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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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帰国しても忙しいセリカⅢ〜共和国の料理を作ります〜

 朝食後に自室に行き、昨日お母さんに頼まれても共和国の料理のレシピを書いています。

 メニューとしては。

○ ガパオライス 鶏のひき肉

○ トムヤムクン

○ 生春巻き 醤油ベースとチリベースのソース

○ サテー ピーナッツソースと醤油ベースのソース

 以上4つかな? 向こうで食べたガイヤーンも捨てがたいけどあまり作ってもね。

 一応市場で必要になりそうな調味料は買ってきたのでどうにかなりそうだ。

            ・

            ・

「どうにか書けたよ。二姫さん達の様子を見てからユーナさんの所に行こう」

 自室を出てから客間に向かいました。

「おはようございます。訓練の方はどうですか?」

 二姫さん達は3人集まって訓練をしています。

「昨日でお腹に集めるのは出来たので手足への移動をやっていますが、まだ瞬時とは行かないですね」

 二姫さんが代表して答えた。

「まだ引っかかりが有るからですね。やっているうちにスムーズに魔力が流れる様になります。

 これをやっておかないと発動が遅くなったりと影響が出ますからね」

「わかりました。それで手に持っている紙は訓練メニューですか?」

「違いますよ。共和国で食べた料理のレシピです。上手く再現出来ていると良いのですが?」

「セリカさんは貴族なのに料理もされるのですか?」

「最初はじゃが芋が豊作過ぎて処理に困ったところから始めたのだけど、結局は色々と作ったのですよ。

 フソウ国の調味料が入ってきてからはだいぶ増えましたね」

「そうなのですね。それで何を作られるのですか?」

「白い樹液を取りに行った時に食べたのを鶏肉でやってみようかと、あの時は豚のひき肉でしたから。

 話しは元に戻りますが、3日位でスムーズに手足に移動出来ると思います。

 それと私は明日の昼に王都の学園に戻りますので、訓練等はパレットさん、日程等は私の父から話しが有ると思いますのでお願いします。

 私も学園に戻ったら確認しておきます。

 訓練頑張って下さい」

 3人の様子を見てからキッチンへと向かいました。

「ユーナさん、良いですか?」

「いいぞ、丁度片付けが終わったとこだ」

 私はキッチンの中に入った。

「お母さんに言われて共和国で食べたのを作りたいのですが?」

「良いけどレシピは有るのか?」

「うん、書いてきた」

 書いたレシピをユーナに渡し、レシピを見たユーナが返事をした。

「肉とエビは有るが野菜の香草とかは無いぞ」

「その辺りは向こうの市場で買って来たよ」

「それじゃぁやるか。有る材料を出して来るよ。お嬢も買って来た物を出しておいてくれ」

           ・

「材料は揃ったぞ」

「じゃぁ始めましょう。洗ったお米をガラスープで炊いて来るよ。鶏のミンチとサテー用を作っておいて」

「わかった」

 ガパオは作った事が有るけどトムヤムクンは無いんだよね〜、上手く出来るかな?

 炊飯器をONしてからは4品の調味料を用意してからつけダレを作り生春巻きの具材を下ごしらえをしました。

「肉の方は下ごしらえできたぞ」

「サテー用の串打ちをしといてもらえますか」

「あぁわかった」

 私は水で戻したライスペーパーに野菜と茹でたエビを置いてから包んでいくのですが結構な数です。シンディさんが助っ人で来ないかな。まぁいないので頑張って包みましょう。


 どうにか包み終わった後はトムヤムクンをやりましょう。

 必要な具材を切り下ごしらえをして鍋に水、しょうがや乾燥唐辛子、ハーブ等を入れて煮出します。

 煮出したらハーブを取り出してガラスープ、エビ(殻付き)を入れてエビの出汁を出します。

 少し煮たら野菜を入れて、ココナッツミルクやナンプラー等の調味料を入れて少し煮込み、火を止めたら酸味のある柑橘類を絞って加える。

 盛り付けたら香草を乗せて完成です。

 ガパオはユーナさんに作ってもらい、ひき肉を野菜と調合した調味料と一緒に炒めてもらっています。

 それと目玉焼きも。

 私は外に出てサテーを焼く台を作り、炭を入れて火をつけてからサテーを焼き始めます。

            ・

            ・

 炊けたご飯を皿に入れてから炒めたひき肉と目玉焼きを乗せてからキュウリとトマトを添えて完成。

 サテーも焼き上がったら皿に乗せてからつけダレを用意しておきます。

 これで4品出来ました。

「出来たから試食しましょう」

「そうだな」

 2人で試食用を食べ始め、感想等を言っていると、お母さんとサツキさんが覗いていた。

「何をしているのですか」と聞くと、お母さんが「いい匂いがするから来ただけよ」と言った。

「そうですか、お昼迄待って下さいね」

 私がその様に言うとキッチンに入って来て、私のほっぺを摘んだ。

「この口はそんな事を言うのね」

「ひはひ、ひはひれふ〜」

「私も試食したいわ〜」と言ってほっぺから手を離した。

「お昼の楽しみにしたらどうですか?」

「セリカがちゃんと作ったのか味の確認をしないと」

 しょうがないので「はいはい」と言って小盛りで2人分を盛り付けてテーブルの上に乗せた。

 2人は食べ始めるとニコニコしていた。

「お肉を変えたのね。私はこっちの方が好きだわ。スープは向こうで食べたのと同じ味ね」

 まぁお母さんが喜んでくれていれば良いかな。

 昼食になり、皆で食べましたが好評でした。香草が苦手かなと思ったのですがその様な事は有りませんでした。良かった。

 二姫さん達も喜んでいましたよ。まさか国外で食べれると思っていなかった様です。

 後はクオンさんと船の事を話したら王都に戻るだけだね。




 


 



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