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自分は静かに過ごしたい  作者: SO/N
3章 おぼえてない
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39話 平和

七月になった。用事があって夜に出かけることがあり、今は帰り道だ。いくら七月と言えど夜は少し肌寒い。

それにしても体が重い。流石に少し....。

そこで自分は不意に考えるのをやめた。前から不自然な歩き方をしている男が見えた。男の右手が街灯に照らされ光っている。鈍い血の光も。


「…し。」

「…………」


男は何か呟いている。まあ…


「死ね……死ねぇぇぇ!!!」


やっぱりか。男はナイフを自分に振りかざしてきた。

こんな経験あるわけ無いので、解っていても完全には避けれなく、右肩を掠った。


「避けんじゃねぇぇぇ!!!!」

「無茶言うなよ。」


男は何度もナイフを振りかざしてくる。まあ流石に見切った。なぜか上からしか振ってこないから分かりやすい。かといって反撃するのも難しい。

ひたすら避けていると遠くから警察官らしい人の声が聞こえた。


「いたぞ!人を襲ってるぞ!」

「本当か!?」

「ぐっ!ちっ…どけ! 」


男は自分から離れ、どこか行ってしまった。そして警察官がこちらに近づいてきた。


「君、大丈夫か!?」

「大丈夫です。男はあっちに行きました。」

「そうか、ありがとう!」


警察官は男を追いかけて行った。そして入れ違いにもう一人の警察官が来た。


「君、あの男の様子はどうだった?」

「いきなりナイフで刺そうとしてきたので避けてました。あ、あと男が逃げる時、足首を蹴っておいたので。」


逃げ出そうとした時、結構強く蹴ったのでダメージにはなってるだろう。


「そ、そうなのか、君すごいね、何かやってたの?」

「テニスです。」

「テニス?それだけであの動き?」

「まあ………」

「ま、とりあえずありがとね!あの男は殺人犯でね、君も気をつけて!」


警察官は行った。これで捕まるだろう。切られた肩から血が少し流れていた。まあこれくらい大丈夫だろう。そう思いながら家へ戻った。

最近は転校生やら、本当に色々あって疲れた。早く休もう。












ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー











「もう少しで夏休みだな。」

「そうだね〜。」


教室で羽島と平山の二人と喋っていた。相変わらず暑い。


「赤城はなんかあるのか?」

「いや、特に何も無いね。」

「奏はどうなんだ?」

「特に無い。」

「へーみんな暇なんだな。」

「そう言う和也はどうなの?」

「まあそう言う俺も部活三昧なだけなんだよな。あー彼女欲しい。」

「南ちゃんがいるじゃん。」

「やめてくれ。」


………平和だな。一学期はいろいろあったが、…なんだかんだ言って????いと……


「…………………………………いや」


駄目だ。そんなこと思っては。自分にそれを感じることは赦されない。

タイトル詐欺っていうぐらい平和ではなかったですね。

あと最後の『????』の部分はそのうち解ります。解った人はいるかも知れませんが。

そしてこれで3章は終わりです。次からは4章、夏休みです。

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