『足くねくね』/『切ない』
こんばんは、浅葱 藍夏です。
伊織くん可愛いですね。
甘えっ子。そしてまたこたの部屋で泣くところがあざとい……
藍色の夜が明けるまで、どうぞお付き合いください。
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『足くねくね』
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「虎太郎、足、くっつけてよ!! 僕寒い!!」
「やだよ……俺暑いって……にいちゃん、長ズボン履けよ」
「ええ? だって僕、くっついてたい……」
──くっついてたいだけなら、長ズボンでも良いだろ? 感触が生々しいんだよ……にいちゃんのショーパンはスカスカすぎて、アレの感触がダイレクトに丸わかりなんだよ……
あっ! ばかっ!! 擦り付けんな!! 足くねくねすんな!! 俺のアレに当たる!! あーっっっっ!!
伊織っ!! 長ズボン履けっ!!
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『切ない』
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「あっ! 虎太郎! 迎えに来たんだけど、一緒に……友達かな? それとも、彼女さん? とか……」
あ……この子、こたのこと好きだ。
「あ、にいちゃん! 迎え? なになに? どっか行きたいとこでもあんの? 早く行こ?」
「え……でも……彼女じゃ……。僕、何か悪いよ。先帰るね?」
「おい! 伊織! 待てよっ!!」
僕は泣きながら家に帰って、布団にくるまって大泣きした。
……虎太郎の部屋で。
「伊織ってばっ!! 何か勘違いしてない? あの子は彼女じゃないよ!! 伊織……布団から出ておいでよ?」
僕はそっと顔を出してみせた。
「伊織、こっちおいでよ。何したら許してくれる? ……だいたい想像つくけど」
「ふふっ。揉み合いっこしよ? あとチューしてね?」
こたが、僕を差し置いて彼女なんか作るわけないことくらい知ってるよ。
知ってても女の子と仲良くして欲しくないんですぅ!! 乙女心(?)は繊細なんです……
今回は悲しみ。……両成敗だね……くすん
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
読後感はいかがでしょうか?
楽しんでいただけたなら幸いです。
それでは、また藍色の夜にお会いしましょう




