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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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帰国しても忙しいセリカ

 パレットさんへのお願いも終わり、無事頼む事が出来たので一旦リビングでバッグから実施要領書を出して[ドローイング]でコピーを3部作り、原本をバッグに仕舞い、コピーを持って二姫さんの居る客室に行き、実施要領書を3人に渡してから最初の講習を始めました。

「二姫様には先日[鑑定]と1番の項目の話しをしました。お二人の[鑑定]をしますのでどちらからやりますか?」

「アイシャからやってもらって、次がユイリィね」

 二姫さんが言って来た。

 私はアイシャさんから[鑑定]をして、属性魔法とスキルを確認した後に紙に書き出してから一旦3人に背を向けてから書いた紙をコピーしてからコピーした方を胸ポケットに入れてから元の向きになって、ユイリィさんを[鑑定]した後も同じ様にしました。


「お二人の属性魔法とスキルは紙に書いてある通りです。これを将来どの様に使うかは貴方達次第です」

 2人には魔力を感じてもらう事から始めてもらい、循環で確認してから、魔力を集める事からやってもらいました。

「魔力がスムーズに集められる様になったら第2段階の方に移ってもらいますが第2段階が終了しても時々はやって下さい。

 取り敢えずは1週間有れば第2段階迄は終われるはずです。それでは各自訓練を始めて下さい。

 焦らなくても良いですよ。午前中と夕食後にリラックスした状態で訓練をやっていただいた方が良いと思います。私はこれから行く所があるので戻ったらまた伺いますね」

 そう言って客室を出てからサツキさんを伴って領事館に行き、皇女様に二姫さんの侍女2人の[鑑定]の結果を書いた紙を渡すと皇女様が話して来ました。

「実は私も先程聞いたのですが、妹である五姫が留学生として春から学園に入るそうです。と言っても特別に配慮しろとは言いませんけど、挨拶だけはしておいて下さい」

「分かりました。気にはしておきます」

 少し話しをしてから領事館を出ました。

 領事館を出た後はリンダさんの所に行き、今回の長距離航行試験の話しをしております。

「今回の試験はリンダさん的にはどうだった?」

「今回は船自体にトラブルは有りませんでした。スクリュー軸からの水の進入も有りませんでしたので、私的には合格としたいですが、後は動かしながらでないとその様な事が有るのかわからないのが実情ですね」

「まあそうだろうね。それだったらもう貿易船として就航させようか、春迄待つ必要はないよね。ユータさん的には心配事は有るのかな?」

「特には無いですね。後は魔導モーターの寿命がどれくらいか? と言うくらいですね」

「多分だけど軸の消耗の方が早いと思うよ。

 それとだけどホーデン領では当分造船が出来無いからスクリュー式の魔導具の輸出だけになると思う。

 ユータさんが船を作る方に行きたいと言うならフソウ国に行く事を薦めるよ。皇女様に紹介する事も出来る。

 これは直ぐに決めてと言う話ではないから。

 私としては造船をやりたいと思っていたのだけど鉄道の方をどうにかするのが精一杯と言う事なんだよね」

「それはお嬢様が色々とやっているからじゃないですか?」

 リンダさんが話して来た。

「それは否定しないよ。皆には「やらかしている」と言われているからね。

 でもホーデン領を発展させて領民が安心して住める様にしないとね。何処まで行ったら終わりと言うのもないけどね」

「十分発展していると思いますけどね」

「周りの領からしてみれば突出してると思うよ。でもまだ足りないよ。特に農産物に関してはね。

 あっ忘れてたよ、作ってほしい魔導具があった」

「今度は何ですか?」

「牛の乳搾り用の搾乳機で風の属性魔法と付与魔法を使うのだけど、学園の提出試験用で作って動作確認の時に講師が見て導入したいと言ってきてる。

 確か仕様書はバッグの中に入れといたはず」

 セリカはバッグの中を探し始めた。


「あった〜」

 バッグから仕様書を出してリンダに渡すと、仕様書を見始めていた。

「割と簡単な物ですね。試作だったら気分転換の時に出来そうです」

「いきなり作ると実際に搾る時の力加減でたいへんだと思うよ。私は実際に乳搾りをしたからどうにかなったけど。此処は感覚に近いものが有るから一度体験してからやった方が良いと思う」

「お嬢様の言う通りですね」

「それじゃぁ10個1セットでの見積りもと納期をメールで下さい。見積りもは何時も通りでクオンさんを通した金額で」

「わかりました。メールで送らせていただきます」

「お願いします。まだこれからカゼットさんの所に行かないと」

「相変わらず忙しいみたいですね」

「自分で始めた事だからね。それじゃ行くね」

 そう言ってリンダの工房を後にした。

「シンディさんのお店でお昼を食べてから行こうかな」


 セリカが帰った工房ではリンダとユータが話していた。

「セリカお嬢様は本当に色々やっているのですね」

「ああやり過ぎな感じだよ。でも楽しいよ。今思えば王都から引っ越して良かったと思っているよ。

 最初は私1人でやっていたからたいへんだったよ。

 それでフソウ国行きはどうする?」

「暫く考えさせて下さい」

「良いよ。2隻の船の事が終わってからで」

 話しが終わり作業に入って行った。


 

ご覧いただきありがとうございます。

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