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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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301/303

王都に戻ります

 昼食に共和国の料理を食べてから、サツキさんを伴ってクオンさんのお店にいきました。

「こんにちは〜、クオンさんいますか?」

 店の奥からクオンさんが出て来た。

「セリカお嬢様いらっしゃいませ。今日はどうなさいましたか?」

「船の事でちょっと相談があって来ました」

「それでは奥迄お願いします」

 クオンさんに案内されて奥の応接室に入り、席に座った。

「それで船の事とは?」

「今回長距離航行試験をやってコンテナ方式も確認出来たから、後は使ってみての耐久テストになるから、もう就航させたほうが良いのでは? と思っているのだけどクオンさん的にはどうかな?

 まだ帰って来たばかりだから輸送費や人件費の計算をしないといけないのはわかっているけどね。

 最初の予定だと春迄と聞いていたから、今回の事を考えても早められそうなんだよね。

 勿論クオンさんの方のタイミングでやってもらえれば良いよ。

 リンダさんは私と同意見だったよ」

「そうですね、カゼットからはまだ簡単な報告しか来ていないので何とも言えないですが、早められるなら商会としてはありがたいです」

「それなら後はリンダさんと家の父に引き渡しの話して下さい」

「わかりました。それで船のこれからはどうするつもりですか?」

「取り敢えずは船本体については此処迄で、スクリュー式をフソウ国に輸出かな。部品でコンテナに詰め込んで向こうで組み立てると思う。さすがに一式をクレーンで吊るのは厳しいかもしれない。

 もしやろうとするなら専用船か違うクレーンが必要になりそうだよ。

 それに暫くは鉄道に集中させないといけないからね。個人的には将来貨客船をやってみたいと思ってはいる。フソウ国と共和国に観光を目的に船を航行させてみたいのよね。貨物も少し載せれる様にすれば赤字にはならないでしょう」

「相変わらず面白そうな事を考えますね。貴族相手なら出来そうですけど、今のままなら年数回程度ですね」

「そうなんだよね〜、国内の旅行を先にやらないとならないとだよね。領内に何か有れば良いけど。

 それはその内考えようかな」

「お嬢様が何を見つけるのか楽しみにしていますよ」

「多分学園を卒業してからだね。そうすれば領内を回れるからね。温泉でも有ればお母さんが勝手にに広告塔になりそうだけど「ホーデン領に来ればお肌ツルツルよ」とか言って」

「それ面白いですね。夫人ならやりそうだ」

「それと話しが変わるけど、王都の新調味料の工房はどうなったの」

「春には稼働しそうです。先ずは王都内の販売分ですね」

「それなら良かったよ。無事スタート出来そうなんだ。話したい事はしたから帰るね」

 クオンさんのお店を出て屋敷に戻り食材倉庫に共和国で買った物を仕舞った。


       ー・ー・ー・ー・ー

 王都に戻る日の午前中は二姫さんの訓練の様子を見てから昼食を食べて、執務室でお父さんとカリーナお姉ちゃんとで打ち合わせをしていると、皇女様がいらっしゃいました。弟さんも来ています。

「お待たせしたようですね」

「いえ、打ち合わせをしていただけです。

 それでですが船の就航が早まりそうなのです」

「本当ですか、それは嬉しい事です」

「これからですが魔導具師と商会の方で日程等を煮詰めて行きます。

 それとホーデン領では造船の方は現状無理なので、新規や改造はやはりフソウ国の方でお願いしたいのですが」

「それらに関しては陛下の方に上げていますので返答が来ると思います」

「もう1つ有るのですが、船の名前はどうなさいますか? 現状は拿捕時の名前になっています。

 せっかく改造したので新しく名前をつけても良いように感じますけど、例えば皇女様向けには{プリンセス・ミラージュ}とか。元々は皇女様からのご依頼ですから」

「プリンセスとはどう言う意味ですか?」

「姫とか王女ですね」

「ならもう1隻はセリカさんの名前にしましょう」

「えっ{ホーデン丸}とか{ホーデン号}で良いですよ」

「じゃぁ{セリカ丸}ですね。私の名前に対になるのはセリカさんしかいませんから」

「わかりました。受け入れます」

 そう言うとカリーナお姉ちゃんが肩を震わせ笑いを堪えていた。

「{セリカ丸}だって面白過ぎる」

 カリーナお姉ちゃんがボソッと言ったが全員に聞こえていた。

「お姉ちゃんが酷い。次の船と鉄道にお姉ちゃんの名前をつけてやるー。{特急 カリーナ}とか{カリーナ丸}とかで副次的に{足の良いヤツ}にしてやるー。レイさんとカゼットさんに言っておこう」

「えー、その{足の良いヤツ}って何なの?」

「秘密です。でも悪い意味ではないですよ」

「はいはい、そろそろ王都に行きましょうか」

 皇女様に止められ王都のタウンハウスに[ゲート]を開いた。

「それではお父さん、お姉ちゃんお願いします」

「領主殿お世話になりました。カリーナさんまたね」

 私と皇女様が挨拶をして[ゲート]をくぐった。

 タウンハウスのピアノの有るのホールに戻り、[ゲート]を消してから外に出て皇女様とは挨拶をして別れました。

 私はキックボードに乗り、学園に戻って学園長と担任のフィット講師に戻った事を報告して寮に戻りました。

 疲れたけど、楽しかった。また船旅をしたいな。

 さて寺子屋の方はどうなったかな?


ご覧いただきありがとうございます。

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