表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】転生聖女は友情エンドを目指す! ~腐女子なのに乙女ゲームの世界に転生しちゃいましたが親友キャラとイチャイチャ百合しながら悪役令嬢と派閥抗争してます~  作者: 川獺右端
第九章 ファルンガルドへの巡礼

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1601/1608

第1590話 お風呂に寄って晩餐をとる

 図書館の地下から通路を使って女子寮の地階に入った。

 ついでだからお風呂に入っていくかな。


 脱衣所に入って、服を脱いで籠にいれた。

 マメちゃんを抱いて浴室に入る。

 今日は人が居ないね。

 かけ湯をして湯舟に入る。


 ふわー、やっぱり学校のお風呂は良いね。

 マメちゃんがジャバジャバと湯舟の中を游いでいた。


 お、浴室にヒルダさんが入って来た。


「領袖お帰りなさい」

「ただいまです、ヒルダさん」


 ヒルダさんがかけ湯をしてしずしずと湯舟に入ってきた。


「王都の状況はどう?」

「とくに事件はありませんわ。事件は二学期から領袖が呼び寄せる事でしょう」

「ぐぬぬ」


 まあ、特に王都に事件は無かったという事か。

 事件は私が呼んでくる、とは、まあ、言い得て妙かもしれないね。


 洗い場に出て、久々にダルシーに洗って貰う。


「お願いね、ドリアお姉ちゃん」

「うふふ、がんばるわ、マリーちゃん」


 ダルシーは嬉しそうだ。

 巡礼の旅でダルシーとの絆が深くなったのがよかったなあ。


「あっ、あっ」


 ダルシーの洗髪が気持ち良すぎで声が出てしまう。


 はあ、官能的なご奉仕でござった。


 ヒルダさんもシャーリーさんに体を洗われていた。

 ダルシーは次にマメちゃんを洗った。

 私はバスタオルで髪を纏めて湯舟に再び入る。


 ああ、午後のお風呂はのんびりしていて良いなあ。


 お風呂から上がって、下着を履き替え、ダルシーにドライヤーを掛けてもらう。

 ブイーンとね。

 ダルシーは、ついでにマメちゃんにもドライヤーを掛けていた。


 洗濯したての制服のスカートをはいて、夏の半袖シャツを着込む。

 よし、さっぱりした。


「ヒルダさん、お先に~」

「はいはい~」

「ぽーぽー」


 ちょっと大きくなった脱衣所のピーちゃんも返事をしてくれた。


 さて、もうすぐ晩餐だからロビーで本でも読んでるかな。


 大きな柱時計のあるロビーのソファーで巡礼の本を開いた。

 巡礼旅のミニ知識というか基本知識が書いてあって、いまさらな感じだけど、まあ、小さい発見も二三あったのでヨシとしよう。


「お、マコトお帰り」

「マコトしゃんを見ると女子寮って感じがするみょんな」


 剣術組のカトレアさんとコイシちゃんが階段を下りてやってきた。


「ただいま、私が留守の間、剣術組は問題無かった?」

「無いね、朝にコリンナを追い回すのがちょっとダルかったぐらいだよ」

「最近はちゃんと走れるようになったみょんよ」


 それは何よりだね。

 みんなの顔を見ると学園に帰ってきたなあ、って感じになるね。



 カロルやゆりゆり先輩、エルザさんがエレベーターから降りてきた。

 コリンナちゃんも階段を下りてきたな。

 みんなで集まって女子寮食堂へと入る。

 今日はまだ夏休み中だから、あまり混んでないね。


「お帰り、マコト」

「クララも息災かな」

「私も食堂も特に問題はなかったよ」


 それはなにより。


「今日のお献立は?」

「本日の下級貴族食は、カルボナーラスパゲティ、うずらのソテー、トマトスープ、グリーンサラダだね」

「おお、麺食は珍しいね」

「夏休み中だからね」


 ちょっと手抜きな感じなのか。

 それでもイルダさんのスパゲティは楽しみだな。


 ほかほかのカルボナーラにチーズを沢山すりおろしてもらってトレイに乗せた。

 うずらはそんなに大きく無いね。

 カップにお茶を注いで、トレイを持って、いつもの席に持って行く。


「おう、帰ったか、マコト」

「シルビアさんも王都に戻っていましたか」

「ああ、王都まで結構掛かって大変だったけど、まあ、飛空艇無しだとそんなもんだしな。船を使える分、うちらの領は早いよ」

「川にも船が入れるのですか?」

「ああ、海から王都まで川を遡れるよ、結構広いしな」


 歩きじゃない分、帆走でも結構早そうだね。


 シルビアさんと喋っていたら、派閥のみんなが揃ったので、食事のご挨拶である。


「いただきます」

「「「「「日々の粮を女神に感謝します」」」」」


 ぱくり。

 おお、なんというか、すばらしいカルボナーラ。

 たまごたまごでチーズがのびのびで美味しい。


「美味しいねえ」

「イルダさんはスパゲティでも良い味わいよね」


 トマトスープの酸味とも合うね。

 うずらも良い焼き具合で美味い美味い。

 ああ、美味しい物を食べると充実するね。

 巡礼の旅だと美味しい物ばっかり、という訳にはいかなかったからさ。


 晩餐をぱくりと完食して、ダルシーの入れてくれたお茶を飲む。

 聖女派閥のみんなが勢揃いで、さあ二学期だという感じになるね。


「新しい集会室ですが、引っ越しは大体済んでおります。こまかい部分は生活しながら改善していってくださいませ」


 ヒルダさんが新集会室の状況を報告してくれた。

 私が留守の間、シャーリーさんとかが引っ越し作業をしてくれたんだろうなあ。

 ありがたいありがたい。


「怒濤の夏休みは終わりました。楽しい思い出が一杯できましたね。二学期も文化祭に、秋のダンスパーティにと、学校行事が目白押しです。聖女派閥も張り切って参加していきましょう」

「「「「はいっ」」」」


 まあ、学校行事だけじゃなくて、ポンコツ戦艦退治とか、なにかと事件もありそうだけどね。

 でも、がんばっていこー!

よろしかったら、ブックマークとか、感想とか、レビューとかをいただけたら嬉しいです。

また、下の[☆☆☆☆☆]で評価していただくと励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
破天荒で奇天烈で和気藹々なイベントや日常が盛り沢山
うずらそソテー うずらそってなんだっけって思ったらのちの分にうずらが出てきてたんでこやつはうずらですかね?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ