこの馬鹿でかい虎にのしかかられているんだよね?
ユキチ「モエよ、それは一体?」
モエ「ん?あぁ、コロンって言うんだよ。最初はちっちゃい子猫だったんだけどいつのまにか、、、ね?」
コロン「がぅ!」
こいつは、、《詳細鑑定》、、、わぁぉ、
コロン
lv30
HP10000
MP2000
筋力S
魔力C
体力S
敏捷S
運C
まぁ、スキルとかは並のものだから省くとして、、これってやばいやつだよね?
固有スキル
白虎
モエの加護
白虎って、、、おいおい、えぇっと。
ユキチ「(ルナさんや)」
ルナ「(はいはいなんでしょうか?)」
ユキチ「(白虎ってどんだけ進化したらなるのかね?)」
ルナ「(うーん、、、お、、5回だね。lvが10.20.30.40.50の順で進化可能になっていっているね。)」
なんだこれは、、この数週間でlvが最低150も上がったのか?まって、《パーフェクトブリーダー》って、チートすぎないか?なんで子猫が神獣になるんだよ。なんで手のひらサイズ(推定)が牛みたいなデカさになってるんだよ。
ユキチ「モエさんや、、それ、神獣やで、、」
モエ「え!コロン!すごいね!」
コロン「がぅがぅ!」
この様子だとおそらく、、
ヒナ「なに飼っているかって?、、おーい!ピヨちゃーん!」
ピヨ「ピュィイィィィ!」
はぁ、やっぱりか、なにか来るよ。絶対におかしいサイズのやつがさ、赤色、、、もう察したわ。
ヒナ「ピヨちゃんって最初は鳥籠で飼っていたんだけど大きくなったから外で飼ってるのよ。」
ピヨ「ピュイ!」
ユキチ「それってさ、やっぱり朱雀だよね?」
ヒナ「朱雀?なに?それ。」
ユキチ「神獣の一種、白虎、朱雀、玄武、青龍と仲間がいる。ていうかぁ!白虎ももういたんだけどさぁ!」
ヒナ「へぇ、ピヨちゃんってすごかったのね!」
ピヨ「ピュィィィイ!」
〜〜〜〜〜
はいはい、みんなの観察終了!
ユキチ「ダイスケ?なにやってんの?」
ダイスケ「あぁ、実は俺だけが1つしかチートないから。増えたりしないかなぁって」
ユキチ「ハハハ!なにを言っているんだい?私は《龍神化》とか自分で作ったよ?。」
ダイスケ「ん?作った?」
ユキチ「そうだよ。実はピンチの時とか色々あるけど、これが欲しい!とかこういうのが良い!とかそんなたわいもないことを願うとたまに出て来るんだよね。多分これも転移者のチートだろうね。」
ダイスケ「へぇ、そうなんだ。」
ユキチ「けど、本当にたまーにだから期待しない方が良いよ。」
ダイスケ「うん、わかった。」
ユキチ「というわけで。対戦しようか!」
ダイスケ「え?なんで?」
ユキチ「落ち込んだ時は体をいっぱい動かしてスッキリしようってことさ。」
ユキチ「じゃあ、やろうか。《龍人化》」
男の時ってステータスが上がるけどあんまし強くないんだよねぇ、まぁ、予知とかあるしどっこいどっこいかな。
ダイスケ「まぁ、良いか。《チータラソード》」
ユキチ「じゃあまずは《武技:天断》!」
ダイスケ「くっ!」
ガゴン!
ユキチ「へぇ、今のを受け止めるんだぁ。」
ダイスケ「いたずらに訓練ばっかりしてるわけじゃないからね。」
ユキチ「うん、良いことだと思うよ。」
しかし、チータラソードって厄介だなぁ。装備時HP自動回復とかステータス極上昇とか、私の本気の武器と同じぐらいってどういうことなのよさ。
ユキチ「《武技:獄断》」
ダイスケ「《武技:円環》!」
ザシュ!
ユキチ「おぅ、それ、切れたのね。」
ダイスケ「前回のあれから少しは強化しているさ。」
しまったなぁ、左手を持っていかれたよ。しかし《予知》が働かないとは、、
ユキチ「それ、《スキル発動無効化》ついてるでしょ。」
ダイスケ「へぇ、そうなんだ。今知ったわ。」
なんつぅ武器だよ、そんなの神話でもなかなか無いぞ?
ユキチ「厄介だな。《龍魔法:汝は理に導かれ、やがて、土となり灰となり、人ではなくなる。:原初の一撃》」
ダイスケ「せい!」
バキィイイン!
ふぅん。ガラスが割れるみたいな音がした時に発動するのか。おおよそ剣に当たる数ミリ前で発動しているな?
ユキチ「次々行くよ!《錬金の頂点となる!アルス・マグナ》!」
ゴォオォオン!
鐘の音が鳴る。これを聴くと、、、
バギィィイン!
ユキチ「はぁ、なんなんだよぅチートすぎないかよぅ。結界もダメ。全体魔法もダメ。錬金さえもダメってちょっとやる気失せるよ?」
ダイスケ「はぁ、、、?」
まぁ、解決策が見つかったから良いけど。
ユキチ「突っ込めば解決じゃん。」
ドゥ!
地を蹴り砕き。駆ける!
ダイスケ「なっ!」
敵の懐の斜め左下。死角からの一撃!
ユキチ「せぃ!」
ダイスケ「うわっ!」
グシャ!バゴォン!
壁に叩き飛ばす。うん、肋骨は折ったな。しかし、本気なのにそれって頭おかしいんじゃ無いの?硬すぎる
よ。SSの攻撃を低ダメージで抑えるとか。
ダイスケ「《我は全ての源を操る。それはたとえ水だろうと。火だろうと。果ては神だろうと。:チータラ職人》」
はっ!今頃気づいた!もしかして彼の能力がそこにある物質をチータラに変えていたとしたら!空気中にある酸素や窒素を変換して作り出していたとしたならば!
ユキチ「《予知:アラート:危険》ヤバッ!《龍の羽衣》!」
前方にバリアを張れば直撃は防げる!
ダイスケ「…………《チータラ職人》」
パリィィイン!
ユキチ「変換された?!」
しかしシュールだよなぁ。チータラのかけらがひらひらと舞っているとか。
ダイスケ「…………《チータラ職人》」
ユキチ「あぎぃ!」
くそっ、腕が変換された。切り落とす!
ザシュ!
ユキチ「はぁ、、はぁ、、《龍魔法:リジェネレート》」
よし。生えてきた。しかし、
ユキチ「ダイスケ??おーい!ダイスケ〜!」
ダイスケ「……………」
あ、やっぱり気ィ失ってやがる。
つまりこれは無意識か。多分勝ちたいって強く思ったんだろう。
ダイスケ「《チータラ職人》」
ユキチ「ぐぅ!」
パキン!
次は足か?!
ダイスケ「《チータラ職人》」
ユキチ「クソッ!」
グシャ!
うわっ肩が消えた?!
ダイスケ「《チータラ職人》」
ユキチ「ヤメッ」
ピキィ!
あっ、やべっ、壁際、、
あぁ、、、ついに追い詰められましたか、、、仕方がない。
ユキチ「良い加減に目ェ覚ませ!」
ユキチ「《武技:峰打ち》オラァ!」
ダイスケ「ウグッ…………カハッ……」
本気の速度の本気の一撃。音速は超えていただろうね。けどHPは1だけ残っているが。じきに回復しきるだろう。マジでHP自動回復はダメだわ。
ダイスケ「あぁ、ごめんね。気を失っていたみたいだ。」
ユキチ「大丈夫だよ。久しぶりに本気を出したなぁ。」
ダイスケ「え?俺ってそんなに強かったの?」
ユキチ「うん、強かったさぁ。私でも死にかけたぐらいには。」
ダイスケ「へぇ、、、うん、、ありがと。」
ユキチ「また、対戦しようね!」
ダイスケ「わかったけど。お腹減ったし、チータラ食べる?」
ユキチ「絶対にヤダ!」
ダイスケさん強いっすねぇ。あ、酸素や窒素、果ては星まで。全部チータラに変えてしまう狂気のスキルであったのだった!




